熱帯医学研修課程

講義・実習風景


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1. 学内での講義

通常は研修生15名で日本語の講義を受けます。一部英語での講義もあります。
 
講義風景 講義風景



2.病害動物野外実習

疾患を媒介する蚊について、幼虫・成虫の採集および同定の実習があります。研究所周辺や、郊外の水田地帯に出かけての野外実習の様子です。
 
野外実習 野外実習
野外実習 採取した蚊の幼虫



3.ラボ実習

経験のある人もない人も、ウイルス学、細菌学、免疫学などの分野で、診断や病原体同定のための実験を学ぶことができます。
 
ラボラトリー実習 ラボラトリー実習



4.修了式

研修の修了時は、和文・英文の修了証書が授与されます。
 
修了式 修了式



修了生の感想


    看護師(平成30年度研修生)

     私は主にアジア、マラウイにおけるHIVやマラリア、住血吸虫症、低栄養、未就学などの問題にかかわってきました。これら途上国の問題を、主に貧困などの社会経済的観点から考えてきましたが、熱帯医学という観点から学んだことはありませんでした。今回、熱帯医学研修過程に参加したいと思ったのは、これらの問題を医学という観点から学ぶことにより、その対策などにおいてより生かせるのではないかと思ったからでした。熱帯医学研修に参加させていただき、今まで経験的に漠然と持っていたパズルのピースのようにばらばらで曖昧な知識や疑問がひとつひとつ解かれていき、日々の講義がとても学び深く、楽しかったです。原虫、寄生虫の講義、蚊についての予想をはるかに超える深い学び、これまでの様々な疾患の撲滅にむける取り組みや研究、また現在世界の現場で活躍されている先生方からの貴重な講演、また臨床の取り組み、どれも感動的で貴重な3か月を送ることができました。
     最後に、熱研の先生方、グローバルヘルスの先生方、また外部講師の先生方、サポートしてくださいました事務の方々、同期、皆様へ心より感謝いたします。


    医師(平成30年度研修生)

     今後MSFに参加したいという希望があり、そのために必要な基礎知識を学びたいと思い熱帯医学研修課程に参加しました。
    総じて充実した研修だったのですが、中でも大きな魅力、かつ、学びとなったのは、講義をしてくださる先生方の熱意でした。各先生が、それぞれの専門分野について、本当に楽しそうに語られるのです。(なので、講義はもちろん面白い!)興味を持ったものを突き詰めて、それを成果につなげていらっしゃる姿はとても魅力的で、自分もこういう風になりたい、という目標になりました。
     また、同じ思いと様々なバックグラウンドを持つ同期生との出会いも、大きな収穫でした。行動力に溢れどんどん前に進んでいく姿は常に刺激となり、飲み会や旅行などざっくばらんな中でした他愛ない話も、異なる視点を与えてくれました。3ヶ月という短い期間でしたが、その分濃い時間を過ごし、素晴らしい仲間を得ることができました。
     3ヶ月間仕事を離れるには、職場の理解を得るなど色々な調整が必要ですが、それらを差し引いても、本当に来て良かったと思います。沢山学び、遊び、今後の進路のヒントを得ることも出来た充実した時間でした。先生方、関係各所の皆さま、そして研修同期生に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。


    医師、看護師 (平成30年度研修生)

     この3ヶ月は、不思議な時間でした。巷には、見えないけれど確かに存在するレールが無数に広がっていて、いつしかその一端を掴んでいました。それでも少しでも自分らしくありたいという思いを尊重すればするほど苦しくなる、そんな日常を送っていました。
     長崎に集まった同期は、そんな気持ちを自然と分かち合える集団でした。今後の人生の岐路に立ち、必死に自分と向き合っている大人が集まるということが、こんなに心を熱く、温かくさせるものとは思いませんでした。
    先生方は、熱帯医学を教えながら、好きな分野で生き生きと活躍する充実感を私たちに示してくださいました。また、今まで知り得なかった分野の知識を得ることで、思考の再構築を図ることが出来ました。
     この心地よい不思議な3ヶ月間のおかげで、自分が今後取り組むべき問題、また自分なりの解決策の枠組みを模索することが出来たと思います。また、この心地よいフラットな感覚を保ち続けられるように日々を送りたいと思うようになりました。
     この3ヶ月間は、思っていたよりも、ずっと貴重なものを与えてくれました。研修を支えてくださったすべての方々に感謝いたします。

