相川正道賞受賞者記録
学会賞の詳細については相川正道賞受賞選考規程をご覧ください。
受賞年度 | 受賞者 | 所属 | 受賞理由 |
平成24年 (2012) |
中澤秀介 | 長崎大学熱帯医学研究所 | 永年にわたる一貫したマラリアの研究で優れた業績を上げ とりわけアジアに分布するサルマラリアの疫学研究では、わが国のマラリア学の発展に大きく貢献した。 |
平成25年 (2013) |
Pilarita Tongol-Rivera | フィリピン大学 | 永年にわたりフィリピンのマラリア流行制圧を目指した基盤・フィールド研究を続け、とりわけパラワン島のマラリア対策で著しい成果を得た。 |
平成26年 (2014) |
堀井 俊宏 | 大阪大学微生物病研究所 | 永年にわたるマラリアワクチンBK-SE36のウガンダにおける臨床開発研究で、著しい成果を上げ、マラリア学に大きく貢献した。 |
平成27年 (2015) |
川合 覚 | 獨協医科大学 | ニホンザルを用いたヒト重症マラリアモデルの確立やアジア太平洋地域で新興するサルマラリアの疫学研究で世界をリードする研究成果を報告した。 |
平成28年 (2016) |
前野 芳正 | 藤田保健衛生大学 | 重症マラリアの宿主因子やサル疾患モデルに着目した臨床病理・分子疫学研究で世界をリードする研究成果を報告した。 |
平成29年 (2017) |
小林 潤 | 琉球大学 | 一貫してマラリアの社会医学的研究で優れた業績を上げ、とりわけタイやラオスにおける学校保健ベースのマラリア対策戦略の開発研究で世界をリードする成果を報告した。 |
平成30年 (2018) |
金子 修 | 長崎大学熱帯医学研究所 | マラリア原虫分子の寄生赤血球への輸送機序の関する研究成果が高く評価された。 |
令和元年 (2019) |
坪井 敬文 | 愛媛大学プロテオサイエンスセンター | マラリアの病態生理学ならびにプロテオームに関する研究成果が高く評価された。 |
令和2年 (2020) |
美田 敏宏 | 順天堂大学 | 薬剤耐性マラリア原虫の遺伝疫学に関する研究成果が高く評価された。 |
令和3年 (2021) |
河津信一郎 | 帯広畜産大学 | 永年にわたるマラリア原虫の酸化ストレス応答メカニズムに関する研究成果が高く評価された。 |
令和4年 (2022) |
狩野 繁之 | 国立国際医療研究センター研究所 | 永年にわたるマラリア制圧法の社会実装に向けた研究成果が高く評価された。 |