河野学長のケニア訪問

河野学長のケニア訪問

2023-07-22

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ケニア中央医学研究所(KEMRI)との学術交流協定更新署名式及び協力関係にあるケニアの大学、JICA等を表敬訪問するため、河野学長が7月8日~13日に掛けてケニアに訪問されました。 

7月10日、JICAケニア事務所岩間所長を表敬訪問し、ケニアでの長崎大学の活動への支援に謝意を表明すると共に、SATREPS、草の根技術協力事業、長期研修員受入れ等での協力継続への期待を表明しました。その後、ケニアッタ大学を訪問し、Vice Chancellor のProf Paul K Wainainaへの表敬訪問を行いました。表敬訪問には同大学の研究部門長の・学術交流部門長も参加され、今後の長崎大学及びケニアッタ大学との更なる学生交流及び教職員研修についてなど、今後の交流の発展に向けた話し合いが行われた。同大学の学術交流担当者であるDr Mildred Nawiri氏の引率の下キャンパスツアーにも招待されました。また、同大学に留学中の大学院医歯薬学総合研究科の学生2名と面談し、激励しました。 

7月11日には、岡庭健駐ケニア共和国特命全権大使及び国光あやの議員、JICA関係者のご臨席の下、KEMRIとの学術交流協定更新署名式が執り行われました。本学からは、学長の他、熱帯医学研究所 金子修所長、ケニアプロジェクト拠点長の金子聡学長特別補佐、感染症研究出島特区 森田公一特区長他教職員が出席しました。Elijah Songok 所長の開会挨拶に続き河野学長が挨拶し、国光議員、岡庭大使がスピーチされました。KEMRIとの学術交流協定は、2004年に締結して以来今回が4回目の更新であり、署名式に合わせ、長崎大学及びKEMRI双方から共同研究、人材育成等のプロジェクトに係わってきた教員・研究者がこれまでの実績及び今後の展望などについてプレゼンテーションを行い、協力拡大の可能性を示しました。 

7月13日には、大学の世界展開力強化事業「プラネタリーヘルスの実現に向けた、日ア戦略的共同教育プログラム(PHASE プログラム)」で学生交流を行っているジョモ・ケニヤッタ農工大学の副学長であるProf Eng B.W. Ikuaへの表敬訪問を行いました。同大学ではAFRICA-ai-JAPAN Project (JICA技術協力プロジェクト)との関係が深く、現在もJICA奨学金プログラムを通じて工学部(修士課程)及び、大学院工学研究科(博士課程)にて、1名ずつの学生の受入を行っている。工学部の喜安千弥教授や工学研究科の坂口大作教授による本プロジェクトでの研修に参加されており、今後の更なる協力関係の可能性について話し合われた。同日、医学科学生の高次臨床実習で留学先となるケニアッタ国立病院の病院長代理であるDr Rose Nyabanda氏を表敬訪問しました。本学学生受け入れに対する協力と支援に対する感謝の意を伝え、医局員の研修や臨床研究の取り組みについてなど意見を交わし、今後の更なる交流深化に対しての意気込みを新たにしました。 

ケニア拠点新ラボの視察
JICAケニア事務所 岩間創所長表敬
JICAケニア事務所 表敬訪問
ケニアッタ大学での表敬訪問風景
KEMRI Prof Songok 所長 表敬訪問
KEMRI表敬訪問 記念品贈呈
KEMRIとのMOU署名式典 署名風景
KEMRIとの署名式典 集合写真
大使公邸夕食会 集合写真
JKUAT表敬訪問
ケニアッタ国立病院 表敬訪問
ケニアッタ国立病院表敬 集合写真