     
    看護師(平成30年度研修生)

     3か月間、目まぐるしくも充実した時間でした。海外活動豊富な先生方の講義に毎日刺激を受け、自分で顕微鏡を操作し動いている寄生虫を見るなどの貴重な体験を積み重ね、今までなんとなく存在は知っていた別の世界を歩くパスポートをいただいたような気がします。
     目に見えない電子顕微鏡の世界から、豊富な臨床例を通しての人との関係、WHOや他のNGOなどの組織の活動、国レベル地球レベルでの取り組みについてなどを学び、熱帯医学の世界の広さに驚くばかりでした。それぞれ軸足を置く場所は違っても、一緒に過ごした学友たちとこの世界を自由に歩いていきたいと思います。先生方、躓いたときにはこれからも私たちのサポートよろしくお願いします。
     本当にありがとうございました。


    医師(平成30年度研修生)

     3か月たくさんの偉大な先生方より貴重な体験ならびにご講義を受けさせていただきありがとうございました。今後の私の視点と興味と好奇心を大きく変えていただきました。熱帯医学にはもともと興味があったのですが、日本で症例を待つのではなく、海外で症例を求めるという気持ちが日々強くなり、海外でご活躍されていた、またはしておられる先生方ならびに同様の経験をしてきた、またはこれからしようとする同期の仲間たちとの出会いと会話がさらに海外で何か大きなことをしたいという気持ちに変化しました。
     今後は海外を体験しつつ、日本に還元する生活を送って社会貢献をしていきたいと思っております。貴重なきっかけを与えてくださりありがとうございました。


    看護師、保健師(平成30年度研修生)

     3か月という短い期間でしたが、非常にモチベーションの高い先生方や同期のみなさんにたくさんの刺激をもらいました。先生方は質問に対して熱心に回答してくださり、どれも熱帯医学の現場で役立つものばかりだと思いました。実体験に基づいた話は、どれもとても興味深く、先生方だけでなく、同期の皆さんともいろいろな経験を共有し、学びを深めることができたと思います。ここで出会った、様々なバックグラウンドを持った先生方や同期のみなさんと共に学んだことは、間違いなく今後の自分の人生に生かせると思います。また、世界のフィールドで先生方や同期のみなさんとお会いできることを楽しみにして、これからの自分の活動に励もうと思います。


    企業系 (平成30年度研修生)

     毎日が濃厚で、あっという間の三カ月でした。医療分野に関しての経験や知識がないため、この研修に参加するべきか悩んでいた時、本研修課程修了生の先輩が背中を押してくれました。熱帯医学の基礎から専門的なところまで、先生方の研究や、フィールドでの活動の話を聞くことが楽しく、これまで知らなかった分野への興味が広がりました。また、医学的な内容だけでなく、国際保健、感染症対策のプロジェクトについても盛り込まれたカリキュラムで、座学、実習、グループワークを通して学んだことは、今後フィールドに出た時に役立つだけでなく、モチベーションにつながると思っています。様々なバックグラウンドを持つ受講生との出会いはとても刺激になり、今後も何らかの形で国際協力に関わっていきたいと改めて思うようになりました。三カ月間研修を支えてくださった熱帯医研究所の皆様、グローバルヘルス研究科の皆様、本当にありがとうございました。


    看護師(平成30年度研修生)

     同じ職場の医師に紹介され、今回の研修に参加しました。彼女に本当に感謝しています。なぜなら、3か月研修が私にとって今後の生き方を変えるだろう大きな3か月になったからです。
    新しい知識を勉強すること、同期と飲んだり語ったりすること、先生方にいろいろなお話を聞いたり相談すること、大学生時代には何も感じず当然に思っていたことがこんなにも楽しいんだと日々実感していました。それはとっても贅沢なことでした。
    国際保健や医療が、さまざまな学問やアプローチにより成り立っていることを知りました。
    長崎の稲佐山に沈んでいく夕日は、びっくりするほどいつでもきれいでした。
     3か月間一緒に過ごした研修生の同期たち、講義だけでなくいろいろな面で私たちをサポートしていただいた先生方、そして事務の方々、深く感謝しています。本当にありがとうございました。今後もよろしくお願いします。


    薬剤師 (平成30年度研修生)

