Kenya Research Station, Nagasaki University Institute of Tropical Medicine

 長崎大学熱帯医学研究所ケニアプロジェクト拠点

 草の根技術協力事業

English

健康な地域社会をつくる学童支援プロジェクト

ホーム → 【学童支援プロジェクト】活動報告 → 2016年度前半期報告

前プロジェクトの活動報告はこちら

活動の様子が分かる写真

  Ⅰ.PDMの活動

 1.Kenya Comprehensive School Health Programme (KCSHP)


(1)Zonal School Health Checklistによる自己学校保健評価のトレーニング


県教育局長が教員とCHWへのトレーニング開催を宣言


県教育局のオフィサーが教員とCHWをトレーニング


健康教育教材のすごろくゲームの使用方法を
竹内専門家から学ぶ


県公衆衛生部長が教員とCHWをトレーニング



教員とCHW (Community Health Worker)に対する、身長と体重測定のリフレッシャートレーニング


(2)Zonal School Health Checklistによる第4回外部学校保健評価


Kombe primary schoolでの校長への調査


勝野現地調整員補佐によるNyamuga primary schoolでの保健担当教員への調査



調査開始前にCHWと打ち合わせ


Kakrigu primary schoolでの児童への調査


Dr. William’s primary schoolでの児童の爪切り検査


Ngodhe島のNgodhe SDA primary schoolへは
ボートで移動


各校の手洗い施設などの整備状況を確認


各校のゴミ箱などの整備状況を確認


  2.体位測定



体位測定のトレーニングを受けた教員がいなくなってしまったElimu academyにて、新たに教員をトレーニング




新規開設校であるBridge international academyにて、教員をトレーニング


  3.保健衛生基盤の整備

(1)3校にてトイレの施工

①Agiro primary schoolの男子2ドアトイレの施工



施工場所に関して、学校運営委員会と打ち合わせ


穴掘りを開始
後方は現在のドアがない167人が共有する男子トイレ



建屋の施工


石の上面にセメントを上塗りし、屋根をつける



手洗い容器置き用台を作り、セメントが乾くのを待つ


壁に健康メッセージを描き、施工完了


②Lianda primary schoolの女子4ドアトイレの施工



施工に関して、学校運営委員会と打ち合わせ


施工場所に関して、学校運営委員会と打ち合わせ



現在143人が共有する女子2ドアトイレ


穴掘りを開始



穴掘りを継続


基礎を施工



建屋を施工し、下地のペンキを塗装


施工完了


③Kuge primary schoolの女子6ドアトイレの施工



施工場所に関して、学校運営委員会と打ち合わせ
後方はビクトリア湖


現在171人が共有する女子2ドアトイレ
後方は現在185人が共有する男子2ドアトイレ



穴掘りを開始


建屋の施工



建屋の施工を継続


石の上面にセメントを上塗りし、屋根をつける



施工会社と打ち合わせる神谷プロジェクトマネージャー


壁に健康メッセージを描き、施工完了


(2)3校にてトイレの引渡し式

①Agiro primary schoolの男子2ドアトイレの引渡し式



県保健局のオフィサーの話に聞き入る児童


ビクトリア湖を後方に、新旧男子トイレ


②Lianda primary schoolの女子4ドアトイレの引渡し式



手洗い容器を台に置き、利用する児童


県教育局のオフィサーの話に聞き入る児童と地域住民


③Kuge primary schoolの女子6ドアトイレの引渡し式



児童からの歌と踊りによる歓迎


県保健局のオフィサーの話に聞き入る児童と地域住民



トイレの鍵を正式に校長へ手渡す


地元のチーフからの感謝の言葉


(3)2校にて雨水貯水タンクの施工

①Kemgere primary schoolの雨水貯水タンクの施工



施工場所に関して、学校運営委員会と打ち合わせ


建設資材を集め、施工開始



雨水貯水タンクを置く台を施工


蛇口に盗水防止の工夫を凝らす



雨樋を屋根につけ、雨水貯水タンクと接続し、施工完了


水色の部分にポリタンクなど置き、水を汲む


②Kaswanga primary schoolの雨水貯水タンクの施工



施工に関して、学校運営委員会と打ち合わせ


施工場所に関して、学校運営委員会と打ち合わせ



雨樋を屋根につけ、雨水貯水タンクと接続し、施工完了


水色の部分にポリタンクなど置き、水を汲む


  4.健康教育

(1)小学校7年生児童への保健衛生に関する知識・態度・行動の調査


Wanga primary schoolにて調査票に回答中の児童


Nyamasare primary schoolにて調査票に回答中の児童



Agiro primary schoolにて調査票に回答中の児童


Usungu primary schoolにて調査票に回答中の児童


(2)石鹸ネット


日本から取り寄せた石鹸ネットを
手洗い容器に取り付ける教員


石鹸ネットを利用する児童


(3)健康教育教材


健康教育ポスターを独自に作成する学校が増えてきた


配布されたすごろくゲームを活用する学校



保健担当教員による健康教育教材の試作


健康教育教材作成委員会の会議


  Ⅱ.その他の活動

 1.Mbita県学校保健ステークホルダー会議




5月に第5回の会議を、県保健局と教育局だけでなく、児童局、水道局、地域開発局、農業局、他のNGOを交えて開催




9月の第6回の会議にて、教員とCHWが実施したZonal School Health Checklistによる
自己学校保健評価の結果を報告する秋山専門家


  2.全国レベルの会議への出席



5月のSchool WASH (Water and Sanitation, Hygiene) Technical Working Group Meetingに
現地調整員と現地業務補助員が出席し、本プロジェクトの概要と成果について報告




6月のMenstrual Hygiene Management Learning Forumに、現地調整員が出席




165人が参加した9月28日から29日の1st quarter National Environmental Sanitation and Hygiene Inter-Agency Coordinating Committee Meetingに、現地業務補助員が出席し、本プロジェクトの概要と成果について報告


  3.Homa Bay カウンティー保健局主催の会議への出席



4月のCounty Health Stakeholders Forumに、現地調整員と現地業務補助員が出席し、本プロジェクトの概要を報告


  4.県教育局主催の催しへの出席



5月のWaondo小学校Prize Giving Dayに、現地調整員と現地業務補助員が出席し
保護者や地域住民に、本プロジェクトの概要を報告




6月のKirindo小学校Prize Giving Dayに、現地業務補助員が出席し
保護者や地域住民に、本プロジェクトの概要を報告




8月のMbita Sub County Education Dayに、小林専門家、竹内専門家と現地業務補助員が出席し
保護者や地域住民に、本プロジェクトの概要を報告


  Ⅲ.JICAケニア事務所との連携

 1.ボランティア調整員と青年海外協力隊員の訪問




5月に、早川ボランティア調整員と鈴木エイズ対策隊員が、本学のMbita研究サイトを訪問され
現地調整員が本プロジェクトの概要と成果について報告


  2.草の根・人間の安全保障無償資金のサポート



プロジェクト実施地域内のBondo Township primary schoolが、在ケニア日本大使館の草の根・人間の安全保障無償資金に、校舎の建設に関する提案書を提出し、4月に同大使館による現地調査が実施され、現地調整員が同行


 → 先頭へ戻る

 Copyright © Kenya Research Station, Nagasaki University Institute of Tropical Medicine
→Contact us