昭和49年12月に松本慶蔵教授(現名誉教授)が熱帯医学研究所に赴任されて以来,医学部附属病院内に設置されていた熱研内科の本格的活動が開始された。そして平成6年4月からは永武 毅教授の新体制の下に日常診療を行っている。診療内容は呼吸器感染症およびその他の呼吸器疾患,そして熱帯病を含む感染症全般にわたり,毎日の入院診療,週2回の外来診療を行っている。その他,学生の病室実習,臨床講義および研究活動を精力的に実施している。ことに呼吸器感染症の基礎的・臨床的研究に関しては,喀痰定量培養法,喀痰炎症細胞診,経気管支的局所採痰法などによる起炎菌決定法の確立,抗菌化学療法の臨床的解析,細菌の呼吸器病原性の解析など幅広く研究がなされている。さらに卒後研修は,“専門医とは一般内科医として高いレベルの上に成立するものである”との理念の基に医員研修が実践されており,呼吸器疾患や感染症の専門分野以外の消化器疾患や循環器疾患,成人病など豊富な知識と技術が習得できるような研修計画を実施している。
  
   
    | 科長(併任) 教    授 | 
    永 武   毅 | 
  
   
    | 副科長(併任)助 教 授 | 
    大 石 和 徳 | 
  
  
   
    | 講    師 | 
    渡 辺   浩 | 
  
  
   
    | 助    手 | 
    麻 生 憲 史 | 
  
   
     | 
    吉 嶺 裕 之 | 
  
   
     | 
    鬼 塚 正三郎 | 
  
   
    | 医    員 | 
    土 橋 佳 子 | 
  
   
     | 
    光 嶋 博 昭 | 
  
   
     | 
    黒 木 麗 喜 | 
  
   
     | 
    栗 田 伸 一 | 
  
   
    | 研修医 | 
    田 代 尚 樹 | 
  
   
     | 
    寺 田 真由美 | 
  
 
 
  廻診(症例提示)
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