診療所関係者に対するリフレッシャー研修を実施しました
このプロジェクトの主な目的は、2026年までにンディワサブカウンティとスバサウスサブカウンティの両方でスナノミ症の罹患率を減らすことです。
JICA-NUITMは、ホマベイ郡保健省とともに、これに取り組んでいます。
このことを念頭に、 2023年8月14日と15日に、ンディワソーシャルホール(40人の参加者)とケンタブ会議場(25人の参加者)で両サブカウンティの診療所関係者に対し、スナノミ症に関するリフレッシャー研修を実施しました。
研修のファシリテーションは、サブカウンティ公衆衛生と医療担当官のニコデモ・オドゥンド博士とレイ・カジュワン博士が担当しました。
研修の目的
ンディワとスバサウスのサブカウンティ内の全診療所関係者に対し、リフレッシャー研修を実施する。
今回の研修の主な目的は以下です。
〇各医療施設におけるスナノミ症に対する既存の取り組みについて確認し、正しい治療法等に関する理解を共有する
〇さらに、ケニア政府のスナノミ症の治療ガイドラインに掲載されている治療薬(過マンガン酸カリウムとNYDA)に関する情報を共有する
〇影響を受けた患者(スナノミ症患者)に対して最も安全な方法で外科的治療を行うように念を押し、MOH 514、MOH 515、MOH 705、およびMOH 708(保健省指定の疾病報告ツール)で適切な報告が行われることを確認する
確認内容は次の通りです。
- 診療所関係者は、今回の研修内容とスナノミ症感染者の報告方法を、研修所内の他のスタッフへ情報共有する。
- スナノミ症の同定と治療、予防を推進する
- コミュニティに対してスナノミ症の治療と予防に関する啓発活動をする
- MOH 705の報告書の誤りを避けるために、左備えの番号付けスタイルを使用する