2022年11月2日にホマベイ郡保健局の会議室において保健局と教育省の新メンバーが対面会議を行いました。サブカウンティのチームもズームを介して参加しました。
保健局職員15名、教育省職員3名、JICA- 長崎大 のメンバーが出席しました。
今回の会議の目的は以下です。
- 新しいカウンターパートチームを紹介する:今回省庁でのスタッフの入れ替えがあったため、新しいカウンターパートと知り合い、プロジェクトの範囲、活動、進捗状況、課題を共有できるようにする
- 事業計画と活動内容を共有する
長崎大学側から以下を発表しました。
- プロジェクトの概要
- 組織図
- これまでと今後のスケジュール
- ベースライン調査の結果
- 月次レポート(各サブカウンティから報告されている内容のギャップ)とDHISデータ
- スナノミ症のさまざまな治療法
- コミュニティからのスナノミ症罹患者の写真
- 治療に際して直面している課題
保健局責任者のオスリ氏は、プロジェクト活動に関心を示し、JICA-長崎大チームを全面的に支援することを約束しました。
保健省側は事業活動に感銘を受け、健康教育を通じて一貫した治療、予防措置、行動変容を行うことで、スナノミ症の患者が治癒したという成果を見ることができました。
今回の会議で、今後サブカウンティチームは、スナノミ症をきちんと報告していないCHAとCHVのフォローアップをすると同意しました。
これにより今後100%の報告率が可能になり、罹患者すべてが治療を受けることができるようになります。