JICA-NUITMが長崎大学にてセミナーを開催

JICA-NUITMが長崎大学にてセミナーを開催

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2025年8月25日、JICA-NUITMチームは長崎大学を訪問しました。今回の主な目的は以下の2点でした。

  1. 現在進行中のスナノミ症プロジェクト活動に関するセミナーの実施
  2. 留学生を含む長崎大学の学生や教職員との交流

私たちは草の根プロジェクトの進捗について発表しました。

具体的には、スナノミ症とはどのような病気かを説明し、プロジェクトの背景、目的、主な活動、成果、良い実践例について紹介しました。また、対象地域におけるスナノミ症の有病率を調査したベースライン調査(2021年)とエンドライン調査(2025年)の結果を共有し、このプロジェクトによって 95%以上の効果 が示されたことを報告しました。その後は、参加者との活発で学びの多い質疑応答が続きました。

このセミナーには長崎大学の学生や教職員が参加し、神谷教授をはじめ多くの先生方も出席されました。神谷教授にはキャンパス内を案内していただき、熱帯医学研究所の所長をはじめ、関係各所への表敬訪問も行いました。最後に、私たちはケニア料理のランチを用意し、参加者全員で楽しみました。中には「人生で初めて手で食べる」という方もいて、料理を通じて文化や習慣を共有し合い、互いの理解と交流を深める貴重な機会となりました。

長崎大学におけるJICA-NUITMプロジェクトプレゼンテーション

JICA-NUITMスタッフ、長崎大学職員、および学生との対話型ランチセッション