2024年11月16日~17日に沖縄県糸満市で開催されたグローバルヘルス合同大会において、長谷部太拠点長が令和6年度「日本熱帯医学会賞」を受賞しました。
この賞は、熱帯医学における基礎または応用研究において顕著な成果を挙げ、その貢献が著しいと認められる研究者を表彰するものです。長谷部拠点長は永年にわたるアルボウイルス研究及び新規ウイルスの探索に寄与する研究成果を高く評価され、同賞を受賞しました。
詳細はこちら:日本熱帯医学会表彰ページ
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熱帯医学研究所 吉田レイミント教授(小児感染症学分野)は、ロンドン大学衛生・熱帯医学大学院、ベトナム国立衛生疫学研究所との国際共同研究で、小児の肺炎球菌ワクチン2回接種スケジュールがWHO推奨の3回接種に劣らない保菌抑制効果を持つことを明らかにしました。
これは、VT肺炎球菌が制御された環境では、2 回接種スケジュール(1p+1)が小児の肺炎球菌保菌・感染症の予防に有効な選択肢となり得ることを示しています。
本研究は、長崎大学が研究分室を置くニャチャン市にて実施されました。
本研究結果は、ベトナム保健当局および WHO 肺炎球菌作業部会によって評価され、PCV 接種政策に助言をする WHO 予防接種専門家戦略諮問グループ(SAGE:Strategic Advisory Group of Experts on Immunization)に提出されます。
PCVの接種回数を減らすことで、PCV接種プログラムの費用負担を軽減し、持続可能性を高めることが期待されます。
これにより、GaviワクチンアライアンスのPCV予算を3分の1 削減でき、その分を低中所得国における他の重要なワクチン支援に充てることで、より多くの命と健康を守ることが可能になるでしょう。
詳細はこちら:長崎大学プレスリリース
HSR(正式名称:Global Symposium on Health Systems Research)は、保健医療制度の世界最大の学会組織であるHealth Systems Global (HSG) が2年毎に開催する世界規模のシンポジウムです。
その一環として開かれる市民公開講座にて、長崎東高等学校の学生たちが、ベトナム研修についての発表を行います。
現地での学びの成果を、ぜひご覧ください。
皆様のご参加をお待ちしております。
日時:11月17日(日) 午前10時~午前11時30分
場所:出島メッセ2階 コンベンションホール
※参加は無料ですが、事前のお申込をお願いいたします。
詳細はこちら:travel nagasaki ニュースページ
8月26日、ベトナム国立衛生疫学研究所(NIHE)のPhan Trong Lan所長、Tran Nhu Duong副所長が永安学長を表敬訪問しました。
AMED事業「ベトナムにおける新興・再興感染症研究推進プロジェクト」の次期プログラムに向けた、今後の共同研究プロジェクトの活動計画や、長崎大学-NIHEの協力体制の更なる強化などについて打合せを行いました。
詳細はこちら:長崎大学ニュースページ
「業績」ページに、2023年~2024年に掲載された論文を追記しました。
2024年4月28日に盛山文部科学大臣がベトナムを訪問した際に、ハノイ在住の日本の大学関係者と意見交換の時間を設けていただきました。
熱帯医学研究所ベトナム拠点からは阿部副拠点長が参加し、ベトナム拠点の研究内容や業績・人材育成等について説明を行いました。
盛山大臣からはベトナム拠点での研究における強みについてご質問いただき、熱帯医学研究所はベトナム拠点だけでなくケニア拠点も運営しており、東南アジアとアフリカという感染症の2大発生地の最前線で研究できる恵まれた環境にあることを回答しました。
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4月10日付の読売新聞オンラインに、海外で流行するデング熱と輸入感染症についての記事が掲載されました。
記事の中で、蚊媒介感染症の流行地域で研究を行う、長崎大学ベトナム拠点の取り組みについても触れられています。
記事本文はこちら:読売新聞オンライン
2024年1月26日、熱帯医学研究所 吉田レイミント教授(小児感染症学分野)が、ベトナム国カンホア省人民委員会から「Certificate of merit award」を授与されました。
この賞は、ベトナムの社会経済発展とベトナム国民の健康と福祉に貢献した海外の団体や個人に授与されるものです。
吉田レイミント教授は2006年から熱研ベトナム拠点研究プロジェクトに参加し、カンホア省をフィールドとして、ベトナムの小児感染症に関する公衆衛生システムの強化に努めています。
詳細はこちら:長崎大学ニュースページ
11月21日、長崎大学坂本キャンパス・良順会館にて、「ベトナムにおける新興・再興感染症研究推進プロジェクト」の日本・ベトナム合同研究集会が開催されました。
日本、ベトナム双方の研究者のほか、日本医療研究開発機構(AMED)のプログラムオフィサー、本プロジェクトの分担機関である国立国際医療研究センター、ベトナム拠点を利用した拠点活用研究を行う国立感染症研究所、結核研究所、熊本大学、京都大学の研究者も参加し、関係者が一同に会する有意義な意見交換の場となりました。
詳細はこちら:長崎大学ニュースページ
第25回ながさき国際協力・交流フェスティバルにて、NU Team Globalブース内にベトナム拠点の活動内容を紹介するパネルを展示します。
当日は外国人留学生との交流セッションや、日本人学生の海外留学体験紹介セッション等も行います。
皆さまのご来場をお待ちしております。
日時:令和5年10月29日(日曜日)11時00分から16時00分まで
場所:長崎県庁1階イベントエリア(長崎市尾上町3‐1)
9月22日、河野茂学長、伊東昌子理事(学生・国際担当)がベトナム国立衛生疫学研究所(NIHE)を訪問しました。
これまでの様々な協力プロジェクトを振り返るとともに、今後も様々な健康課題に連携して取り組んでいくことについて懇談がなされました。
また、共同研究や人材育成の連携を行うバクマイ病院を訪問し、学術交流協定更新に関わる合意書に署名を行いました。
詳細はこちら:長崎大学ニュースページ
7月31日から8月2日の3日間、長崎県立東高校の2年生4名が、熱帯医学研究所ベトナムプロジェクト拠点およびニャチャン分室を訪問しました。
研修では、ベトナムプロジェクト拠点の施設見学のほか、ベトナムと長崎大学との研究協力、ベトナムでの感染症の実態、フィールドワーク研究等について、教員3名による講義を実施しました。
医療系の進路を志す高校生たちは、皆さん講義に真剣に耳を傾け、積極的な質疑応答も交わされました。
詳細はこちら:長崎大学ニュースページ
この度、長崎大学熱帯医学研究所ベトナムプロジェクト拠点のポータルサイトを開設いたしました。今後ホームページにて随時情報を発信させていただく予定です。どうぞ、よろしくお願いいたします。