【終了】「途上国の感染症対策に資する診断薬開発を推進するために」

ウェビナー

標記について下記の通りウェビナーを開催いたしますのでお知らせいたします。

 

 

WHO事前認証及び推奨の取得並びに途上国向けWHO推奨機器要覧掲載推進事業

第2回連続ウェビナー

「途上国の感染症対策に資する診断薬開発を推進するために」

 

日時:令和3年1月29日(金) 10:00-11:30

主催:長崎大学熱帯医学研究所NTDイノベーションセンター/日本顧みられない熱帯病アライアンス

参加登録:https://jagntd.org/webinardx/

参加費:無料

 

要旨:マラリア、結核、顧みられない熱帯病。新型コロナウィルスの世界的流行の陰で、これら旧来の感染症は、なお、途上国の人々の生命や暮らしを脅かし続けています。これらの感染症対策を進めるうえで足かせのひとつとなるのが、良質で使いやすい診断薬の不在あるいは不足といわれています。とりわけ、顧みられない熱帯病に関しては、必要な診断薬を開発できるかどうかが、今後10年の対策の成否をわけると言えるでしょう。長崎大学NTDイノベーションセンターでは、日本国内での診断薬開発と国際市場への上市を促進する目的で、主に企業を対象とした連続ウェビナーを開催しています。第2回目となる今回のセミナーでは、国際市場をターゲットとした感染症診断薬の開発戦略と診断薬技術の紹介を行い、日本企業に共通する国際市場参入への障害とそれに対して企業がどのような支援を必要としているかについて参加者のみなさんと議論する場を設けます。

 

 

アジェンダ

時間 トピック 担当(敬称略)
9:50-10:00 接続確認
10:00-10:05 ごあいさつ 長崎大学NTDiセンター長

平山 謙二

10:05-10:35 国際市場をターゲットとした新規診断法の開発戦略(仮) FIND (Foundation for Innovative New Diagnostics)
Senior Director R&D

Marta Fernandez (cc)

10:35-10:45 イムノクロマト法応用の可能性:狂犬病 アドテック株式会社新規事業部長

小林 行治

10:45-10:55 POCTとしてのSTH-PAS、その基本技術と応用:デング熱、新型コロナ感染症など 株式会社TBA代表取締役

川瀬 三雄

10:55-11:05 バイオナノカプセル技術を用いた高感度抗体センサー技術:リーシュマニア 株式会社ビークル代表取締役社長

郷 保正

11:05-11:20 公開ディスカッション「国際市場参入への障害と政府支援」
11:20-11:30 おわりに:診断薬等開発に対する日本政府の支援情報の収集について 日本顧みられない熱帯病アライアンス副事務局長

吉岡浩太

 

FIND (Foundation for Innovative New Diagnostics) : スイスのジュネーブを拠点とする世界的な医療非営利団体。製品開発パートナーシップとして、150以上のパートナーと協力して、顧みられない熱帯病、マラリア、結核などの診断薬の開発、評価、実装を促進している。

アドテック株式会社:大分県で体外診断用医薬品の研究開発と製造に取り組む企業。

株式会社TBA:宮城県で遺伝子検査の研究・開発・販売に取り組む企業。

株式会社ビークル:京都府で「バイオナノカプセル」を実用化するために設立された大学発ベンチャー。

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