WHOやG7サミットでは,NTD対策を世界コミュニティーの一員として先進国が率先して進めるべきであるとしています。NTD制御に最も必要なのは,実際に病気が流行している途上国と研究開発能力のある先進国との緊密な協力です。この協力体制をベースとして、診断,治療,予防法のためのイノベイティブな医薬品開発研究や,研究成果の現場での実用化研究が進められていきます。

このような医薬品開発研究を具体化するためには、基礎研究でのシーズ発見から前臨床及び早期臨床試験に至るための複雑な知識や情報をまず研究者へ供給することが不可欠です。このため、1)アップデートな知識を毎年更新するトレーニングコースの運営や、2)各種財団や省庁などの研究開発助成に関する動向を探り必要な情報を研究者に提供するための恒常的な情報収集、3)熱研内外の関連研究に関する情報を広く知らしめるためのホームページやメルマガを用いた広報を中心に活動します。

こうした環境整備により特に民間企業との共同研究を増加させ安定的で持続可能な研究開発体制を強化していきます。