日本熱帯医学会賞受賞記録
学会賞の詳細については日本熱帯医学会賞選考規程をご覧ください。
受賞年度 | 受賞者 | 所属 | 受賞理由 |
平成16年 (2004) |
小島 荘明 | 国際寄生虫対策アジアセンター | 住血吸虫症の研究とわが国の国際寄生虫対策への貢献 |
平成17年 (2005) |
野中 薫雄 | 琉球大学 | オンコセルカ症およびリーシュマニア症の研究と対策への貢献 |
平成18年 (2006) |
木村 英作 | 愛知医科大学 | リンパ系フィラリア症制圧計画の基礎となる南太平洋サモアでの研究や近年の尿内フィラリア特異抗体を診断に応用する研究 |
平成19年 (2007) |
一盛 和世 | 世界保健機関 | 世界フィラリア症撲滅計画の策定への寄与。太平洋の島々のフィラリア症の制圧への貢献 |
平成20年 (2008) |
大石 和徳 | 大阪大学 微生物研究所 | ウガンダにおけるエイズ関連日和見感染症やフィリピンにおけるデング出血熱などに関する臨床的研究 |
平成21年 (2009) |
平山 謙二 | 長崎大学 熱帯医学研究所 | 永年にわたり熱帯地域における感染症のヒト宿主抵抗性の遺伝子支配に関する研究に従事され優れた業績を残した。 |
平成22年 (2010) |
川本 文彦 | 大分大学 | マラリアの迅速診断・迅速治療に関する画期的方法を開発するとともに、その技術を東南アジア各国に紹介し、各地の医療従事者を教育して人材育成および技術の拡大に尽力した。 |
平成23年 (2011) |
西渕 光昭 | 京都大学東南アジア研究所 | 永年にわたり熱帯・亜熱帯地域における細菌性腸管感染症の病原体生態学に関する研究に従事し優れた業績を残した。 |
平成24年 (2012) |
北 潔 | 東京大学 | 永年にわたり寄生虫の呼吸メカニズムに関する革新的な研究に従事し優れた業績を残した。 |
平成25年 (2013) |
森田 公一 | 長崎大学熱帯医学研究所 | 永年にわたり熱帯における蚊媒介性ウイルスに関する研究に従事し 国際的に高い評価を得た。 |
平成26年 (2014) |
狩野 繁之 | 国立国際医療研究センター研究所 | マラリアの自然科学・社会科学・政策医療における研究でマラリア対策に繋がる優れた業績を残した。 |
平成27年 (2015) |
神馬 征峰 | 東京大学 | 熱帯医学領域に国際保健医療学の新しいパラダイムを融合させ、わが国および世界の熱帯医学の新たな方途を示し続けた。 |
平成28年 (2016) |
金子 明 | 大阪市立大学 | マラリア根絶に向けた介入研究で顕著な研究成果を上げ、とりわけ島嶼におけるマラリア研究では、南西太平洋やアフリカで新たな撲滅研究を展開し、我が国及び世界の熱帯医学の新たな方途を示し続けた。 |
平成29年 (2017) |
山城 哲 | 琉球大学 | 下痢症起炎細菌の疫学研究で顕著な成果をあげ、とりわけベトナムにおける拠点研究では基盤形成から人材育成に至るまでわか国およびアジアの熱帯医学の新たな方途を示し続けた。 |
平成30年 (2018) |
有吉 紅也 | 長崎大学熱帯医学研究所 | 永年における西アフリカの二型ヒト免疫不全ウイルス感染症の疫学研究成果が高く評価された。 |
令和元年 (2019) |
押谷 仁 | 東北大学大学院医学系研究科 | 永年における新興・再興ウイルス感染症の応用研究成果が高く評価された。 |
令和2年 (2020) |
門司 和彦 | 長崎大学 | 永年にわたる熱帯医学・グローバルヘルス領域の研究成果および人材育成の功績が高く評価された。 |
令和3年 (2021) |
西園 晃 | 大分大学 | 永年にわたる狂犬病に関する基礎および応用研究の成果が高く評価された。 |
令和4年 (2022) |
皆川 昇 | 長崎大学 | 永年にわたる熱帯地域での病原体媒介蚊に関する生態学的・疫学的研究の成果が高く評価された。 |