研究拠点形成事業(B.アジア・アフリカ学術基盤形成型)アジア・アフリカにおける新興ウイルス感染症研究モデル拠点の形成

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ガボンでの研究

概要

中部アフリカのガボン共和国では、感染症が死亡原因のおよそ半分を占めています。
マラリア・HIV・結核の三大感染症に加え、過去に4度エボラウイルス病のアウトブレイクが発生しており、またデング熱やチクングニア熱といった熱帯感染症も報告されています。
拠点機関であるランバレネ医療研究センター(CERMEL)と協力機関である国立熱帯生態学研究所(IRET)は、これらの感染症の宿主とされている齧歯類、チンパンジーや西ローランドゴリラなど、ヒトとウイルス感受性の近い高等霊長類の生態調査を行っています。
特に、ヒトの住環境の近くに生息している齧歯類を対象としたウイルスの網羅的な調査をすることで、新規ウイルスの同定やウイルスの宿主域や地域性の解明も行っていきます。

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