長崎大学熱帯医学研究所 宿主病態解析部門 免疫遺伝学分野

第4回
医学研究のための倫理に関する国際研修コース

4th Nagasaki International Course on Research Ethics


長崎大学とノルウェー国ベルゲン大学、米国NIH、及びアジア西太平洋地区倫理委員会フォーラムの共催により、医学研究のための倫理に関する国際研修コースを開催致しました。

研修概要 フォトギャラリー 

日 程:平成17年7月25日(月)、7月26日(火)、7月27日(水)
場 所:長崎大学熱帯医学研究所
参加費:2万円
主 催:長崎大学医学研究倫理研究会、ノルウェー国ベルゲン大学、米国国立衛生研究所
共 催:Forum for Ethical Review Committee in Asia and Western Pacific(FERCAP)WHO/TDR

コースディレクター

Reidar Lie、松井健志(ベルゲン大学)、平山謙二(熱研)


演者

Reidar Lie(Bergen Univ. Norway)、Juntra Karbwang(WHO/TDR, Geneva)、Ezekiel Emanuel (米国NIH)、 中村秀文(国立生育医療センター)、内田英二(昭和大学)、Ock Joo Kim(ソウル国立大学)


Tutor

Young Moo Koo(Ulsan University)、津谷喜一郎(東京大学)、野口真貴子(東京大学)、笹栗俊之(九州大学)、佐々木均(長崎大学)、楊河宏章(徳島大学)、佐藤博(新潟大学)


研修方法

研修はグループ討論を中心とした相互教育方式による。参加者は各項目についての紹介的な講義に引き続き、その内容をより良く理解できるように工夫された実例をグループで討議しポイントを把握してゆく。使用言語は基本的に英語ですが、出来る限り日本語でも理解できるようにサポートいたします。


対象者

医療科学の博士課程、医学研究者、倫理委員会の委員、医療保健関係の大学学生など。


目的

研修参加者は臨床研究に関する倫理についての最近の状況を把握することができる。取り上げる内容としては、倫理委員会の構成、役割、機能、インフォームドコンセント(同意書)、利益不利益の評価、誘導、発展途上国での倫理問題である。これに加えて、社会医学、疫学的な研究や研究の道徳規範についても学ぶ。最終的に参加者は今日の医学研究倫理に関して何がコンセンサスで、何が論議の的なのかについて理解し、その対処の仕方について学ぶことが出来る。


お問い合わせ

運営事務局
〒852-8523 長崎市坂本1-12-4
熱帯医学研究所 疾病生態
代表 平山謙二
E-mail:hiraken@nagasaki-u.ac.jp
FAX:095-819-7821 TEL:095-819-7820


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