毎日新聞様がJICA-NUITM事業地域(ンディワ)を訪問
2022年10月4日(火)、JICA-NUITM草の根事業は、毎日新聞ヨハネスブルグから記者の方を迎え、事業エリアでの予防・啓発活動を実施しました。
JICA-NUITMは、保健省(MOH)ンディワ、サブカウンティ公衆衛生担当官、および各CHAおよびCHVとともに、スナノミ症の影響を受けている3世帯を訪問しました。
クライアント 1 (初回訪問)
これはスナノミ症にひどく罹患している年配の女性で、過去30年間この病気を患っています。
足と手が特にひどく感染しています。
長崎大チームはシリコンオイルを使用し、今後の予防の話と治療を行うことができました。
今後も定期的なフォローアップを実施していきます。
クライアント2(4回目の訪問)
年配の女性で、スナノミ症がひどくはびこっています。
生活環境は非常に悪く、他の人からもらう寄付でなんとか生活している状況です。
長崎大チームは、シリコンオイルを使用した治療と予防指導を実施しました。
裸足で教会に行っているため、教会でスナノミ症にかかっていることがみんなに知られてしまうことを恐れていました。今後も継続的にフォローアップを行います。
クライアント 3 (2 回目の訪問)
これは母親と一緒に住んでいる若い男性で、
初回の訪問では、スナノミ症がひどく蔓延しており、角質増殖症を患っていました。
CHAとCHVによる一貫した治療とモニタリングを行っているため、彼は順調に回復しており、今回は新しい感染は発生していませんでした。
彼の親戚も、別の場所に彼のための新しい家を建てることで彼を支援しています。
今回毎日新聞様に、新聞とネットでスナノミ症に対する治療予防活動を取り上げていただき感謝いたします。