JICA資金による持続可能なスナノミ症予防事業は、スバサウスとンディワの2つのサブカウンティで活動を行っています。
当事業の主な目的は、治療、モニタリング、啓発などの教育活動を通じて、対象地域でのスナノミ症の罹患率を減らすことです。
2023年1月9日(月)、NUITM-JICAはホマベイ郡の保健大臣事務所を訪問し、事業の進捗状況について共有しました。
ロザリン・アモロ大臣、マシューズ・オニャンゴ ホマベイ郡コミュニティヘルス戦略担当官、エリカ・アディアンボ CEC保健秘書官 、ケビン・オスリ保健局長、NUITM-JICA職員が出席しました。
長崎大学チームは事業概要と罹患者の調査、キャパシティビルディング、行動変容の3つの基本要素についてと、スナノミをピンなどで取り除く以外の方法で治療する方法について話しました。
この日の会議では、村人や罹患者が直面している課題について有意義な話し合いが持たれ、保健大臣と以下の内容について合意しました。
1)両サブカウンティの保健局担当者と連絡し、全CHVの作業スケジュールを確定する- これにより、保健局が動員コストを削減し、事業を最も効率的に実施することができるようになります。
2)スナノミ症の罹患数について報告システムを統一し、関係者間で容易に共有することができるようにする – これにより、時間や労力などの活動コストを最小化し、事業の持続可能性を担保する方法を検討していくことができるようになります。