ケニア中央医科学研究所と長崎大学とのMOU署名式典に参加のため、国光あやの衆議院議員が7月7日~11日にケニア渡航されました。本渡航に合わせて、金子聰拠点長と共に7月8日、長崎大学、NEC、KEMRIとの共同プロジェクト(新生児指紋認証)の視察のため、クワレ・キナンゴ病院に訪問されました。
同訪問には、KEMRIの共同研究者であるDr Muuo氏も参加され、病院の新生児室において、現地スタッフによる新生児の指紋認証の様子を見学され、本研究プロジェクトにおける研究成果についても高く評価をいただきました。7月11日、KEMRI Songok所長への表敬訪問、及びMOU署名式典に参加いただきました。
署名式典のスピーチの中では、今年5月に岸田首相のケニア訪問及び、現ルト大統領との会談の中で、今後日本がケニアに対しての感染症対策、顧みられない熱帯病(NTDs:Neglected Tropical Diseases)を始めとした保健プロジェクトの推進、更なる協力深化に向けた表明をされたことを示され、その一端として長崎大学とKEMRIにおける関係強化及び、研究プロジェクトの発展における貢献についての期待を述べられました。
MOU署名式典後、ケニア拠点にも訪問され、昨年新設されたラボやP3ラボの見学をされ、感染症出島特区長・森田教授、井上副拠点長と、長崎大学ケニア拠点における感染症対策を始めとした研究プロジェクトの将来的なビジョンに向けての話し合いが行われました。









(左から吉野職員、井上副拠点長、国光あやの議員、森田教授、石黒職員、ブグア職員)