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Fifth Pacific Immunization Programme Strengthening Workshop (PIPS年次会議)

平成21年5月11日(月)〜15日(金)、長崎大学医学部ポンペ会館にてFifth Pacific Immunization Programme Strengthening Workshopが 開催されました。これは、毎年年度初頭に、J-PIPSがWHO, UNICEF、SPCなどの国際機関やAusAID、NZAIDとの共催により、大洋州諸国のEPI(予防接種拡大計画)担当者を招き 、全体会合や個別会合を通じて、各国への技術協力計画の進行状況、および当年度の支援計画を総括するものです。今年は、J-PIPSの事業最終年度にあたり、J-PIPS関係者は支援計画のチューンナップのため、活発な情報交換と討論を行いました。

J-PIPS事業の詳細はこちら。


会議では、WHOのDr Manjuから季節性およびパンデミック・インフルエンザへの備えについてプレゼンテーションがありましたが、ブタ由来インフルエンザA/H1N1感染者が世界各地で増加しつつあった時期に重なったこともあり、各国代表者が熱心に聞き入っていました。

また、各国のEPI進捗状況等についての報告により、成果や新たな課題が明らかになりました。





J-PIPSがEPI事業で受け持つのは、ワクチン・ロジスティックやコールドチェーン維持管理、および注射器(針)の安全な廃棄物処理のための技術移転と研修です。大洋州諸国・地域が予防接種のシステムを自立的に維持発展していけるようになることが目標です。








会場となった医学部ポンペ会館。