長崎大学熱帯医学研究所ケニア拠点

長崎大学熱帯医学研究所ケニア・ナイロビ研究拠点
長崎大学熱帯医学研究所ケニアプロジェクト拠点

新興・再興感染症および熱帯病の研究高度化を目的に、 熱帯地に研究教育拠点を構築し、 現地研究者と共同で、 長期、継続的かつ広範囲の調査研究、 若手研究者の現地教育を実施し、 JICAとの連携により、開発援助の側面からも成果を現地住民へ還元する

皆様へお知らせ
 
2016.5.25 NEW!
健康な地域社会をつくる学童プロジェクトの表彰式を開催
 2016年2月17日、JICA草の根技術協力事業「第2回学校保健表彰式」をケニアで開催しました。ケニア西部・ビクトリア湖のルシンガ島にあるWasaria小学校の校庭を会場とし、保健省、教育省関係の国、カウンティー、県の担当者、ビタ県のコミュニティーヘルスボランティア並びに各地区チーフ、校長、保健担当教員、学校運営委員長、児童、保護者らが参加し、総勢1,075人に及ぶ式典が開催されました。

初めにケニア国旗と長崎大学校旗を掲揚し、全員起立のもとケニア国家を斉唱し、代表校の児童たちが、歌や踊りを披露し、招待者からプロジェクトに対する感謝の意を表する挨拶がありました。

最後に、ケニアの教育省と保健省が定めた指針に基づき、金賞6校、銀賞12校、銅賞3校、最優秀改善校1校を表彰し、トロフィー、賞状と賞品を授与しました。また、最優秀児童保健委員会校1校も、あわせて表彰しました。残念ながら今回は表彰の対象にはならなかった学校には、参加証明書を授与しました。

プロジェクトの活動の様子の写真は、下記ウェブサイト及びフェイスブックを参照下さい。
http://www.tm.nagasaki-u.ac.jp/nuitm/
http://www.facebook.com/groups/479825108855852/



用意されたトロフィーと数々の賞品

式典の最初にケニア国旗と長崎大学校旗を
掲揚し、全員起立してケニア国家を斉唱


代表校の児童たちが歌や踊りを披露

プロジェクトの短期専門家である、琉球大学の小林潤教授より学校保健の大切さを説明


ビタ県が所属するホマベイカウンティーの保健局長から金賞を受賞した学校を表彰

式典の最後に、参加者みんなで集合写真

2016.5.25 NEW!
朝日新聞デジタルにmSOSの記事が掲載されました
 朝日新聞デジタルに携帯電話のSMS(ショートメッセージサービス)を利用したアウトブレイク警戒システム(mSOS: mobile SMS-based disease Outbreak alert System)の記事が掲載されました。

朝日新聞デジタル掲載記事(日本語)

The Asahi Shimbun article (English)
2016.4.14
「ケニア・ビクトリア湖島嶼マラリア撲滅プロジェクト」がスエーデンの公共テレビで紹介されました
 大阪市立大学の金子明教授が中心となって推進する「ケニア・ビクトリア湖島嶼マラリア撲滅プロジェクト(カロリンスカ研究所(スエーデン)と長崎大学熱帯医学研究所との共同研究プロジェクト)」がSVT(スエーデンの公共テレビ)の科学番組で紹介されました。

 ※番組開始の30分50秒後から紹介されます。

番組の映像はコチラ
2016.4.13
「マレンガ漁村における地域経済活性化のための農水産加工施設(ブニャラ インダストリアル パーク)」の起工式典
 2016年3月11日、ケニア西部のブシア郡ブニャラ県マレンガ村において日本政府草の根無償資金協力による「マレンガ漁村における地域経済活性化のための農水産加工施設(ブニャラ インダストリアル パーク)」の起工式典が挙行されました。
この事業は同地区の農水産物に付加価値をつけて販売するため、地元特産在来魚「オメナ」の加工施設と地域で生産される米の加工施設、さらにそれらの包装施設の建設と関連機械を供与するものです。

式典には日本大使館から森臨時代理大使が、ケニア側からはブダランギ選挙区選出国会議員Mr. Ababu Namwamba氏他、ブシア郡選出上院議員、ケニア政府農畜水産省次官等多くの関係者が列席して盛大に行われました。

 長崎大学は当地マセノ大学とビクトリア湖を対象にした水質浄化、水産振興に関する共同研究プロジェクト「LAVICORD事業」を行っていることから、この式典に招待され、瀬古プロジェクトマネージャー並びに井上真吾助教が出席し、Mr. Ababu Namwamba氏及び森臨時代理大使のスピーチの中でLAVICORD事業を丁寧に紹介していただきました。

 また、Mr. Ababu Namwamba氏主催の朝食懇談会において主な式典出席者にLAVICORD事業について説明する機会を得ることが出来ました。

在ケニア日本大使館に掲載された本件記事



礎石に取り付けられた事業銘板

式典であいさつする森臨時代理大使

2016.4.11
ケニアでmSOS( mobile SMS-based disease Outbreak alert System) の全国展開に向けた講師育成研修を実施
 mSOS(mobile SMS-based disease Outbreak alert System)は熱帯医学研究所・ウイルス学分野がケニアで実施しているSATREPSプロジェクトで開発された感染症の早期警戒システムであり、地域の保健・医療担当者が患者発生情報を携帯SMS(文字メッセージを送受信するショートメッセージシステム)で報告すると政府や自治体に直ちにその情報が届き、データが蓄積される仕組みとなっています。

 mSOSは試験運用を終え、インフラが十分でない場所での高い効果が証明され、この結果は医学雑誌Emerging Infectious Diseasesで報告されました(2016年4 月号)。

 また、昨年ケニアの保健大臣が大統領に1年間(2015年7月から2016年6月)に達成すべき業務として掲げた、パフォーマンス・コントラクトにも本システムの導入が記され、ケニアで全国展開することが決定しています。

 この全国展開に向けて、2016年1月6日から1月8日までの3日間、講師育成のための国家レベル疾病および災害対策官の研修が行われ、保健省から30名の参加者がありました。さらに、育成された講師によるカウンティやサブカウンティへの研修が2016年2月から始まっています。これまで研修を実施したカウンティは23カウンティ(沿岸、中部、東部、北東部、ナイロビ地域)で、研修対象者は各カウンティおよびサブカウンティの保健情報担当官(HRIO)、感染症担当官(DSC)で合計316名です。研修を受けた担当官はシステムの概要と操作方法を学び、感染症の疑いがある患者や災害が発生した際にはその情報を迅速に報告することが可能となります。各担当官は各地域の医療従事者へもシステムの操作方法を教え、システムの活用を促進する役割も期待されています。





2016.3.1
日本政府系の英文広報誌「Japan Journal」2016年1月号にSATREPSプロジェクトが掲載されました
日本政府系の英文広報誌「Japan Journal」2016年1月号にSATREPSプロジェクトが掲載されました。


「Japan Journal」2016年1月号(PDF)
2016.3.1
日経バイオテクにmSOSが紹介されました
日経バイオテクにmSOSの記事が掲載されました。


日経バイオテク掲載記事(PDF)
2016.2.24
平成25年度教師海外研修プログラム(ケニア)の報告書が作成されました
平成25年度の教師海外研修で九州からケニアに来られた先生方の報告書が作成されました。

