NTDイノベーションセンター

顧みられない熱帯病イノベーションセンター(NTDiセンター)は、熱帯医学研究所における顧みられない熱帯病(NTDs)をはじめとした熱帯医学の研究開発の活性化と熱研の研究資源の活用と産官民との連携促進、国内外のネットワーク構築を目的に2016年に所内に開設され、大型外部研究資金獲得に向けての支援やNTDs関連の国内ネットワークであるJapan Alliance on Global NTDs(JAGntd)*プロジェクト(2018年設置)の運営を行っている。
スタッフ
- センター長
- 金子聰(生態疫学分野 教授)
- 副センター長
- 木原毅(産学連携室 教授)
- 所内委員
- 濱野真二郎(寄生虫学分野 教授)
国内外から感染症対策に関連する行政機関・団体・学会などの産官学すべてのステークホルダーを一堂に集め開催する「日経・FT感染症会議」の日経アジア・アフリカ医療イノベーションコンソーシアム(AMIC)NTD部会(2022年発足)の事務局機能も兼ねている。令和5年度は、本センターの運用するJAGntdが中心となり、G7長崎保健大臣会合を記念したNTDsに関する国際シンポジウムをGHIT Fund(公益社団法人グローバルヘルス技術振興基金)Uniting to Combat NTDsとともに開催した。(後援:外務省、厚生労働省、国際協力機構(JICA)協力団体:DNDi Japan、日本顧みられない熱帯病アライアンス (JAGntd)、日本製薬工業協会(JPMA)、SDGs・プロミス・ジャパン(SPJ)、日経FT感染症会議、朝日新聞)。
JAGntd:日本の「顧みられない熱帯病(Neglected Tropical Diseases: NTDs)」制圧活動への参画を促進するため、国内外のNTDsに関わる団体、企業、個人を結び、相互の情報交換を行うネットワーク。事務局を長崎大学熱帯医学研究所内に置いている。
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