ナショナルバイオリソースプロジェクトヒト病原ウイルス
リソース拠点

ヒトに病原性をもつウイルスの収集、作製、保管、バックアップ、品質管理、提供を行っています。

現在、パンデミックを起こしている新型コロナウイルス感染症(COVID-19)をはじめ、様々なウイルス感染症が人類にとって大きな脅威として存在しています。人類がウイルス感染症を克服あるいは制御可能なものにするためには、ウイルス増殖機構や病態発現機構の解明、ワクチンや治療薬の開発などが必須です。また、その過程で多種多様なウイルス株を分離あるいは収集して多様な性状を示すウイルス株を解析する必要があります。社会的ニーズの高いこれらの研究・開発を推進するためには、多くの多様な研究者がバイオリソースとして多種多様なウイルス株を入手・解析できる環境の整備が極めて重要です。

このような背景から、本ヒト病原ウイルスのバイオリソース拠点を整備し、安定的運用が可能な組織体制を構築していきます。

  • A型インフルエンザウイルス

    A型インフルエンザウイルス

  • ロタウイルス

    ロタウイルス

  • 単純ヘルペスウイルス1型

    単純ヘルペスウイルス1型

拠点情報

代表機関

長崎大学 高度感染症研究センター

〒852−8523 長崎県長崎市坂本1−12−4 長崎大学坂本キャンパス 高度感染症研究センター TEL / FAX 095−819−7851

代表者
安田 二朗

分担機関

北海道大学
松野啓太
東京大学
川口寧
大阪大学
小林剛
理化学研究所
三輪佳宏