平成25年度教師海外研修プログラム報告書(ケニア)
2016.1.18
スマイルアフリカプロジェクトの支援でビタの児童に運動靴の寄贈を行いました
 スマイルアフリカプロジェクトとは、「日本でサイズが合わなくなった運動靴を回収し、アフリカの子供達に届けよう。」を合言葉に、日本の企業(株式会社木楽舎/月刊「ソトコト」)が運営しているプロジェクトです。個人や様々な機関から回収された靴を、必要とする現地の子どもたちに確実に届けるために、JICAと協力しながら寄贈を行っています。
当拠点は児童の保健衛生環境の向上を目的とした学校保健事業を、JICA草の根技術協力事業により2012年からビクトリア湖沿いのビタ県で実施しており、安全と衛生対策のひとつとして、靴を履くことを指導しています。この地域には靴を履くことで予防可能な寄生虫の感染症があります。草の根事業チームはJICAケニア事務所を通じて、靴を届ける橋渡しとして参加しており、今回は同県で6校目と7校目の児童たちに合計389足の運動靴を寄贈することができました。
 今回の寄贈にあたり、予め調査を行ったところ、事業実施地域内52校の調査の対象となった小学生3・4年生1,040人のうち、13%の児童が裸足で通学していることが明らかになりました。その中でも裸足で登校している児童が多かった、Usao Primary SchoolとWakondo Primary Schoolに靴を贈りました。
 靴を寄贈した児童たちには、スマイルアフリカプロジェクトの活動内容を紹介し、オリンピック金メダリストの高橋尚子さんが支援していることなどを説明しました。寄贈された靴がどのようにして集められ、遥か遠い日本の多くの方々からサポートを受けケニアまで届いたことを強調し、大切に扱うように念を押しました。靴がもらえることが分かると、児童たちの目が一斉に輝き出す光景は、とても印象的でした。これからも、スマイルアフリカプロジェクトの活動が継続することを心から祈ります。

スマイルアフリカ:http://www.sotokoto.net/smileafrica/



Usao Primary School
始めに、きちんとした靴を履いていない児童と靴を履いている児童に選別

寄贈された靴を履く児童
右足には古い靴を履いている


寄贈された靴を掲げ、歌を歌いだす児童達

Wakondo Primary School
始めに、きちんとした靴を履いていない児童と靴を履いている児童に選別


寄贈された靴を早速履く女子児童達

各自寄贈された靴を掲げる児童達



2015.12.22
日本リモートセンシング学会、長崎大学熱帯医学研究所共催シンポジウムが開催されました
 11月26日、長崎大学医学部良順会館ボードインホールにおいて日本リモートセンシング学会、長崎大学熱帯医学研究所共催シンポジウム「宇宙から感染症をとらえる」が開催されました。プログラムは下記の通りです。

■特別講演:公衆衛生とリモートセンシング --これまでの試みと将来展望--
1.福田 徹(リモートセンシング技術センター)リモートセンシングの公衆衛生分野での利用動向
2.皆川 昇(熱帯医学研究所)公衆衛生学分野から見たリモートセンシングへの期待

■特別セッション:公衆衛生におけるリモートセンシングの活用
1.森山雅雄(長崎大工学部) 「ビクトリア湖のアオコ・ホテイアオイとNDVI」
2.松下直彦・橋爪真弘(熱帯医学研究所)「ケニアビクトリア湖周辺マラリアと環境因子」
3.安本晋也(立命館大学) 「バングラデシュにおけるヒートアイランド と下痢症」
4.田殿武雄(JAXA) 「WHOにおけるポリオ撲滅のためのALOS高精度地形データの活用」
5.パネルディスカッション

ポスター(PDF)
学会HP
2015.11.30
ビタリサーチサイトをSiaya Institute of Technologyの学生が視察しました
 2015年10月29日、日本でいう国立の専門学校であるSiaya Institute of TechnologyのSocial Work and Community Developmentコースで学ぶ学生53名と引率教員2名が、片道約4時間のバス移動を経て、ビタリサーチサイトを視察しました。今回の視察の目的は、長崎大学のビタでの具体的な研究や活動内容を知ることでした。
 初めにSiaya Institute of Technologyの学校紹介があり、引き続き本学の概要、ケニア拠点及びビタリサーチサイトの概要を紹介しました。更に我々の各チームから、その研究や活動内容を説明しました。

• 人口静態・動態システム
• マラリアベクター
• 寄生虫
• 下痢症
• マルチプレックス
• 学校保健プロジェクト(JICA草の根技術協力事業)

 午後は学校保健プロジェクトの対象校であるUya小学校に、車両で30分ほどかけて移動し、活動現場を実際に見て理解を深めてもらいました。 これほど多くの学生を一度にビタリサーチサイトで受け入れたのは初めてであり、双方にとって実りの多い一日となりました。


人口静態・動態システムについて説明する
Mr. Kennedy

Zonal School Health Checklistに基づき、児童の保健衛生に関する知識の調査をするビタ保健局のオフィサーに同行する学生達


学校保健プロジェクトでUya Primary Schoolに建設したトイレを視察する学生達

Siaya Institute of Technologyの皆さんと




2015.11.16
ケニア拠点ビタの草の根事業がJICAケニア事務所よりインターンを受け入れました。
ビタの草の根事業で広報としてJICAケニア事務所よりインターンの受け入れを行った方の記事がJICAケニア事務所Facebookに掲載されました。記事のタイトルは「長崎大学の草の根技術協力事業「健康な地域社会をつくる学童支援プロジェクト」を取材しました」です。さらに詳しい内容は以下のJICAケニア事務所Facebookのリンクをご覧ください。

http://www.facebook.com/jicakenyajp/
2015.10.01
ケニア派遣の現地調整員 風間春樹さんのインタビューがJICAのホームページに掲載されました
ケニア拠点に在籍で現在ケニア派遣の現地調整員 風間春樹さんのインタビューがJICAのホームページに掲載されました。詳しい内容は以下のJICAホームページリンクをご覧ください。

http://www.jica.go.jp/kenya/office/others/volunteer_50th/07.html
2015.09.01
mSOS開発成果について保健大臣に報告しました
 mSOS開発の成果について保健大臣に報告しました。詳しい内容は以下のJICAホームページリンクをご覧ください。

(和文)http://www.jica.go.jp/project/kenya/006/news/20150708.html
(英文)http://www.jica.go.jp/project/english/kenya/006/news/general/150708.html
2015.08.01
ナイロビ日本人学校で「熱帯ウイルス病と闘うには!」というテーマの授業を行いました
 6月17日(水)ナイロビ日本人学校にて、SATREPS(地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム)の広報・啓発活動の一環として、ケニア拠点の井上真吾博士による「熱帯ウイルス病と闘うには!」というテーマの授業を行いました。
 ナイロビ日本人学校では1学期に1回「アフリカ学習」というアフリカをテーマにした全学年(小学校1年生から中学校3年生)対象の授業を行っています。
 対象の学年が幅広く、授業時間も50分と短い中で、井上博士はウイルスについてサンダルを用いて如何に小さいか、ウイルスの中でも種類によって大きさや形状にどんな違いがあるのか、どうやって人に感染するのか、その感染を防止するにはどうしたら良いのか、といったことを分かりやすく説明しました。
 また、講義を聴くだけではなく、実習として倒立顕微鏡で蚊の細胞やサルの細胞を観察してみたり、簡易検査キット(デモ用のキット)に試薬を垂らして反応を見たり、感染力の高い危険なウイルスの実験をする際に着用する防護服を着てみたり、と子供達は楽しみながら体験的に学ぶことができました。


