熱帯感染症研究センター(以下、新センター)では、助手1名を公募することにしました。自薦他薦を問いません。適任と思われる方は是非応募してください。多数の応募を期待しています。
研究分野と応募資格
新センターでは、従来の熱帯病資料情報の収集・発信拠点としての役割の他、熱帯感染症・寄生虫症の発生・拡大に関与する複合要因の解析と予防制圧に資する研究を、対象を地球規模にスケールアップして行い、その成果を熱帯感染症・寄生虫症の予防・対策戦略構想に役立てるとともに途上国へ還元し、世界の熱帯感染症・寄生虫症対策の推進に貢献することを目的としています。
従って、新センターが求めている研究者像は、「熱帯現地で調査研究」を行いながらも、「熱帯感染症の対策戦略を地球規模の観点から構想」できる、チャレンジ精神旺盛な若者です。
上記の趣旨に則って、具体的な応募資格は下記の通りです。
- 実際に熱帯現地における調査研究活動を行っている。
- 熱帯感染症の空間的、時間的拡がりを把握分析する理論と方法論(例えば、GIS、リモートセンシング、数理モデルなど)を持つ。
- 熱帯感染症情報の収集・発信に対応できる理論と情報技術を持つ。
- 医学、保健衛生学、獣医学等の学位(博士)を持つ(学位を持っていることは必須)。
ただ、そうは言っても、1、2、3すべてを持ち合わせる人材が簡単に見つかるとは考えていません。現時点でどれかひとつの条件でもあれば、応募可とします。当然ですが、何より必要なことは、熱帯の人と自然を心から愛し、現実と専門性(論文を書くということ)の間を行き来しながら夢を語り合える情熱と能力を持っていることです。
- 講座名等
長崎大学熱帯医学研究所・熱帯感染症研究センター
- 採用予定時期
平成13年度の早い時期
- 採用条件
任期4年(再任を妨げない。ただし再任の場合の任期は2年とする。)
- 提出書類
- 履歴書(適宜様式) 1部
- 業績目録(適宜様式) 1部
- 主要論文別刷り3編以内 各1部
- 推薦者があれば推薦書(適宜様式)
- なお、選考の過程で来所をお願いすることがあるかも知れません。予めご承知ください。
- 提出期限等
平成13年5月11日(金)(必着)※封筒には、「熱帯感染症研究センター助手応募書類在中」と朱書きし、簡易書留または宅急便で送付してください。
- 提出先、問合せ先
〒852-8523 長崎市坂本1丁目12番4号
長崎大学熱帯医学研究所 熱帯感染症研究センター
嶋田雅曉
問い合わせはメール(shimadam@net.nagasaki-u.ac.jp)に限ります。 なお、センター現有教官は下記の通りですが、新たに教授1名も近く公募する予定です。
教授 嶋田雅曉 専門分野 寄生虫学・熱帯病生態疫学 助教授 鈴木 博 専門分野 衛生動物学・分類学
本研究所の情報については、研究所のホームページをご覧下さい。
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