     熱意を形に変える場所:熱研
    長崎で過ごした濃い3ヶ月間は国際協力をする上で必要不可欠な要素となりました。
     熱帯医学の第一線でご活躍されている先生方の講義や、多様な専門性をもつ講師の方々から、実際の問題や状況について学び、考えることで、開発途上国で活動するために必要な熱帯医学の基礎知識を学ぶことができました。また、様々なバックグラウンドの方と研修を通して相互理解を深め、講義内でのディスカッションを通して、自分にはない考え方や発想を学び、視野を広げることができました。さらに、様々な機関から来てくださった講師の方々が、どのようにキャリアを築いてきたかを知ることもできました。
     素晴らしい講義・環境を提供していただいた講師や熱帯医学研究支援課の方々、そして研修生の皆様には感謝しております。
     3か月間本当にありがとうございました。


    医師(平成30年度研修生)

     この研修課程に参加した目的の一つは、自分の世界観を広げてくれるような学びや出会いを得ることでした。しかしながら、研修が始まって間もなくして、このままではその目的は達成されないことに気づきました。なぜなら、当然のことながら、研修プログラムは私の世界観とは無関係に用意されたものだからです。
     そのことに気づいて以降、私は自らの考えを発信し、自ら学びや出会いを求める行動をとるようにしました。そうすることでやがて、この研修課程はそのような行動に対して、寛容で真剣な応答をしてくれるものであることが分かりました。
     研修を終えて、当初の目的は半分達成され、半分未達成であったと感じています。もっと自ら行動することができたのではないかと思います。しかし、その未達成感こそがこの研修を通して得たものであって、私の次の原動力になっていると、今感じています。


    看護師(平成30年度研修生)

     この熱帯医学研修課程期間は、自分には見えていなかった新しい世界を発見する日々でした。カリキュラムは熱帯医学疾患や寄生虫・媒介動物に関する内容に加え、公衆衛生学や医療人類学、地球環境的観点、安全対策など、保健医療活動に関連した内容もあったため、色々な角度から熱帯医学の学修が出来ました。また、情熱と愛情をもって専門分野を語ってくれた先生方と出会えたこと、様々な経験を持つ研修生と出会えたことは、自分自身の内面を見つめ、今後自分はどうありたいかを探求する貴重な経験となりました。
    さらに、研修課程の地が長崎であったことも良かったと思います。長崎県内は多文化が良い状態で共生している他、自然はきれいで水・食べ物は美味しく、人も親切で住みやすいところでした。
     この期間、関わってくれた全ての方々に深く感謝すると共に、今後は、ここで新たに得た学術的知識や自分自身のモノの見方、人とのつながりなどを自分自身のフィールドで活かしていこうと思います。どうもありがとうございました。


    薬剤師 (平成30年度研修生)

     私は長い間、医療とは違った分野で国家公務員として働いていました。2011年に起こった東北大震災の災害派遣で被災地に赴きました。しかしながら、自分自身はこれに対応する能力をもっておらず、ただ、自分の無知を痛感するだけでした。それをきっかけに、世界で内戦などで苦しんでいる人々を助けるために活動している、国境なき医師団(MSF)で活動することを志しました。幸いにして、長崎大学熱帯医学研修課程を受講する機会を得ました。
     医師、看護師、薬剤師、ロジなどを経験した22名の仲間に出会えることができ、刺激を受けました。先生方に対しても、お忙しい中、講義や実習の準備をして頂きまして、本当に感謝しております。ここに来なければ一生知らないままであったろう、貴重な話を伺えてとても感謝しております。事務方の方々も、親身に相談に乗って頂いたうえ、迅速なご対応頂いて本当に感謝しております。残念ながら、MSFについては、私の病院での勤務経験がないことがマイナス評価されていました。そこで、引き続き、7月から長崎大学病院薬剤部の研修生として半年間勉強する機会を得ました。病院での経験を積んで再度チャレンジします。3ケ月間、本当にありがとうございました。


    看護師、保健師 (平成30年度研修生)

     研修課程に参加するまで、自分が国際保健医療のフィールドでどのように貢献していけばよいか迷っていました。しかしこの研修課程で、名だたる講師の方々が様々な見地から講義をしてくださったことで、自分がどんなことに魅かれるのか、今後何をして生きていきたいのか、見つけることができました。また、熱帯医学の研究者はもちろん、国際組織で活躍されている方や、熱帯地で臨床に携わっている方のお話を聞き、それぞれのフィールドで成果を上げることで、全体として途上国の保健医療が少しずつ改善しているという構造を実感することができました。
     熱研の先生方は、本当に楽しそうに授業や研究をしていて、それもとても良い刺激になりました。授業外でも、飲み会やBBQなどでフランクに交流してくださり、とても前向きなエネルギーをもらいました。研修生もそれぞれに多様なバックグラウンドがあり、話が尽きることがありませんでした。よく語り、よく学んだ三か月でした。本当にありがとうございました!