ウイルスの説明をする井上真吾博士

顕微鏡で細胞を見ている子供達


簡易検査キットに試薬を垂らす生徒たち

防護服を着用する中学生




2015.06.01
ケニアロボットコンテスト2015に長崎大学工学部教授が審査員に、講義も開催。
 5月11日~15日まで開催された第4回National Science Weekのメインイベントとして、今年で通算7回目の大会となるケニアロボットコンテストが ナイロビ大学にて開催されました。
 今回ケニア教育科学技術省Suda次官からの直々の要請で、本学工学部から喜安千弥教授、柴田裕一郎准教授が審査員として参加しました。また省からの強い要望で初日にケニアの大学や高専等の教員を対象として講義を行い、集まった先生方は真剣な表情で受講し、講義資料も先生方の生徒指導用資料として広く共有されました。
 今年のルールは教育科学技術省の方針で「自分達の手の届く技術範囲での競い合い」を目標とし、コンテストには27のロボットが競技に参加、1校で2台を用意してくる学校も幾つかありました。すべてのタスクをクリアーし、競技時間3分以内、どれだけ早く終了させるかを競う場面もあり白熱した競技となったため、狭い競技場は応援する人達の熱気に包まれていました。1位から3位までの学校とBest Foreign Instituteには、工学部の有志の先生方が日本で購入された日本の技術の粋を実感できる賞品が手渡され、生徒達は目を輝かせていました。その他ケニア拠点からはBest Constructed Robot, Judges Awardsに賞品が提供されました。今回はNational Science Week主催者であるNational Commission for Science, Technology and Innovation (NACOSTI)もロボットコンテストをメインイベントと位置付けたことを証明するように自らベストロボットや学校を選び、賞品を授与しました。途中で動かなくなっても、または全く動かなかったとしても何一つ怯むことなく自分達で作成したロボットと向き合う生徒達。他の参加校のロボットから、また先生方のアドバイスから学び、より良いロボットを作ろうとしている生徒達。また来年も作り続けてと願う5日間でした。


1位のMeru Technical Training Instituteの
メンバーと

ロボットの説明を受ける喜安先生と柴田先生


ロボットの調整をする学生達

教育科学技術省担当官から紹介を受ける柴田先生


講義をする喜安先生



2015.03.13
SATREPS: 「mSOS Ebola」の引き渡し式を挙行しました。
■JICA-JST SATREPS(地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム)関連ニュース■
本研究課題名:「ケニアにおける黄熱病およびリフトバレー熱に対する迅速診断法の開発とそのアウトブレイク警戒システムの構築」

 2014年12月、ケニア保健省にて、JICA-JST SATREPSプロジェクトからケニア保健省にむけて、エボラ対策小冊子「出血熱(VHF)患者臨床管理ガイドライン」2万部および「mSOS Ebola」の引き渡し式を挙行しました。
世界保健機関(WHO)ケニア代表、寺田在ケニア大使、江口JICAケニア事務所長、保健大臣、保健省関係者、本拠点からメディアなどが出席しました。プロジェクトを通して、携帯電話のSMS(ショートメッセージサービス)を利用したアウトブレイク警戒システム(mSOS: mobile SMS-based disease Outbreak alert System)が試験的に開発されました。そのmSOSをベースにしたmSOS Ebolaは、エボラ出血熱が疑われる患者のもとへ出動する即時対応チームによる情報や、患者の血清サンプルの検査を行うケニア中央医学研究所による診断結果が、無料で瞬時に保健省と共有できるシステムとなっています。2014年12月からケニア全国で使用されています。

mSOSが取り上げられたUSAID発行のレポートmHealth Compendium Volume 4: http://www.africanstrategies4health.org/uploads/1/3/5/3/13538666/msos.pdf

レポート全体: http://www.africanstrategies4health.org/uploads/1/3/5/3/13538666/usaid_mhealth_
compendium_vol._4_final.pdf





引き渡し式の様子(左からWHO代表、在ケニア日本大使、保健省代表)

引き渡し式の様子


集合写真(保健省代表者、JICAケニア事務所代表者、熱研ケニア拠点長)

ケニア保健大臣とJICAケニア事務所長




2014.11.11
元ケニア国首相府・大統領府経済アドバイザー日野博之教授による講演会を開催しました。
  10月27日、神戸大学経済経営研究所特命教授・イェール大学客員教授の日野博之教授を迎えて第5回国際連携セミナー「躍動するアフリカと日本の若者たち」を開催しました。
この講演会は、現在進行しているケニア・マセノ大学と長崎大学水産学部と工学部による「ビクトリア湖における包括的な生態系及び水環境研究開発プロジェクト」の立ち上げにケニア国首相府経済アドバイザーとして日野教授にご尽力いただいたことから、今回講演頂く機会を得て実現したものです。経済学部の学生をはじめ80名におよぶ聴講者を前に、独立後のアフリカの経済成長について、国際通貨基金での30年に亘る勤務経験を踏まえた独自の視点から、ご自身のエピソードを交えたご講演でした。参加者はアフリカの過去と未来を語る日野教授のお話に熱心に耳を傾けていました。
 




挨拶を行う岡田裕正経済学部長と一瀬拠点長

日野博之教授


多数の参加者が聴講しました




2014.11.11
スマイルアフリカプロジェクトからの支援でビタの児童へ靴が寄贈されました。
  今年1月の寄贈に引き続き、9月と10月に、スマイルアフリカプロジェクトによる第2回目となる靴の寄贈が行われました。
 スマイルアフリカプロジェクトとは、「日本でサイズが合わなくなった運動靴を回収し、アフリカの子供達に届けよう。」を合言葉に、日本の企業が運営しているプロジェクトです。当拠点は橋渡しとして、JICA草の根技術協力事業の学校保健事業を実施しているケニア西部のビタの子供たちに靴を届けるお手伝いをしています。
 当拠点は学童の保健衛生環境の向上を目的とした学校保健事業をビタ地域で実施しており、安全と衛生対策のひとつとして、靴を履くことを指導しています。草の根事業チームはJICAケニア事務所を通じて、靴を届ける橋渡し役として参加し、第1回目には200足の運動靴を子供たちに届けることができました。
 今回の寄贈にあたり、調査を行ったところ、学校保健事業実施地域内68校の3・4年生1,360人のうち14.4%の児童は裸足で通学していることが明らかになりました。そのなかで、裸足で登校している児童が多かったEddie Memorial Primary SchoolとWaondo Primary Schoolの2校の子供たちに合計199足の靴を贈りました。草の根事業の風間コーディネーターは、「家庭の状況などから、裸足で登校せざるを得ない児童に対して、靴をはくことの重要性を事業の中で指導することは可能だが、靴を買うことはできず、ジレンマがあった。」と云います。この地域には砂ノミという足先に寄生するダニが地面にいることから、靴を履くことが予防になります。
 贈られた靴の中には日本の子どもたちからのメッセージが入っていて、読み上げられるメッセージに児童たちは興味深そうに耳を傾け、靴を受け取りました。嬉しそうに靴を履く様子が大変印象的で、当拠点が実施している学校保健事業にとっても心強いステップとなった一日でした。

スマイルアフリカ:http://www.sotokoto.net/smileafrica/
 




思い思いに選んだ靴を履く児童 (Eddie Memorial Primary School)

靴に入っていた日本の児童からのメッセージを読み上げる (Eddie Memorial Primary School)


各自寄贈された靴をかざす児童達。後方はビクトリア湖 (Eddie Memorial Primary School)

思い思いに選んだ靴を履く児童


各自寄贈された靴をかざす児童達 (Waondo Primary School)




