熱帯医学研修課程

講義・実習風景


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1. 学内での講義

通常は研修生15名で講義を受けますが、グローバルヘルス研究科の学生との合同講義もあります。
 
講義風景 講義風景



2.病害動物野外実習

疾患を媒介する蚊について、幼虫・成虫の採集および同定の実習があります。研究所周辺や、郊外の水田地帯に出かけての野外実習の様子です。
 
野外実習 野外実習
野外実習 採取した蚊の幼虫



3.ラボ実習

経験のある人もない人も、ウイルス学、細菌学、免疫学などの分野で、診断や病原体同定のための実験を学ぶことができます。
 
ラボラトリー実習 ラボラトリー実習



4.修了式

研修の修了時は、和文・英文の修了証書が授与されます。
 
修了式 修了式



修了生の感想


    医師(平成29年度研修生)

     勉強することの楽しさ、勉強できることの幸せを痛感した3ヶ月でした。このような環境を与えてくださった先生方や事務の方々、関わってくださったすべての方に心から感謝いたします。
    『熱帯医学を学びたい』という共通の思いを抱いてともに学び、夢や悩みを語り合った素晴らしい20人の仲間との出会いは生涯の財産になりました。週末ごとにみんなで観光に出かけ、最低週一度は行われる飲み会に参加し、まさに第二の青春を過ごすことができました。
    蘭方医学の伝来の地であるこの長崎で医学を学ぶことができたというのも貴重な体験になりました。図書館に貯蔵されている解体新書の初版を見たときの感動は忘れられません。 あっという間の3ヶ月でしたが、人生で一番密度の濃い3ヶ月でもありました。ここで学んだことを今後のフィールド活動に生かしていきたいです。ありがとうございました。


    看護師、保健師 (平成29年度研修生)

     「熱研へは絶対行くことを勧めるよ!」「行ったらわかる!」「もう一回行きたい!」とJICA青年海外協力隊の先輩隊員や知人達が話していて、以前から気になっていた研修課程コース。今までタイミングが合わず、7年越しでやっとここに来ることができました。
    来てみたら、皆の言う通り、そして自分の予想以上に得るものが多く、一生忘れられない3ヶ月になりました。
    熱帯に多い疾病は、マラリア等日本では見られない疾病が多いため、日頃レクチャーを受ける機会がなかなかありません。今回、熱帯病の原因、具体的な症状の経過、治療、予防について最先端の研究まで具体的に学ぶことができて、大変貴重な機会でした。また、熱帯医学や国際保健の第一線で活躍されている一流の先生からのレクチャーが毎日毎時間目の前すぐの距離で受けられて、これほどの贅沢な時間はないと感動しました。どの先生の話も情熱的、かつ実際的で、国際保健の面白さ、難しさを知るとともに、ますます勉強を深めたくなりました。今後も国際保健で学びを深め、フィールドへ出たいと思います。
    ここで出会った、同期や先生方も何物にも代えられない大きな財産です。
    本当に本当に有難う御座いました。ここがスタートと肝に銘じて積み重ねていきます。


    企業系 (平成29年度研修生)

     患者数、病態、寄生虫、途上国の環境…今まで見てこなかった衝撃的な数字、グラフ、写真が毎日のように紹介される3ヶ月間は非常に考えさせられることの多い経験となりました。熱帯医学を学ぶということは、単に疾患を学ぶことだけではなく流行地の宗教・気候・生態系・文化を学ぶこと。時には日本でも過去に流行しており、制圧するための多大な取り組みがあった歴史を知ることにもつながりました。
    異なるバックグラウンドを持った研修生とディスカッションをして異なる思考を頭で学び、顕微鏡をのぞき込んで動く寄生虫を目で学び、実験器具を駆使して疾患の診断技術を手で学び、蚊のいそうな場所へ出向き足で学び、全身で知識を取り込んだ研修課程でした。
    ありったけの経験と知識を惜しげもなく伝えてくださった研修生の皆さん、講師の先生方、研修課程をサポートしてくださった皆様、本当にありがとうございました。


    臨床検査技師 (平成29年度研修生)

     青年海外協力隊を経て熱帯医学に興味を持ち、地元長崎に熱帯医学研修課程があることを知りました。シラバスが届き、授業内容を見て、少しの不安と大きな期待を抱いた入学前が遥か遠い昔に感じるほど、充実した3カ月間の研修期間を過ごすことができました。
    様々なバックグラウンドを持つクラスメイトと国際保健に情熱的に関わり、時には愛おしそうに寄生虫や蚊の事を語るすばらしい講師の先生方に囲まれ、個々の授業を通して多くの知識・技術の習得は勿論、様々な視野から国際保健を学び、グローバルヘルスとは何か?自分はどう関わっていけるのか?と考える非常に良い機会になりました。
    この3カ月間で『今後もどんな形であれ熱帯医学・国際保健に関わっていこう』と更に強く思うようになり、そのために基礎をきちんと身に付けて自分の強みを磨き上げようと思っております。研修を支えてくださった熱帯医学研究所の皆様、グローバルヘルス研究科の皆様、関わってくださったすべての皆様に深謝いたします。ありがとうございました。

     

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