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創薬探索研究分野

マラリアはHIV・結核と並ぶ世界3大感染症の1つであり、年間2億人以上が罹患し、 40万人以上が犠牲となっている原虫感染症である。いまだ有効なワクチンはなく、既存治療薬に対する耐性マラリアが報告されてきており、新規薬剤の開発が急務である。

本分野は2019年度、熱帯医学研究所に設置されたシオノギグローバル感染症連携部門の1分野であり、スクリーニング創薬を基盤とした抗マラリア治療薬の創製研究を進めていく。

スタッフ

客員准教授 加藤輝久

研究活動

当分野では、塩野義製薬の研究員が研究責任者を担当し、当該部門の3分野と共に長崎大学の強みであるマラリア研究のノウハウやグローバルネットワークといった研究アセット、シオノギの強みである低分子創薬SAR(構造活性相関)エンジンを活用したスクリーニング創薬を結びつけるハブの役割を担い、それぞれの強みを生かして新規治療薬の創製研究を推進していく。

特に、「分子感染ダイナミックス解析分野」と連携し、強い抗マラリア活性を持ち、安全性の高い治療薬を創出することを目的とする。具体的な取り組みは以下のとおりである。

  • スクリーニング創薬を基盤とした創薬研究の推進

  • Hit to Lead構造活性相関(SAR)アプローチの実施、Lead骨格の創出

  • シオノギ社内において、候補化合物の薬物代謝、安全性、物性パラメータの最適化

  • 抗マラリア治療薬のターゲット探索と基盤研究の実施

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