2014.11.11
長崎大学アフリカ拠点としてケニア日本人会主催の「ふれあい祭り」に初参加しました。
  9月20日、ケニア在住の日本人で構成される日本人会の年間最大のイベント「ふれあい祭り」がナイロビ市内の日本人学校運動場で開催されました。
 長崎大学アフリカ拠点は今回が初めての参加で、拠点のブースでは研究や地域貢献活動を紹介するかたわら、長崎名物の「皿うどん」の店頭販売も行いました。また、当拠点は今年から、水産学部と工学部が現地のマセノ大学、モイ大学、ケニア海洋水産研究所等と共同で実施する「ビクトリア湖における包括的な生態系及び水環境研究開発プロジェクト」(LAVICORD Project)を開始していますが、ナイルパーチやティラピアを材料にして試作した「かまぼこ」を初披露しました。このかまぼこは、ビクトリア湖で穫れる魚の付加価値を上げるために、加工品製造を目指したLAVICORD Projectのコンポーネント3グループの研究活動の一つとして行っているものです。かまぼこと皿うどんのの評判はとても良く、それぞれ2時間、3時間あまりで完売しました。
 今回のふれあい祭りには、長崎大学の拠点職員、その家族、ケニアに滞在している研究生含めて総勢23名が参加しました。今年は例年になく多くのブースが出店され、300名近くの人が参加する盛況ぶりでした。




かまぼこ入りの皿うどんは大好評!

ナイルパーチとティラピアで作ったかまぼこ


大学のブースと参加した
拠点スタッフとその家族




2014.11.11
第7回P3セミナーを開催しました。
  ケニア拠点では、例年研究者を対象に、P3施設の利用と管理と運営について、その実践を学ぶことができるBSL-3(バイオセーフティーレベル3)トレーニングワークショップとセミナーを開催しています。
このワークショップとセミナーは実験室内感染や病院内感染などを引き起こす感染事故を未然に防ぐために極めて重要であり、特に熱帯感染症の研究を行っているケニア拠点の研究・教育においても重要な役割を果たしています。
セミナーでは11コマのプレゼンテーションが行われ、バイオセイフティーの概念とP3施設の構造に関する理解はもとより、P3施設内でのBSL3病原体の安全な取り扱いなどに関する理解を深めてもらい、さらにその実技習得のためにP3施設内での作業に必須な実践的手技にはほぼ1日を費やし、トレーニングを行います。この一連のセミナーと実践トレーニングを行った後、筆記試験を行い、合格者には受講修了証明書を授与します。9月7、8日に開催された今年のセミナーは、12名が受講し、最終的に10名が合格しました。また6名が同時にリフレッシュトレーニングを受講しました。
 このワークショップはケニア人研究者にとってP3施設で働くための必須のステップとなっています。我々、主催者にとっても、このワークショップを行うことは非常にやりがいのあることであり、このようなワークショップをこれからも開催することは大変大きな意義があると思います。

第7回P3セミナープログラム(PDF)  




P3実験室内でトレーニングを受ける参加者

拠点長および指導スタッフと受講者たち




2014.10.03
JICAによる教師海外研修の受け入れを行いました。
  8月3日~5日の3日間にわたって、JICA九州で行われている教師海外研修の受け入れを行いました。
JICA九州の教師海外研修とは、九州各県の小学校・中学校・高校の教員、教育委員会等関係者を対象に、JICAの事業が行われている開発途上国に教師を約10日間派遣し、国際協力の現場の視察を通し、開発途上国に対する理解を深めるための事業です。
昨年に引き続き、ケニアで行われた教師海外研修では教員9名と新聞記者1名の計10名が2泊3日で当拠点のビタリサーチサイトを訪れました。

JICA九州Facebookの記事はこちら
※この研修について9月18日の西日本新聞に当拠点スタッフの取り組みについて記事が掲載されました。



ビタ事務所にて教員に長崎大学のケニアにおける50年の歴史や感染症などについて解説する嶋田教授

Dr. Willams primary schoolにて児童から熱烈な歓迎を受ける教員


Waware mixed day secondary schoolにて生徒と交流する教員

ローカルなバーで山羊肉と地元の主食であるウガリを食べる教員




2014.10.03
SATREPSプロジェクト「南部アフリカにおける気候予測モデルをもとにした感染症流行の早期警戒システムの構築」を開始しました。
  「南部アフリカにおける気候予測モデルをもとにした感染症流行の早期警戒システムの構築」のキックオフミーティングが8月6日、南アフリカ共和国・プレトリアにて開催されました。
また、キックオフミーティングに先立ち、8月5日にキックオフシンポジウムが開催されました。

プロジェクトの詳細(SATREPSホームページ)
南アフリカ科学技術省ホームページ
キックオフシンポジウムプログラム(PDF)



キックオフシンポジウムの会場

参加者の記念撮影


プロジェクトの紹介を行う皆川教授




2014.09.01
HDSSセミナーを開催しました。
  8月26日、長崎大学熱帯医学研究所において、今年5月に着任したケニア拠点のHDSS(Health and Demographic Surveillance System、人口静態動態調査システム)担当の助教のピーター ラーソン博士 (ミシガン大学、公衆衛生学校、疫学分野で学位を取得)による「マラリアと貧困の複雑な関係を解く:測定と相関」と題したセミナーを開催しました。
途上国ではその測定が非常に難しいとされている個人の豊かさ(Socioeconomic Status, SES)を統計学的な手法で測定する試みがなされ、途上国では死亡原因の上位にランクされる マラリアが貧困と大きく関係しているマラウィのデータを分析した研究結果が紹介されました。あわせて、人々の豊かさの測定に伴う課題が議論され、会場からも色々な意見が活発に交わされ、 今後のケニアにおけるHDSSを使った研究の可能性を探る有意義なセミナーとなりました。
ケニア拠点のHDSSは現在、ビタとクワレの2地域で稼働しており、今後新たな研究グループの参入が期待されます。


参加者からの質問に回答するラーソン助教

セミナーの様子




2014.06.18
在ガボン日本国大使館の小林大使による特別講義を開催しました。
 6月9日、中部アフリカの在ガボン日本国大使館より小林正雄大使が来学され、長崎大学学長、熱帯医学研究所所長への表敬の後、国際健康開発研究科と熱帯医学研修課程の学生ならびに熱帯医学研究所の職員を対象として特別講義を行いました。
 昨年7月、ガボンで政府主催のシュバイツァー博士来訪100周年記念シンポジウムにおいて、一瀬拠点長が小林大使より招待を受け、これを交流のきっかけとして、このたび、小林大使の長崎大学への訪問と特別講義が実現しました。
 特別講義「中部アフリカ・ガボンという国」では、ガボン人の人となりはもとより、ガボンの医療状況や国際協力状況、さらにシュバイツァー病院の現状などが現地の写真とともに紹介され、学生や熱研関係者は研究や活動をおこなったことのない土地の話に興味深く耳を傾けていました。
 質疑応答では、医療・保健分野に限らず、農業や水産業などさまざまな分野での研究や国際協力の可能性があるという意見もあり、ガボン国内の治安の良さを利点に、今後ガボンと日本の交流がますます発展していくことが期待されます。


