分子感染ダイナミックス解析分野



本分野は同部門の「創薬探索研究分野」と連携しつつマラリア原虫のスクリーニング系の構築や創薬標的分子探索を行い、生化学、分子生物学、構造生物学等の多面的なアプローチを用いる事により、治療・予防・伝播阻止効果を持つ新規抗マラリア薬の開発を中心に研究を行っている。

スタッフ

教 授
稲岡健ダニエル
助 教
佐倉孝哉
特任研究員
Hong Jing
特任研究員
位寄かのこ
特任研究員
江里口正晴
特任研究員
葛西美友紀
特任研究員
吉田益奈子
特任研究員
Ha Linh Manh
特任研究員
面田彩薫
協力研究員
矢野龍一

研究活動

本分野はマラリア原虫が行うミトコンドリアエネルギー代謝の研究とそれによって支えられている寄生現象のメカニズムについて総合的に理解を深めている。さらには、新規評価系の開発と実施により新規骨格を有する化合物の探索と、創薬リード化合物を創出し、抗マラリア創薬開発を行っている。
当分野の研究は主に塩野義製薬とGHITの支援を受けて行っている。

最近の主な業績

  1. Miyazaki et al. Commun Biol 2023; 6(1): 713.
  2. Hidayati et al. Int J Parasitol Drugs Drug Resist 2023; 21: 40-50
  3. Komatsuya et al. Pharmaceuticals (Basel) 2022; 15(7): 903.
  4. Waluyo et al. Parasitol Int 2021; 85: 102432.
  5. Acharjee et al. Int J Mol Sci 2021; 22(15): 7830.

業績一覧