[プロジェクトタイトル]
ケニア国ホマベイ地区における持続可能なスナノミ感染症対策プロジェクト
(草の根パートナー型)
[スナノミ症とは]
人獣共通の寄生性皮膚疾患であり、砂地の他、動物の小屋の周囲に生息するスナノミにより引き起こされる疾病です。同疾病は、痛みや患部の変形から歩行困難、最悪の場合は2次感染により死にも至る場合もあり、WHOから「顧みられない熱帯病」として指定され、対策が急務とされている疾病のひとつです。一方、同疾病に対する理解向上、行動変容や生活環境の改善によって予防でき、適切な治療を施せば治癒する可能性が高い疾病です。
ケニア国内でも、スナノミ症は他の感染症と比べて対策が十分でなく、過小診断や過少報告が問題となっております。
[プロジェクト目的・概要]
本プロジェクトは、ケニア西部に位置するホマベイカウンティの中でも、最もスナノミ症の罹患率が高いとされる2つのサブカウンティを対象地域としています。
スナノミ症の実態把握、予防・啓発、治療に関する現地の地域保健人材の育成を通じて、対象地域のスナノミ症の罹患率を改善することを目指します。
<新着情報>
- (JICA 草の根スナノミ症) スナノミ症キャンペーン2024を開催しましたJICA-NUITMは毎年3月3日のケニアのスナノミ症の日に合わせてホマベイ郡でスナノミ症キャンペーンを実施してきました、今年も2会場で開催されました。20 …
- (JICA草の根スナノミ症)キタレ県ラコメで開催された「ナショナルスナノミ症デー」のキャンペーンに参加しましたナショナルスナノミ症デーに伴うキャンペーンは毎年3月3日に行われ、今年はキタレ県のラコメ保健施設で開催されました。 本イベントは、保健省本部、キタレ県政府、 …
- (JICA 草の根スナノミ症) コミュニティ・ヘルス・プロモーター(CHP)巡回会議の実施CHP巡回会議は、JICA-NUITMと保健省がンディワとスバサウスの2つのサブカウンティ内で半年に1回のペースで開催しています。 今回は2024年1月22 …
- (JICA草の根スナノミ症)世界顧みられない熱帯病デーとマスタープラン発表会2024年1月30日、NUITM-JICAは、モンバサ群ムビタ副郡のトノノカ・グラウンドで、世界顧みられない熱帯病の日を記念し、顧みられない熱帯病撲滅のため …
- (JICA草の根スナノミ症) 株式会社小川工務店がJICA草の根プロジェクトを訪問2023年12月2日、3日、JICA-NUITM草の根プロジェクトに、長崎県佐世保市の株式会社小川工務店から 小川寛社長、小川航平さんが訪問しました。 今 …
- (JICA草の根スナノミ症) クワレ視察、ナイロビでの保健省チームとJICA代表とのミーティング2023年10月6日、クワレチームはナイロビ・アフィア別館で、Division of Vector-Borne and Neglected Tropical …
- (JICA草の根スナノミ症) クワレ郡保健省の交流訪問を実施 2023年10月1日から7日にかけて、JICA-NUITMとホマベイ郡保健省はクワレとナイロビへの視察を行いました。   …
- (JICA草の根スナノミ症) クワレ視察フィードバックミーティング 2023年10月17日、ホマベイ郡のツインタワーズホテルで、JICA-NUITMは保健省と共同でクワレ視察フィードバック ミーティングを …
- 【JICA草の根事業】JICAと大使館関係者にビタオフィスを訪問いただきました2023年9月18日、JICAと大使館から訪問いただきました。 チームはプロジェクトの概要やこれまでの成果について説明し、進捗状況を確認いただきました。 訪 …
- 【JICA草の根事業】日本(長崎)での中間報告会を実施しました2023年9月10日、長崎市内でJICA九州センター主催のTICAD30周年を記念した公式サイドイベントにて本プロジェクトの中間報告会を開催させていただきま …