在ガボン日本国大使 小林正雄大使

講義の様子




2014.06.04
第6回ケニアロボコン大会に工学部が参加しました。
  5月19日から始まった第3回National Science, Technology and Innovation Weekの中のメインイベントとして、今年で6回目の大会となるケニアのロボットコンテストがナイロビKICCにて開催されました。 今回はケニア教育科学技術省からの要請により本学工学部から喜安千弥教授が審査員として参加しました。最終日にはコンテスト参加者に対してロボット工学に関する講義を行い、開催者側や参加者から好評を得て、 感謝の言葉を頂きました。今回のロボットコンテストは政府の補助金減少により参加学校が昨年より少なかったものの、ケニアと隣国ウガンダとルワンダの大学、職業訓練学校、合わせて15校が参加しました。
 現地で手に入れられる物を利用し、様々な工夫やアイデアを取り入れ、技術の差はあるものの、どのチームも苦心の自作ロボットで、どのイベントよりも多く集まった観衆から熱い声援を受けながら競技を繰り広げました。
 喜安千弥教授とケニアの審査員の協議の結果、1、2位にはケニアの学校、3位にはウガンダの学校、審査員賞にはルワンダの学校、ロボコン創始者の名前から取られた牧野賞にはケニアの学校が選ばれ、1位、2位には長崎大学工学部より賞品PCが、他参加学校全てにフラッシュデスクが贈られました。 「また来年、改良したロボット作って持ってくる」という生徒たちの言葉と笑顔を残して2014年のロボコンは幕を降ろしました。



審査風景

生徒達からの質問に答える喜安教授

競技開始合図を真剣な表情で待つ生徒

審査員参加証書を教育科学技術省事務次官
より受け取る喜安教授




2014.02.03
水産・工学部が「ビクトリア湖における包括的な生態系及び水環境研究開発プロジェクト」を開始しました。
2014年2月3日
 ビクトリア湖沿岸のケニア・キスムで、水産学部と工学部の「ビクトリア湖における包括的な生態系及び水環境研究開発プロジェクト」が開始されました。
 2010年より熱帯医学分野以外の他学部の参入を目的に、熱帯医学研究所ケニア拠点に長崎大学アフリカ拠点が併設され、水産学部、工学部、歯学部、医学部・保健学科がケニアで研究活動を開始しています。
 この中で、2012年よりアフリカ拠点を中心として、キスムのマセノ大学に技術協力する形で、水産および工学分野の研究者が共同して実施する、ビクトリア湖の水環境や水産資源に関する問題に焦点をあてたプロジェクトの立ち上げを行ってきました。本プロジェクトは、昨年7月にカウンターパートファンド事業として採択、承認され、マセノ大学をプロジェクト拠点とし、ケニア海洋水産研究所(KMFRI)やモイ大学の現地研究者と協力して推進していくものです。1月30日に長崎大学にて片峰学長らがプロジェクト開始についての記者会見を行い、2月3日にマセノ大学でケニア国環境大臣、在ケニア日本大使並びにビクトリア湖周辺の5県の知事が参加してキックオフミーテングを開催しました。このプロジェクトの特徴はローテクで、現地調達可能な資材を利用して、持続可能なシステムの開発を目指すのが目標です。
 水産学部は漁法・養殖・加工の技術を生かしてビクトリア湖の水産資源の保全と活用、住民の漁業収入の安定化に取り組む一方、工学部は水質の浄化、リサイクルシステムの開発を目指して安全な水の確保や水系感染症予防に取り組みます。事業期間は2年間で湖周辺住民3万人を対象としています。

長崎大学ウェブサイトの記事はこちら:
http://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/about/info/news/news1437.html


2014.02.25
スマイルアフリカプロジェクトを通じて、ビタの児童に靴を200足寄贈しました。
 スマイルアフリカプロジェクトとは、シドニー五輪女子金メダリストの高橋尚子さんが中心となって行われているプロジェクトで、ケニアの子供達に運動靴を寄贈しています。スマイルアフリカプロジェクトから、JICAケニア事務所を通じて、長崎大学は200足の運動靴をいただき、ビタの児童達に寄贈することができました。
以下、ビタのスタッフからの報告です。
  Nagasaki University is working together with the Ministry of Education and Ministry of Health to carry out a School Health Project within Mbita Division through Japan International Cooperation Agency (JICA) Partnership Program. The project is being implemented to improve on the sanitation and health standards of all pupils from primary schools within coverage area.Late last year Nagasaki University received two hundred (200) pairs of shoes from SMILE AFRICA PROJECT in Japan through JICA Kenya office to be donated to the needy pupils in schools.
  Late last year, Nagasaki University received two hundred (200) pairs of shoes from SMILE AFRICA PROJECT in Japan through JICA Kenya office to be donated to the needy pupils in schools. Two schools, Alero Primary School and Kirambo Primary School benefited from this donation. The two schools which are having muddy floor and located in very remote areas respectively were selected by Officers from the two Ministries. Pupils, parents and teachers from the two schools were very happy and appreciated a lot for the shoes and promised to give the maximum support to the ongoing project in order to see it achieve its objectives.
(訳)長崎大学はJICA草の根技術協力事業を通じて教育省、保健省と協力しながらビタ地区で学校保健プロジェクトを行っています。昨年末、日本のスマイルアフリカプロジェクトはJICAケニア事務所を通じて、学校保健プロジェクトを実施している地域の学童たちへ200足の靴を寄付していただきました。教育省と保健省の職員によって選ばれた寄付を受ける2校はアレロ小学校とキランボ小学校。どちらもへき地にあり、泥の床の校舎の学校です。2校の生徒や保護者、教師からは大変感謝していただき、現在行っている学校保健プロジェクトの目標が達成されるよう、引き続き全力で協力し合うことを約束しました。



運動靴を選ぶ児童達。長崎大学の車両で
ダンボール8個をナイロビから運搬した

運動靴を手に、大喜びの児童達。
後方はトタン板作りの校舎

ある女子児童が履いていた靴

運動靴を手に、大喜びの児童達




2014.02.03
水産・工学部が「ビクトリア湖における包括的な生態系及び水環境研究開発プロジェクト」を開始しました。
2014年2月3日
 ビクトリア湖沿岸のケニア・キスムで、水産学部と工学部の「ビクトリア湖における包括的な生態系及び水環境研究開発プロジェクト」が開始されました。
 2010年より熱帯医学分野以外の他学部の参入を目的に、熱帯医学研究所ケニア拠点に長崎大学アフリカ拠点が併設され、水産学部、工学部、歯学部、医学部・保健学科がケニアで研究活動を開始しています。
 この中で、2012年よりアフリカ拠点を中心として、キスムのマセノ大学に技術協力する形で、水産および工学分野の研究者が共同して実施する、ビクトリア湖の水環境や水産資源に関する問題に焦点をあてたプロジェクトの立ち上げを行ってきました。本プロジェクトは、昨年7月にカウンターパートファンド事業として採択、承認され、マセノ大学をプロジェクト拠点とし、ケニア海洋水産研究所(KMFRI)やモイ大学の現地研究者と協力して推進していくものです。1月30日に長崎大学にて片峰学長らがプロジェクト開始についての記者会見を行い、2月3日にマセノ大学でケニア国環境大臣、在ケニア日本大使並びにビクトリア湖周辺の5県の知事が参加してキックオフミーテングを開催しました。このプロジェクトの特徴はローテクで、現地調達可能な資材を利用して、持続可能なシステムの開発を目指すのが目標です。
 水産学部は漁法・養殖・加工の技術を生かしてビクトリア湖の水産資源の保全と活用、住民の漁業収入の安定化に取り組む一方、工学部は水質の浄化、リサイクルシステムの開発を目指して安全な水の確保や水系感染症予防に取り組みます。事業期間は2年間で湖周辺住民3万人を対象としています。

