(JICA草の根・スナノミ症 JICA-NUITM)日本の小川建設と協力し、ホマベイ郡ンディワでの住宅の床の改善に取り組んでいます。</font></font>

(JICA草の根・スナノミ症 JICA-NUITM)日本の小川建設と協力し、ホマベイ郡ンディワでの住宅の床の改善に取り組んでいます。

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2024年8月13日~14にかけて日本の小川工務店株式会社が、2023年12月の前回訪問に続き、2度目の訪問をしました。

今回は小川寛社長、小川真澄副社長、小川翔平氏、小川航平氏の4名での来訪となりました。

訪問の主な目的は、スナノミ症に侵された家族のうち一軒の床を作るため資金を提供し、この作業の進捗状況を確認することでした。

ンディワ地域のこの家族は、一夫多妻の夫 1 人、妻 2 人、子ども 19 人と大家族でスナノミ症の被害が深刻でした。JICA-NUITM と保健省は、スナノミ症を制御/根絶するための治療、フォローアップ、その他の教育的対策を実施してきました。

JICA-NUITMは、小川工務店から砂、マラム、セメント、DPMなどの資材と職人の手当を寄付して頂きました。

前回の訪問で、KEMRI-Wellcome TrustのLynne Elson博士から高い耐久性のある床に関する知識や技術を教わったので、この知識を活用してSABABUフロア-Sakafu Bora、Afya Boraの施工が出来ました。

小川工務店、JICA-NUITM、保健省チームの全員が、施工プロセスに参加しました。

小川工務店、ムゼース家、サブカウンティ保健省、CHP、JICA-NUITMがムゼース家の前にて。

職人による表土(ブラック コットン ソイル)の掘削、水平出し、マラムによる盛り土作業が進行中。

職人による床の水平出しと圧縮作業が進行中です。

小川工務店と地元の職人が砂、セメント、水を希望の比率で混ぜ合わせます。

職人が床全体に湿気が侵入するのを防ぐために、防湿膜 (DPM) を敷設しています。

砂とセメントで作ったコンクリートは、定期的に水を散布しながら圧縮し平らに形成します。

スチールフロートを使用して、モルタルの薄い層を家の中に均一に広げます。

左から、小川真澄副社長、小川翔平氏、小川航平氏、ガブリエル・グンバ業務補助員、小川寛社長、テフィン・イダウォ運転手、佐藤調整員。