2024年6月、ケニア拠点の齊藤准教授がザンビアでの狂犬病対策のため、JICA短期専門家として派遣されました。ザンビアでは「感染症対策のためのラボサーベイランス強化プロジェクト」の一環として、狂犬病サーベーランスの強化が図られています。
齊藤准教授は、これまでフィリピンで狂犬病対策に従事してきた経験があり、多数の人狂犬病および動物狂犬病の症例経験を有しています。また、公衆衛生対策の現場での実践経験も豊富で、日本で数少ないの狂犬病対策専門家です。
短期間の滞在でしたが、多くの関連機関を訪問し、ザンビアの狂犬病対策を分析しました。最終日には、関連機関と協議を行い、今後の人狂犬病の検査体制についての方針について合意を得ることができました。