長崎大学ウェブサイトの記事はこちら:
http://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/about/info/news/news1437.html


2014.01.11
長崎大学ニュースレター(ビタ2013年第3号)を発行しました。
 今回のニュースレターでは高いマラリア感染率のビタ地区においてマラリア伝搬蚊を収集・分析するMosuquito Surveillance System(MSS)やマラリアの調査、蚊帳の調査研究など、地域に密着した研究活動を行っているベクターチームを紹介します。
当ウェブサイトのビタ研究サイトページにてご覧ください。
ビタ研究サイトページ


2013.11.01
青年海外協力隊員らがビタプロジェクトサイトの草の根技術協力事業を視察しました。
2013.11.01
 今年8月に長崎大学熱帯医学研究所ケニア拠点を訪れた青年海外協力隊のHIV/AIDS Volunteers Progress Assembly (HAPA)のメンバーら10名およびそのカウンターパート2名が、5日間に亘りビタプロジェクトサイトを訪れました。遠くはインド洋に面した地域で活動している隊員も、ケニア最西端に近いビタまでバスを乗り継いでやって来ました。
 訪問の目的は、実施している草の根技術協力事業の「健康な地域社会を作る学童支援プロジェクト」の活動視察でした。視察日には、草の根技術協力事業の活動の一貫として、ビタの小学校の教員を対象にとして、児童の身長と体重の測定法の研修を行っているところでした。小学校の健康診断は日本では当たり前のことですが、ケニアでは一切行われていません。したがって、やったことがないことを教員達に教え、それを小学校に根付かせるのはとても骨が折れることです。
 研修当日は、栄養士・看護師・教員の免許を持った隊員が中心に、研修に積極的に参加し、小学校の教員に対して身長と体重の測定法の適切な指導をするなど、さすが普段から地域に根ざした活動をしている隊員であると感心させられました。
 また、当事業について理解を深めてもらうため、ケニア拠点がビタ地区で遂行している他の3つの研究活動である、人口静態・動態調査、マラリア蚊のコントロール、下痢症について、ビタプロジェクトサイトの現地スタッフから説明を行いました。更に、高東事務員やビタ滞在中の本学国際健康開発修士課程の学生とも交流の機会を持つなど、充実した5日間を過ごしてくれたようで、皆で再会を誓い合いました。
(報告:草の根技術協力事業現地調整員 風間春樹)


身長・体重測定研修に参加した教員達と一緒に講義を聞く

研修に参加した教員達と

Lianda Primary Schoolでの身長・体重測定
研修

Nyamuga Primary Schoolの8年生達と

2013.09.13
長崎大学ニュースレター2013年第2号(ビタ地区)を発行しました。
   ケニア ビタ地区の「Nagasaki University Newsletter」2013年第2号を発行しました。本学が研究を行っているビタ地区の住民に向けて研究活動を紹介するとともに、地域の健康啓発の一環として当拠点が発行し ています。今号では、JICA草の根技術協力事業に焦点を当て、JICA草の根事業とは何か、草の根事業により当拠点が現在行っている学校保健事業について、また前回の地域保健事業で得られた成果を紹介しています。
当ウェブサイトのビタ研究サイトページにてご覧ください。
ビタ研究サイトページ

2013.08.14
青年海外協力隊一行がケニア拠点を訪問しました
 ケニアでは現在61名の青年海外協力隊の皆さんが、地域に根付いた様々な活動を展開しています。今回はこの中からエイズ対策やプログラムオフィサーとして、保健関係の職種の隊員で構成している分科会であるHIV/AIDS Volunteers Progress Assembly(HAPA)のメンバー8人が拠点を訪問しました。隊員の皆さんは、元教員・元看護師・元コンサルタント会社社員・元製薬会社社員など様々な経歴の持ち主でした。
初めに一瀬拠点長から、長崎大学とケニアとの関わりの歴史や今の拠点の概要を説明しました。続いて、現在進行している研究の中から嶋田教授が人口静態・動態調査、井上助教と戸田研究員が黄熱病とリフトバレー熱に関わるJICA-JSTのSATREPSプロジェクト、凪博士課程大学院生が住血吸虫について発表し、風間現地調整員からはビタ地区のJICA草の根技術協力事業について紹介しました。更に、青年海外協力隊OB・OGが卒業・在籍している、長崎大学国際健康開発科(MPH)の卒業生である上村職員と畠山修士課程大学院生から、同科の教育課程などの説明を行いました。その後、実験室などを案内し、最後は皆で近くの食堂で昼食を食べ、またの再会を誓い合いました。 HAPAのメンバーは、今年10月にはビタ地区の訪問も計画されており、長崎大学とのさらなる交流が期待されています。

HAPAのメンバーによる報告はこちら(JICAウェブサイト):
http://www.jica.go.jp/kenya/office/others/volunteer/201207_01.html




井上助教によるSATREPSプロジェクトの説明

畠山院生がMPHを紹介


出席者全員

2013.08.05
嶋田雅曉教授「知の拠点セミナー」の講演記事が読売新聞に掲載されました。
 2013年8月4日、嶋田雅曉教授の第22回知の拠点セミナー「感染症研究をアフリカで~フィールドにおける医学研究の意義~」(7月19日開催)の記事が読売新聞に掲載されました。
ヨミウリ・オンラインでは記事の詳細をご覧いただけます。
http://www.yomiuri.co.jp/science/feature/20130805-OYT8T00354.htm


2013.08.05
JICAによる教師海外研修の受入れを行いました。
 JICA九州では九州各県の小学校・中学校・高校の教員、教育委員会等関係者を対象に、教師海外研修を行っています。JICAの事業が行われている開発途上国に約10日間、海外における国際協力の現場の視察を通し、日本であまり知られていない開発途上国に対する理解向上を図っています。今年はこの研修の対象国がケニアとなり、当拠点が研修の訪問場所のひとつとして選ばれ、7月26日にナイロビ拠点、7月29日にビタプロジェクトサイトにて8名の教師員の訪問を受けました。
ナイロビ拠点では、一瀬拠点長が拠点の概要や現在進行中の研究などに関して、戸田研究員と井上助教がSATREPSプロジェクトに関して、実験室の見学を交えながら説明を行いました。
ビタプロジェクトサイトでは、風間現地調整員と高東事務員による各研究チームの紹介から始め、JICA草の根技術協力事業の活動を紹介しながら教育局と保健局へ表敬訪問を行いました。また、実際の教育現場を理解していただくために、トタン板で作られているプライマリーやセカンダリースクールを訪れました。さすがに教員の方々、行く先々ですぐに子供たちと打ち解け、ダンスや歌も一緒に楽しむことができました。更に、現地の医療事情を知るために診療所を視察し、地元の生活様式を理解するために奥さんが3人いる一夫多妻の民家も訪問しました。
最後はJICAケニア事務所の計らいで貸与されたライフジャケットを身にまとい、フェリーで次の訪問先へ向かいました。参加された教員の方々には、帰国後この研修での体験を生かし、国際理解教育の教材作成の実習を行っていただくとともに、九州における国際理解教育の推進に協力いただくことが期待されています。

JICAウェブサイトの記事はこちら:
http://www.jica.go.jp/kyushu/enterprise/kaihatsu/kaigaikenshu/index.html




