【JICA 草の根スナノミ事業】現地での治療や予防における課題を理解するため、CHVとの会議を実施しました。

【JICA 草の根スナノミ事業】現地での治療や予防における課題を理解するため、CHVとの会議を実施しました。

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JICA-長崎大学NUITMチームは、ケニア政府保健局と共に、2022年11月に事業対象地域の全CHVとミーティングを実施しました。

主な目的は、CHVらの仕事を確認・評価することで、スバサウス地域の16コミュニティユニット( C.U) とンディワ地域の26 C.Uを訪問し、CHAとサブカウンティチームのほぼ全員が参加しました。

JICA-NUITMは、CHVが毎月取りまとめている報告ツール(MOH 514)の確認を行いました。

CHVが治療、健康指導、月次報告をどのように行っているかを判断するために、CHVの提出したMOH514報告書をサブカウンティの報告書や、治療施設の報告システム(DHIS)の記載と比較することもできました。

その結果、各報告書の間には大きな乖離があることがわかりました。

これについて解決策が会議の中で話し合われ、その場で解決できない問題については、持続的な解決策を見出すために、さらに上のレベルの会議で議論することとなりました。

今後報告書が期限通り提出されるように、長崎大学とサブカウンティチームが協力していくことを確認しました。

今回の会議中に、長崎大学はスナノミ症に関する情報を掲載したCHV用かばん、治療用の過マンガン酸カリウム、殺虫剤と手袋、2023年の啓発パンフレットなどを配布しました。

今回の会議では、CHVがスナノミ症治療の現場で直面している課題を確認することができました。

長崎大チームは、これらの課題を郡保健局と共有し、今後解決策を探っていく予定です。