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本分野は,日本脳炎(JE),テング熱(DF)/テング出血熱(DHF)など蚊媒介性フラビウイルス,及びC型肝炎ウイルスの基礎的・応用的研究を行っている。 研究活動JE及びデングウイルス遺伝子の構造と機能の解析ウイルス遺伝子の塩基配列解析,遺伝子発現,ウイルスの分子疫学的研究,Long PCR法を応用したリコンビナントウイルス作製法の開発,ウイルス中和抗原エピトープの解析,ウイルス非構造蛋白質の生物活性,及び発病機構に係るウイルス病原性遺伝子の解析を行っている。 フラビウイルスによるアポトーシスの解析日本脳炎ウイルス,デングウイルス,西ナイルウイルス,セントルイス脳炎ウイルスが感染した細胞におけるアプトーシスと病原性の関連についての解析を行っている。 キメラウイルスを用いた病原性の解析デングウイルスと日本脳炎ウイルスのキメラ・リコンビナントウイルスを作製しこれらのウイルスの病原性を解析している。 フラビウイルス迅速診断法の開発PCR法によるウイルス遺伝子の検出と同定法,ウイルス感染細胞培養液を用いた診断用抗原の作製と,IgM抗体検出法の簡便化を研究している。 ![]() 日本脳炎ウイルスのウイルス中和抗原エピトープ |
WHO協力センターとしての活動1993年11月23日付けのWHO西太平洋地域事務局(WPRO)前局長San Tae Han博士の書簡により,当研究分野(当時のウイルス学部門)は,熱帯性ウイルス病の資料と研究のためのWHO協力センターに指定された。1994年8月9日,長崎大学医学部構内ポンペ会館においてHan博士を含む約120名の来賓出席のもとに開所式典が挙行され,8月15日までWHO主催のデングと日本脳炎の疫学と実験室内診断に関する研究会が開催された。同センターの業務内容として,ベトナム,フィジー,フィリピンから研修生を受け入れ,WHO短期コンサルタントを出張させた他,森田公一講師が1995年5月16日から1998年5月15日まで,WHO−WPRO伝染病担当課長として派遣された。1999年10月15日付けのWHO−WPRO現局長 尾身 茂博士からの書簡により,本分野のWHO協力センターとしての指定は2003年9月23日まで延長された。 |
講 師 森 田 公 一 ![]()
組み換えDNA実験室(P2レベル) |