長崎大学医学部医学科6年生3名、齊藤准教授、彦根助教が諏訪の杜病院がされている巡回診療の見学に行きました。
大分県大分市に本拠を置く医療法人光心会 理事長・諏訪の杜病院院長 武居光雄先生は、人工透析とリハビリテーションを中心に医療を提供していますが、ケニアでも医療活動を展開しており、GRAND FOREST JAPAN HOSPITALと(NGO)DREAM WORLD HEALTHCARE PROGRAMMEを運営しています。加えて、地域の貧困層を対象に、月に2回から4回の巡回診療も行っています。
院長の武居先生のご厚意により、その巡回診療を見学させて頂きました。
ケニアッタ国立病院での3次医療とは異なり、1次医療の提供は多くの困難に直面しており、特に貧困やHIV問題に立ち向かう厳しさを直接体感しました。また、日本ではほとんど見ることのない重度の栄養不足の子供たちの状態を目の当たりにし、ケニアでの医療の難しさを痛感しました。
この貴重な経験を提供してくださった武居先生をはじめ、GRAND FOREST JAPAN HOSPITALとDREAM WORLD HEALTHCARE PROGRAMMEのスタッフの皆様に心から感謝申し上げます。