2023年3月1日と3日、保健省、教育省、JICA-NUITMは、Suba-southとNdhiwaの2つのサブカウンティで全国スナノミの日に合わせたスナノミ症キャンペーンを開催しました。
キャンペーンの準備に際して関係者の間で議論を重ね、最も感染が流行しているコミュニティの小学校でイベントを開催し、啓発活動や患者の治療を行うことになりました。
この2つのイベントは、スバサウスの小学校から558名、ンディワの小学校から865名が参加し、成功を収めました。
開催目的
このイベントの主な目的は、スナノミ症の認知度向上、行動変容、そして能力向上です。
スナノミ症の原因、診断、治療について説明しました。
毎月の報告書を分析し、最も流行している地域単位を対象にキャンペーンを実施しました。
活動内容
主な活動内容は以下の通りです；
診断
これは、保健省の地域保健ボランティア（CHV）の協力を得て行われたものです。
JICA-NUITMのチームが、患者さんの足を検査し、罹患を確認しました。
治療方法
また、MOHとJICA-NUITMによって、以下のような処置が行われました。
患者の足または患部をきれいな水と石鹸で十分に洗い、5リットルの
清潔な洗面器にきれいな水を入れ、過マンガン酸カリウムを小さじ半分加え、足を浸す。
15～20分ほどたった後、足裏にワセリンを塗る。
また、患者さんには、手軽に使える炭酸ナトリウム（マガディ）を使うことをお勧めしました。
また、ココナッツオイルの塗布も、忌避剤とオイルケアの両方の役割を果たすことから推進されました。
個人と環境の衛生をターゲットとした健康増進と積極的な行動変容が、すべての参加者によって議論されました。
重症の場合は、近隣の医療施設に紹介し、専門的な治療を受けさせることが必要です。
罹患者には、スナノミの再罹患から足を守るためにゴム靴が支給されました。
啓発動画の上映
MOHとJICA-NUITMは、スナノミ症に関する教育ビデオを作成し、保護者の方々にお見せしました。
エンターテインメントとスピーチ
CHVと学校の生徒らが、スナノミ症啓発についての詩や歌、寸劇を発表しました。
SARAYA ケニア
SARAYAは衛生と健康に関するあらゆるソリューションを提供する国際企業です。
今回のキャンペーンに対して、ハンドソープ用洗剤、ハンドサニタイザーの製造、ゴムの提供を通じて協力してくださいました。
Healthy Entrepreneurs
Healthy Entrepreneurs は基本的な医療用医薬品を提供し、販売と教育を行うCHVを育成する組織です。
このような取り組みを通じて、孤立した村は、健康的な情報を持つ強力なコミュニティへと変貌を遂げることができます。
また、Healthy Entrepreneursは、CHVのスマートフォンでスナノミ症に関する教育ビデオにアクセスできるように、独自アプリでの動画拡散にも協力してくださっています。