九州各地から8名の教師の方が参加しました

拠点スタッフとともに


Alero Primary Schoolにて

Father Tillen Mixed Secondary Schoolにて

2013.07.26
ケニア新保健大臣に草の根プロジェクトを紹介しました。
2013年6月25日
 ケニア共和国において、5月に新たに就任した保健大臣に、JICAケニア事務所の保健セクターの様々なプロジェクトに関して説明する会議がナイロビ市内の保健省で行われました。長崎大学からは草の根技術協力事業の風間現地調整員が出席し、2012年より実施している「健康な地域社会をつくる学童支援プロジェクト」の目的、活動内容などを紹介しました。活動内容としてビタ地区の小学校で現在進めている(1)包括的学校保健の導入(2)児童の身長・体重測定、並びに今後活動を開始する予定である(3)トイレや雨水タンクの整備(4)健康・衛生教育の充実(5)児童保健委員会とコミュニティーヘルスワーカー(地域保健指導員)との連携づくりを紹介し、プロジェクトの活動が地域の健康・衛生改善にどのように貢献可能かを説明しました。同様に、当大学が実施しているSATREPSプロジェクト「ケニアにおける黄熱病およびリフトバレー熱に対する迅速診断方法の開発とそのアウトブレイク警戒システムの構築」に対する紹介も、JICAケニア事務所から行われました。
新保健大臣はケニアの人々の健康向上に貢献できるようそれぞれのプロジェクトの成功を期待するとともに、新政権下での保健事業のさらなる拡充に意欲を示しました。
長崎大学JICA草の根技術協力事業ウェブサイトはこちら:
http://www.tm.nagasaki-u.ac.jp/nuitm/
長崎大学SATREPS事業概要:
http://www.jst.go.jp/global/kadai/h2310_kenya.html



前列着席の左端からJICAケニア事務所江口所長、James Macharia新保健大臣、後列右端が風間現地調整員

2013.07.23
シュバイツァー病院開設100周年記念の国際シンポジウムに参加しました。
2013年7月9日
 ガボン共和国にてシュバイツァー博士来訪100周年記念の国際シンポジウムが開催され、当拠点から一瀬拠点長が在ガボン日本大使館からの招待を受けて参加しました。
このシンポジウムは、のちにノーベル平和賞を受賞したシュバイツァー博士が開いたランバレネの病院開院100周年を記念して7月6日から2日間にわたって、ガボン政府主催によって開催されたものです。シンポジウムには世界各国の科学者、特にノーベル化学賞を受賞したピーター・アグレ博士、ノーベル平和賞受賞者のレイマ・ボウィ、ノーベル生理学・医学賞受賞者のリュック・モンタニエ博士やロルフ・ツィンカーナーゲル博士などのノーベル賞受賞者を始め、医学研究者、医師、NGOなどさまざまな専門家が参加し、HIV、結核、マラリアのアフリカにおける三大疾患について現在行われている研究や医療活動などについてさまざまな発表やワークショップなどが行われました。
ガボン共和国アリー・ボンゴ・オンディンバ大統領主催の記念式典の後、ガボン国保健省副大臣、シュバイツァー財団フォロー総裁、元駐日ガボン大使のオバメ氏や小林正雄駐ガボン大使とともに、ガボンの医療の現状や今後の共同研究の可能性などについても懇談する機会を得ることができました。
8日には青年海外協力隊員としてシュバイツァー病院に派遣されている放射線検査技師の山口貴子さんに現在の病院内と当時のシュバイツァー病院のミュージアムを案内して頂き、Nziengui院長を表敬訪問しました。




前列左から、在ガボン日本大使館伊藤医務官、駐ガボン大使夫人、シュバイツァー財団総裁Prof. Lachlan Forrow、藤川医務官。後列左から小林駐ガボン大使、一瀬拠点長、元駐日ガボン大使のObame氏

2013.07.03
マセノ大学(ケニア)と学術交流協定を締結しました。
 6月21日、長崎大学とマセノ大学(ケニア、キスム)は学術交流協定を締結しました。
この協定は、水産・工学部による「ビクトリア湖における包括的な生態系及び水環境研究開発プロジェクト」および熱帯医学研究所による「衛生データの健康保健分野での利用に関する研究」(観測データによるマラリア及び下痢症発症予測モデルの確立をめざすプロジェクト)の開始にあたり、ビクトリア湖沿岸のキスムにあるマセノ大学との協力体制を構築することを目的として締結されました。
締結に先立ち、マセノ大学からDominic Makawiti学長(ドミニク マカウィティ)、Daniel Omino大学評議委員会副議長(ダニエル オミノ)が長崎大学を訪問され、プロジェクトを共同で進めていく水産学部と工学部を視察しました。その他、医学部、熱帯医学研究所を訪問し、今後のさらなる共同研究の可能性について協議を行いました。
今後の共同研究による両大学の活発な交流が期待されます。
長崎大学ウェブサイトの記事はこちら:
http://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/about/info/news/news1268.html




熱帯医学研究所ミュージアムにて堀尾教授(右端)より説明を受けるMakawiti学長(左)とOmino副議長(左から2番目)
左端は一瀬拠点長

医学部にて。左から、下川医学部長、Makawiti学長、小路医歯薬学総合研究科長、Omino副議長、一瀬拠点長


水産学部付属練習船鶴洋丸を見学
右から3人目が森井船長、左から4人目が水産学部松下教授

調印後に握手をするMakawiti学長と
片峰長崎大学長

2013.06.14
蚊媒介性疾患JICA-JSPSプロジェクト(マラウイ)のワークショップが開催されました。
 2013年4月18日、マラウイの南部のゾンバにあるマラウイ大学(Chancellor College)の主催でJICA-JSPSプロジェクトのワークショップ「Cross-Sectoral Collaboration for Health and Sustainability through Research and Action in Malawi」が開催されました。(後援:日本大使館、JICA、JSPS、長崎大学)
本ワークショップは昨年6月に次ぐ2回目の開催で、今年4月のプロジェクト終了に伴い、成果の発表の場として開催されました。ケニア拠点からは、嶋田雅曉教授、井上真吾JICA専門家、戸田みつるJICA専門家、Erick Odoyo(エリック・オドヨ)NUITM-KEMRI職員、Allan Kwallah(アラン・クワラ)KEMRI-Alupe臨時職員の5名が出席しました。今回は「ケニアの若手研究者の活きのいいところを見せてマラウイの若い研究者や学生に刺激を与えてほしい。」という前川専門家からの要望に応えて、戸田、エリック、アランの若手主体で編成しました。また、JSPSからは前回同様、白石壮一郎センター長にもご参加いただきました。
発表内容は、マラウイ側カウンターパートのダイロ・ペンバ研究員からJICA-JSPSプロジェクトの活動総括としてマラウイ国内における蚊の分布(リスクマップ)の報告とオニョンニョンウイルス遺伝子検出の報告がなされ、長崎熱研から参加したEntomology分野・比嘉由紀子助教からマラウイにおけるAedes蚊の分布に関する報告がなされました。ケニア拠点からは蚊帳の使用率とマラリア感染率の関係(嶋田)、細菌性下痢症(エリック)、黄熱病ウイルスRT-LAMP法の開発(アラン)、JICA-JST・SATREPSプロジェクトの進捗状況報告およびケニアのデング熱発生状況(井上)、感染症早期警戒ネットワーク構築(戸田)について報告を行いました。
その他、在マラウイ日本大使館から小林茂信参事官、JICAからは斉藤克郎マラウイ事務所長が出席され、JICA-JSPSプロジェクトの成果及び終了後の継続した活動と更なる発展を望む主旨の言葉を述べられました。熱研・Entomology分野のマラウイでの研究は今後も継続され、今後さらに研究活動の発展と成果が期待されます。 この日は朝8時半の開始から午後4時半の終了まで多くの発表が行われ、ワークショップ終了後も参加者が交流し、マラウイ、ケニア、日本(長崎)と国境を越えた有意義なワークショップとなりました。
プロジェクトの成果はJICAウェブサイトにてご覧になれます。
JICAウェブサイト:http://www.jica.go.jp/topics/news/2013/20130423_01.html




