アジア諸国での急性下痢症の積極的動向調査

研究課題

アジア諸国での急性下痢症の積極的動向調査

研究概要

ベトナム北部のナムディン省小児病院、南部のドンナイ省小児病院にて急性下痢症で入院した患者から下痢検体及び疫学情報を収集し、下痢原性細菌、胃腸炎ウイルス及び下痢原性原虫を含む25 カテゴリー以上の微生物の広範な検出、同定を引き続き試みる。なお、ロタウイルスはELISA法で検出後、G及びP遺伝子型を決定する。ノロウイルスはreal time PCR法で検出する。嫌気性菌を含む腸管病原細菌は従来法で分離、同定し、下痢原性大腸菌(DEC)は病原遺伝子を標的とするPCR法で検出した後に同定する。下痢原性原虫はELISA法またはPCR法で検出する。NIHEやパスツール研究所などの下痢症微生物研究者とともに、細菌、ウイルス、原虫を含む下痢原因微生物の分離同定を実施する体制が確立している。検体の解析は順調に進んでおり、平成26年度も同じ体制で北部及び南部ベトナムにおいて研究を実施し、成果をまとめる。気候の異なる南北ベトナム間での広範な下痢症起炎微生物情報が得られ、公衆衛生行政に貢献できると思われる。

研究参加者

長崎大学

 
研究者氏名 所属 業務内容
山城 哲 熱帯医学研究所 客員教授 下痢症コンソーシアム研究グループの統括および研究コーディネート
竹村 太地郎 ※ 熱帯医学研究所 助教 病原性解析、分子疫学担当

※ベトナム赴任者

ベトナム側

研究者氏名 所属 業務内容
作成中

研究分担者・協力者

研究者氏名 所属 業務内容
村瀬 敏之 鳥取大学 農学部 教授 下痢症コンソーシアム研究グループの協力者 分離細菌の薬剤抵抗性調査
大西 真 国立感染症研究所 細菌第一部 部長 下痢症コンソーシアム研究グループの協力者、分離細菌の病原性検査
小野 悦郎 九州大学 医学部 教授 下痢症コンソーシアム研究グループの協力者、プロジェクトに関する病原微生物同定支援
岩永 正明 医療法人清風会 内科 医員 下痢症コンソーシアム研究グループの協力者、プロジェクトにおいてサンプル収集フィールド構築の支援
白川 利朗 神戸大学 感染症センター 准教授 下痢症コンソーシアム研究グループの協力者、プロジェクトに関する病原微生物同定支援
篠田 純男 岡山大学 岡山大学インド拠点 特任教授 下痢症コンソーシアム研究グループの協力者、プロジェクトに関する病原微生物同定支援
竹田 美文 岡山大学 岡山大学インド拠点 拠点長 下痢症コンソーシアム研究グループの協力者、プロジェクトに関する病原微生物同定支援
Asish Mukhopadhyay 国立コレラおよび下痢症研究所、コルカタ、インド 岡山大学インド拠点 研究員 下痢症コンソーシアム研究グループの協力者、プロジェクトに関する病原微生物同定支援
Rama Murthy 国立コレラおよび下痢症研究所、コルカタ、インド 岡山大学インド拠点 研究員 下痢症コンソーシアム研究グループの協力者、プロジェクトに関する病原微生物同定支援
Noikaseumsy Sithivong ラオス国立研究所 細菌学部門 部長 下痢症コンソーシアム研究に関するラオス側研究協力者
遠田 耕平 WHO 職員 下痢症コンソーシアム研究に関する研究協力者 プロジェクトにおけるサンプル収集フィールド構築の支援

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