蚊分類学を志す若手研究者のための現地研修のご案内

 

 

さわやかな季節となりました。 皆様におかれましては、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
 さて、最近の日本における蚊分類学研究者人口の減少は、分類学のみならず、衛生動物学研究の多様性減少にもつながる憂慮されるべきことと考えられます。グローバル化による蚊の移動分散の増加から正確かつ迅速な分類、同定の社会的ニーズがあるにも関わらず、研究者人口の減少は、学ぶ機会の減少をもたらし、次世代の蚊分類学研究者の育成を妨げる要因の一つとなっています。そこで、この危機的状況を改善すべく、このたび長崎大学熱帯医学研究所病害動物学分野では、蚊類の分類学を志す若手研究者のための現地研修を企画いたしました。蚊分類学を志す特に若手の学生、研究者を対象としておりますが、今後、長きにわたり真剣に研究に取り組みたい方であれば年齢を問わず歓迎いたします。詳細は、募集案内をご覧ください。

ご質問、ご不明な点がございましたら、お気軽に担当者(比嘉yukko@nagasaki-u.ac.jp, CC.津田tsudayso@nih.go.jp)までご連絡ください。

 

 

世話人

比嘉由紀子(長崎大学 熱帯医学研究所 病害動物学分野)

津田良夫(国立感染症研究所)

 

 

講師

宮城一郎(琉球大学 名誉教授)

比嘉由紀子(長崎大学 熱帯医学研究所 病害動物学分野 助教)

 

 

研修助成:ライオン株式会社

 

 

  募集要項および応募用紙はこちらからダウンロードできます。 WORD版  PDF版