医師(令和元年度研修生)
私は30代半ばまで医学とは関わりのない分野におり、昨年現在の職場に入職するまで渡航医学や熱帯医学などの分野とはほとんど接点がありませんでした。しかも、海外での経験は皆無なので、このようなことで果たして3ヶ月間が乗り切れるかどうか最初は大いに不安でした。ただし、終わってみれば楽しい思い出ばかりで、超一流の先生方から最高峰の講義を直に受講できたこと、お互いに切磋琢磨し合える素晴らしい仲間たちに巡り合えたこと、そして、これ以上は望めないであろう勉強の環境を満喫できたこと、これらすべてが実現できたこの3ヶ月間は私の人生の中でも本当に貴重なひと時となりました。
再び職場に戻るのですが、ようやくスタートラインに立てたという思いです。これから自分がどのような立場で、何を考え、どのように世の中を変えていくことができるのか、将来熱医研での3ヶ月が自分にとって決定的なターニングポイントであったと言えるように今後とも頑張っていきたいと思います。最後に本当にありがとうございました。