嶋田教授

Mr.Allan Kwallah


戸田JICA専門家

Mr. Erick Odoyo


プロジェクトのラボと前川専門家

白石JSPSセンター長(左から4人目)、前川専門家(左端)と拠点メンバー


参加者全員で

マラウイ湖の美しいビーチ

2013.05.31
セミナー開催(7/19)のお知らせ:第22回知の拠点セミナー「感染症研究をアフリカで〜フィールドにおける医学研究の意義〜」

長崎大学熱帯医学研究所(熱研)のアフリカにおける感染症研究(特に熱帯感染症)の取り組みを紹介します。

日 時 :2013年7月19日(金) 17:30~
場 所 :京都大学東京オフィス(JR品川駅前)
     参照ウェブサイト:http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/tokyo-office
講 演 者:嶋田雅曉(しまだまさあき)熱帯医学研究所アジア・アフリカ感染症研究施設ケニア拠点教授
申込方法:第22回知の拠点セミナーウェブ申込ページにてお申込みください。
     https://ss1.xrea.com/www.kyoten.org/seminar/entry/index/?no=form22
     (国立大学共同利用・共同研究拠点協議会ウェブサイト)


嶋田雅曉
~そもそも感染症とは何でしょう?感染症の世界の現状は?アフリカの現況は?何故アフリカで感染症の研究を行うのでしょうか?実社会と医学研究の間には何があるのでしょうか?フィールドにおける医学研究の難しさとは?アフリカの感染症研究の将来は? 私の発表をネタにいろいろな意見交換ができればうれしいと思っています。~

*詳しくはこちらをご覧ください。http://www.kyoten.org/top_seminar22.html


2013.05.22
ビタ地区で長崎大学ニュースレター(2013年第1号)を発行しました。
 ケニア拠点が研究を行っているビタ地区にて、「Nagasaki University Newsletter」を発行しました。これはビタ地区の住民に向けて、拠点の活動を紹介するとともに、健康啓発の一環として発行するものです。
今回発行の2013年第1号では、ベクターチーム、JICA草の根技術協力事業チーム、HDSSチーム、細菌学チームの研究者がビタでどのような研究活動を行っているのか紹介しています。発行は年数回の予定です。
当ウェブサイトのビタ研究サイトページにてご覧ください。
ビタ研究サイトページ


2013.05.20
SATREPSプログラムに採択されました。<気候予測による感染症早期警戒システムのプロジェクト>
5月17日
地球規模課題対応国際科学技術協力(SATREPS: Science and Technology Research Partnership for Sustainable Development)プログラム(JST-JICA)に熱帯医学研究所・皆川昇教授を代表とするプロジェクト「南部アフリカにおける気候予測モデルをもとにした感染症流行の早期警戒システムの構築」が新たに採択されました。
アフリカ拠点において実施しているSATREPSプロジェクトは2件となります。
詳しくは下記リンクをご覧ください。
SATREPSプログラム公式ウェブサイト:
http://www.jst.go.jp/global/kadai/h2509_southafrica.html
長崎大学ウェブサイト(新規採択についての記事):
http://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/about/info/science/science54.html


2013.05.20
阿部俊子外務大臣政務官がKEMRIを視察しました。
  2013年4月26日、阿部俊子外務大臣政務官がKEMRIを訪問され、製造部門など視察を行いました。
KEMRI本部への表敬訪問にはDr. Mpoke所長、Mr. Biot副所長(財務担当)、その他2名が同席しました。
この視察は阿部政務官ご自身が看護師のご出身(東京医科歯科大 前准教授)のため、医療施設や医学研究施設に興味が あるということで、JICAの保健プロジェクトで代表的なものとして紹介すべく、今回KEMRIへの訪問が実現しました。
在ケニア日本大使館やJICAケニア事務所、拠点スタッフから計7名が視察に参加し、HIVラボ(P3実験室)をはじめとして、製造部門、実験動物棟等のKEMRIの施設を紹介しました。
ケニアにおけるHIVや未熟児症候群の現状について質問されるなど、阿部政務官は大変興味を持ったようすで今回の視察を行われました。



Mpoke所長と握手する阿部政務官(写真左)(右:Ms. Biot副所長)

STREPSプロジェクトの概要を説明する井上JICA専門家(写真中央)

2013.05.16
4月25日 マラリアデーのイベントに参加しました!
 2013年4月25日、この日は世界マラリア・デー(World Malaria Day)です。
今回長崎大学は、ルシンガ島に入ってすぐのIce PlandというところでビタがあるHoma Bay Countyが主催した開催されたマラリアデーセレモニーに参加しました。
セレモニーで、まずはじめに住民の関心を引き付けたのは、地域住民によるマラリア教育のための劇やエンターテインメント。その後、Homa Bay County内の8つのステークホルダーにより、マラリア制御(撲滅)に向けた活動内容についてのスピーチが行われました。本学から参加したチームはマラリア研究についてのポスターや写真を展示し、マラリアへの知識を深めてもらおうと、参加者たちに説明を行いながら活動を紹介しました。
Homa Bay Countyにおいては今もマラリアで苦しむ人々は多く、地域の小さな子供から、大人までさまざまな住民がマラリア・デーに参加し、関心を持ち、知識を広げてくれたこの日は、大変意義のある日となりました。

世界マラリア・デーとは?
-世界マラリア・デー(World Malaria Day)は、全世界で行われているマラリア制御に向けた努力を互いに認識する機会として、2007年5月、WHOによって制定されました。多くの方々にマラリアの現状を、そして、市民の方にもできることがあることについて知っていただくために各地でイベントやキャンペーンを企画しています。(Malaria No More Japanウェブサイトから抜粋)-


近所の市民の皆さん

Homa Bayを拠点に活動しているMagnate Theatre Youth Groupという劇団。
熱帯病を題材に村落の日常をコメディ劇にして披露


ビタ空手クラブが型や組手を披露

Homa BayのCHWがLuo族の伝統音楽を披露


長崎大学より川田先生とベクターチームの
ワークショップ

NGOのRTI International(Research Triangle Institute International) がマラリア迅速診断を無料で実施。この団体は現在ビタ周辺で
ハマダラ蚊用殺虫スプレーを家屋の壁に散布する活動を行っています。


マラリアテストの採血を怖がり、泣き叫ぶ
地元の子供
2013.04.19
自民党国際協力調査会に出席しました。
   2013年4月19日自民党本部(永田町)で開催された自由民主党の国際協力調査会(三原朝雄会長)に長崎大学から調理事と深尾広報戦略本部長とともに一瀬アフリカ拠点長が出席しました。
本調査会には衆・参両院の国会議員、自民党政調会関係者、外務省をはじめとする各省関係者、JICA、JETRO、JEGOMEC、NGOなどアフリカで活動する各機関・団体からの関係者が出席し、3団体のNGOおよび長崎大学が現在行っているアフリカでの国際協力の取り組みについて説明が行われました。一瀬拠点長は、長崎大学のケニアでの研究活動の歴史をはじめ、現在アフリカ拠点を中心として行っているさまざまな研究活動、地域保健活動および今後の展望について紹介しました。