2023年10月1日から7日にかけて、JICA-NUITMとホマベイ郡保健省はクワレとナイロビへの視察を行いました。
10月3日、私達はクワレ保健省と、以下の主な目的で会議を行いました。
1.スナノミ症の診断・治療・予防についてクワレチームと意見交換を行い課題を共有する
2.クワレチームが使用する治療法とその有効性を学ぶ
3.クワレチームがスナノミ症対策のためどのような活動を行っているかを学ぶ
私たちのプロジェクト「ホマベイ郡における持続可能なスナノミ症プロジェクト」は、調査、健康増進活動、能力開発を実施し2年半が経過し中間地点にきました。本交換プログラムでは、ホマベイ郡があらゆるステークホルダーと持続可能なサポートメカニズムを開発する最も理想的な方法の1つであると考えました。
交流訪問は非常にインタラクティブで、ホマベイチームはクワレチームに会い、診断・治療・予防に関して議論し有意義な会議となりました。
ホマベイチームは、クワレチーム、特にマトゥガサブカウンティのCHVのスナノミ症対策にモチベーションを上げることができました。クワレ郡はスナノミ症のサポートするパートナー/ドナーはいませんが、彼らは自らの問題としてスナノミ症を受け入れ、対策する準備ができていました。
クワレ郡のCHVは、PHOとCHAの助けを借りて自発的にアクションデー(例:学校への予防啓発活動など)を実施していました。
クワレMOHは、スナノミ症の治療薬に-Jabex *を使用していました。
*配合物: Plenyl Benzcate, Quarternary Ammonium, Compound, and Monopropylene Glycol
10月4日:スナノミ症の流行地域の学校と家庭を訪問しました。
チームはバカハンガ小学校とマゴンバニ小学校の2つの学校を訪問し、スナノミ症に関する予防啓発教育をし、75人の生徒、そして家庭訪問では15人の患者を治療しました。
クワレとホマベイの両方のチームに演説するジェームズ・カバカ氏(ホマベイ郡PHO)
クワレとホマベイの両方のチームに演説するジェームズ・カバカ氏(ホマベイ郡PHO)
ガブリエル・オジワヤ氏(ホマベイ、スバサウスCHA)、自身が管理するコミュニティユニットのスナノミ症の状況について発表
クワレで使用されるスナノミ症治療薬の1つ
モハメドカタナ氏(クワレCHP)とピーターマセロ氏(ホマベイCHP)
治療中の患者
スナノミ症の患者