    薬剤師 (平成30年度研修生)

     昨年、国境なき医師団の初回派遣を経験し、自分の知識不足を痛感してここに来ました。 毎日新しい知識が増えていく、フィールドでは分からなかった事がすっと心に落ちていく、授業で習った知識は実習で形になっていく。社会人になっても学べるって本当に素敵なことだなと実感する毎日でした。
     また、これからの進路に悩んでいたこともあり、自分のキャリアをどう作り上げていくか、人生をどう生きていくか・・・先生方からの言葉に大きく心が刺激されました。様々な経歴を持ったクラスメイトとの何気ない会話から、今まで気付かなかった新たな視点をもらうことも多くありました。
     3ヶ月という短い間でしたが、熱帯医学の知識とともに、人生に対する考え方が変わりました。同じ目標をもって過ごした仲間との日々はこれからも私の大きな支えです。先生方は自分の「Only one」を、情熱をもって私たちに伝えてくれました。私も、新しくできた自分の夢に向かってこれから進んでいきたいと思いました。本当にありがとうございました。


    看護師(平成30年度研修生)

     まず初めに、先生方はじめ、各研究室のみなさま、事務のみなさまには大変お忙しい中、3か月間私たちが充実した研修生活を過ごせるようご配慮いただき心から感謝申し上げます。恵まれた環境の中で本当に充実した日々を過ごすことができました。
    諸先輩方から「熱研はとても楽しいし勉強になるよ!頑張っておいで!」と背中を押され、4月、棕櫚の下に桜の花が舞うという今まで見たことのない風景を眺めながら新鮮な気持ちで新しい学び舎の坂をのぼりました。
     研修生がより良く無駄なく学べるようなカリキュラムの中、第一線でご活躍されている先生方の素晴らしく情熱溢れる講義と実習に毎日圧倒され、この3か月は「無知を知る」ということの衝撃、喜び、充実感に満ちた時間でもあり、一方で膨大な知識の獲得と自分の衰え始めた記憶力、理解力との闘いの時間でもありましたがどれも非常に心に残る学びでした。
     またユニークな研修生仲間に恵まれ、研修以外でも様々なテーマでお互いのこと、職業観、人生観などを語り合い、そして自分自身と向き合うことができました。さらに研修生同士で長崎の地を歩き楽しみ、様々な要素が幾重にも折り重なる長崎の歴史も学ぶことができました。ここでの経験は自分の人生の中でかけがえのないものとなるでしょう。
     大変楽しい3か月でしたが、この研修を修了した以上、ここでの学びを深めつつ社会に貢献していくが今後の自分の使命だと思っています。自分の専門性を深めつつ、幅広い視野で物事を観察し、少しでもこの社会の力となれるよう研鑽します。
     皆様大変お世話になりました。本当にありがとうございました。


    看護師(平成30年度研修生)

     学ぶことの必要性を強く感じて応募したこの研修過程でした。
    学び始め強く感じたことは、生きることの面白さでした。
    専門的な知識を得ることはさることながら、今まで触れたことのない世界に触れること、講義をしてくださる講師陣の生き方や情熱は、 ただ単に知識を得るだけでなく、モノゴトの考え方や生き方のヒントとなりました。
     また、研修過程で過ごした時間は、自分のこれまでの生き方や行ってきたことを振り返る大切な時間ともなり、自分は一体どこへ向かっているのか”を再度考えるきっかけになりました。一生出逢うことがなかったかもしれない人々との出逢いは、私の人生の糧となり、財産となりました。これから自分がどの分野で、どこのフィールフドで生きていこうとも、ここで学んだこと、人、ネットワークを最大限に生かして生きていきたいと考えています。
     人生を豊かにすることができるこのような機会を与えていただいたことに心から感謝しています。 


    看護師(平成30年度研修生)

