小児呼吸器感染症研究

研究課題

ニャチャン住民コホートを用いた小児呼吸器感染症研究:小児重症肺炎・インフルエンザ・薬剤耐性肺炎球菌

研究概要

①ニャチャン臨床疫学フィールドを活用した小児重症肺炎研究

病院での小児重症肺炎の情報収集に加えて、住民レベルの小児呼吸器感染症およびそれらのリスク情報を収集し、病院と地域を総合的に解析することにより、小児重症肺炎の本態を解明し、より本質的な公衆衛生学的解決につながる情報(例えば、ワクチンなどの介入対策のインパクト)が得られる。本プログラムでは、これまでJ-GRID予算によって中部ベトナムカンホア県にNIHEと共同で確立した大規模住民ベース臨床疫学フィールドを活用して、小児重症肺炎に関する詳細な臨床疫学情報を収集し、新たな予防・診断治療に資する医薬品開発やベトナム政府の感染症流行対策に役立てると同時に、これらの情報を国立感染症研究所と共有する。

②ニャチャン臨床疫学フィールドを活用したインフルエンザ研究

病院へ入院したインフルエンザ患者の情報収集に加えて、住民レベルのインフルエンザ感染およびそれらのリスク情報を収集し、病院と地域を総合的に解析することにより、インフルエンザ流行の本態を解明し、より本質的な公衆衛生学的解決につながる情報(例えば、インフルエンザワクチン導入によるインパクト)が得られる。本プログラムでは、これまでJ-GRID予算によって中部ベトナムカンホア県にNIHEと共同で確立した大規模住民ベース臨床疫学フィールドを活用して、インフルエンザに関する詳細な臨床疫学情報を収集し、新たな予防・診断治療に資する医薬品開発やベトナム政府の感染症流行対策に役立てると同時に、これらの情報を国立感染症研究所と共有する。

③ニャチャン臨床疫学フィールドを活用した薬剤耐性肺炎球菌研究

病院における薬剤耐性肺炎球菌情報収集に加えて、住民レベルの薬剤耐性肺炎球菌定着およびそのリスク情報を収集し、病院と地域を総合的に解析することにより、薬剤耐性菌流行の本態を解明し本質的な公衆衛生学的解決につながる情報が得られる。中部ベトナムに確立した大規模住民基盤臨床疫学フィールドを活用して、ベトナム国内での流行が懸念されている薬剤耐性肺炎球菌(特にカルバペネム耐性)に関する臨床疫学情報とゲノム情報ライブラリの構築に向け、臨床分離株を収集し、薬剤感受性等の性状解析をすると同時に情報を国立感染症研究所と共有する。



研究参加者

長崎大学

研究者氏名 所属 業務内容
吉田 レイミント 熱帯医学研究所 准教授 小児重症肺炎研究グループの研究統括
有吉 紅也 熱帯医学研究所 教授 小児肺炎研究に関する総合アドバイス
森内 浩幸 熱帯医学研究所 教授 小児感染症研究に関する総合アドバイス
橋爪 真弘 熱帯医学研究所 教授 コホート情報を用いた時空間統計解析
安波 道郎 熱帯医学研究所 客員研究員 コホート由来臨床検体を用いた免疫療法の開発研究

※ベトナム赴任者

ベトナム側

研究者氏名 所属 業務内容
作成中

研究分担者・協力者

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