[プロジェクトタイトル]
ケニア国ホマベイ地区における持続可能なスナノミ感染症対策プロジェクト
(草の根パートナー型)
[スナノミ症とは]
人獣共通の寄生性皮膚疾患であり、砂地の他、動物の小屋の周囲に生息するスナノミにより引き起こされる疾病です。同疾病は、痛みや患部の変形から歩行困難、最悪の場合は2次感染により死にも至る場合もあり、WHOから「顧みられない熱帯病」として指定され、対策が急務とされている疾病のひとつです。一方、同疾病に対する理解向上、行動変容や生活環境の改善によって予防でき、適切な治療を施せば治癒する可能性が高い疾病です。
ケニア国内でも、スナノミ症は他の感染症と比べて対策が十分でなく、過小診断や過少報告が問題となっております。
[プロジェクト目的・概要]
本プロジェクトは、ケニア西部に位置するホマベイカウンティの中でも、最もスナノミ症の罹患率が高いとされる2つのサブカウンティを対象地域としています。
スナノミ症の実態把握、予防・啓発、治療に関する現地の地域保健人材の育成を通じて、対象地域のスナノミ症の罹患率を改善することを目指します。

<新着情報>
- 5年間の草の根技術協力プロジェクト最終報告会を開催しました2025年12月16日、ケニア・Homa Bay郡のHotel Twin Towersにて、JICA・長崎大学(NUITM)による草の根技術協力プロジェクト …
- JICA・NUITM 各サブカウンティレベルでの草の根スナノミ症対策プロジェクト成果共有報告会を開催本プロジェクトは、2025年11月25日と12月2日に、スバサウス(Kentab Hall)およびンディワ(Village Resort Hall)の2つの …
- JICA草の根スナノミ症プロジェクトは、居住者に対し最終KAP調査を実施しました。JICA-NUITMでは、Ndhiwa および Suba-South の 2 サブカウンティにおいて、住民の KAP(知識・態度・実践)調査を継続的に実施し …
- JICA草の根技術協力事業「持続可能なスナノミ症対策プロジェクト」第10号ニュースレターが発行されました!ホマベイ郡保健局と連携し、第10号ニュースレターを発行しました。 ニュースレターの主な内容(2025年1月から7月までに実施された活動) 世界NTDデーに関 …
- JICA-NUITMが長崎大学にてセミナーを開催2025年8月25日、JICA-NUITMチームは長崎大学を訪問しました。今回の主な目的は以下の2点でした。 現在進行中のスナノミ症プロジェクト活動に関する …
- JICA-NUITMが横浜市で開催のTICAD9会議に出席第9回アフリカ開発会議(TICAD 9)は、2025年8月20日から22日にかけて、横浜市で開催されました。JICA草の根プロジェクトの一環として活動する当 …
- (JICA草の根 スナノミ) JICA九州, JICAケニアモニタリング・評価チームがスナノミ症プロジェクトを視察7月2日から4日にかけて、ホマベイ郡におけるJICA草の根技術協力事業最終評価調査のために、JICA九州 西宮奈緒美パートナーシップ担当とJICAケニア事務 …
- JICA 草の根 スナノミ症 私たちはンディワ、スバサウス サブカウンティの小学校20校においてKAP調査を実施しました。過去 4 年間に知識、態度、実践 (KAP) 調査を異なる年や時期に、同じ地域内において実施しました。第1ラウンドと第2ラウンドは 2022年と2023年に …
- (JICA草の根スナノミ症) JICAケニア事務所長らがビタ拠点を訪問2025年6月6日、JICAナイロビ事務所の晋川所長、金子所員、キニャンギ所員が長崎大ビタ拠点の草の根プロジェクトを訪問し、プロジェクトの進捗状況を視察しま …
- (JICA草の根スナノミ症) CHP定例会議を実施しました。JICA-NUITMと保健省は、ンディワとスバ・サウスでCHP定期会議を開催しました。今回の定例会議には、両方のサブカウンティのすべてのコミュニティ・ユニッ …