     熱帯医学という言葉を初めて知った昨年、これからどんなことをしたいのか悩んでいたのですが、熱帯医学という何だかおもしろそうな響きに興味を抱きこの研修課程に参加する決意をしました。3か月が経った今、やっぱり参加してよかったと実感しています。熱意のある先生方や仲間たちと共に学び語り合う日々はとても刺激的であり貴重なものでした。困難なこともありましたが、新たなことを知る喜びや学ぶことの楽しさを再認識させてくれたこの時間は自分を成長させてくれ、またその中で自分の進みたい道も見えてきました。ここでの出会いはこの3か月だけでなく、これからも続いていく大切な繋がりになりました。このような機会を与えてくださった皆さまに本当に感謝しています。ありがとうございました。 


    医師(平成30年度研修生)

     何でもやりますから、とにかく途上国で国際保健医療協力活動に参加させてもらいたいという気持ちは強かったんですが、高齢だし経験はないし、どうしてよいかわからずにいる時に、この研修の卒業生の方が、「きっと先が見えてくるから」と応募を勧めてくれました。高齢だからダメだろうと諦めかけていたこんな老人に、勉学の機会を与えて下さった熱研の皆様には感謝でいっぱいです。
     熱帯医学や途上国の現状を学ぶ中で、国際保健活動の重要性は十分に認識しましたが、私としては、実際に患者さん一人一人と向き合う医療活動をしていきたいと思うようになりました。途上国での経験豊かで、すぐれた講師陣、実践的実習と、途上国ですぐに役立つ内容の講義でした。また、同じ志を持つ同期生との三か月間は、刺激的で、大いに励まされる毎日でした。同期生のみんなにも感謝したいと思います。


    医師(平成30年度研修生)

     熱研で過ごした3か月間は自分にとって宝となりました。
    先生がたの熱心な講義や実習はもちろん、大切な仲間と過ごした時間は他では経験できなかったと思います。
     研修医のころから、いつかは国境なき医師団に参加したいと考えておりましたが、この夢が形となって目の前にくっきりと見えてきたように思います。自分の夢を素直に語れ、それを応援してもらえる場所と仲間を得る事ができました。
     こちらで勉強するにあたり、休職、復職など不安もありましたが、今となっては勇気を出して行動して良かったと心から思います。既存のキャリアプランと違う道を選択するのは最初は戸惑うと思いますが、これから研修を受けたいと思っている人は是非この長崎で勉強してもらいたいと思います。


    医師(平成30年度研修生)

     これまで全く違う分野におり、熱帯医学に関してはほぼ無知で不安もありましたが、先生方の分かりやすく熱意ある授業に感銘し、不安も一気に払拭されました。特に実習はみんなで和気あいあいと作業を進めていく楽しさがあり、大学生の頃に戻ったようでとても印象に残っています。
     この研修過程の魅力は、熱帯医学の知識を学べることだけではありません。先生方がとても楽しそうに専門分野について話している姿は、聞いている側もすごく楽しくなりますし、将来自分もこういう風になりたいと思わせてくれるような魅力的な先生方が多かったです。また、同じ思いを持つ同期に巡り合えたのも非常に大きな宝となっています。お互い切磋琢磨しあいながら、今後のフィールドでも一緒に働ける素敵な仲間たちだと思います。
     この3か月間はとても充実していて、かつ今後の自分の人生の進むべき道にもつながる大切な時間でした。ありがとうございました。


    看護師(平成30年度研修生)

     私はこれまで、国際協力を目指し自分なりに世界のことを知ろうとしてきましたが、この3ヵ月間の講義で教わったことは私の知らないことばかりでした。特にNTDsに関してはその存在すら知らなかった感染症も多く、衝撃を受けることがたくさんありました。
     自分の知らなかった世界の現状を学びながら、そして、先生方の講義や他の研修生達の話を聞いて刺激を受けながら、自分が今後したいことはなにか、自分ができることはなにか、自分のワークライフバランスをゆっくり考えることができた3ヵ月となったと思います。
     今回の研修課程では、仕事や海外での活動・人生経験の豊富な先輩方と一緒に講義を受けることができ、授業で積極的に質問する姿勢やその内容、グループワーク時の様々な意見などから学ぶことが本当に多く、「学ぶことを学ぶ」ことができましたし、同時に学ぶことの楽しさを改めて感じることができました。
     このような機会を与えてくださった熱帯医学研究所の皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

     

Copyright © 2008 - Nagasaki University, Institute of Tropical Medicine.
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