国際健康開発政策学分野

国際健康開発政策学分野スタートして11年目を迎えた当分野では,熱帯地域を中心とする開発途上諸国・地域のさまざまな社会環境が,いかに保健・医療や民生福祉の問題に関わるか等について,社会科学および人文科学を含む学際的接近を図る試みを実施している。 また,開発途上国を対象とした国際協力の手法が,いかに研究所全体における各分野の有機的つながりに寄与し得るかについても種々の取り組みを行っている。とりわけ情報・資料の集積や活用および,それらに対する専門的解析や対応が中心的課題である。 さらに当分野では,地域保健・医療領域におけるPHCや国際保健の向上に資するさまざまな研究活動が試みられてきた。具体的には以下に掲げるようなテーマのもとに,基礎研究および応用研究が開始されている。

スタッフ

  • 教授 溝田勉
  • 助教 後藤健介
  • 助教 依田健志
  • 研究支援推進員 牛谷梨恵
  • 技能補佐員 中山栄美
  • 客員研究員 鈴木千鶴子
  • 客員研究員 谷村晋
  • 大学院生 峰松和夫

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研究活動

研究活動領域

  1. 熱帯における疾病の出現頻度,範囲,組み合わせなどを規定する社会的背景に関する解析研究
  2. 熱帯地域における人間社会環境による疾病への影響及び効果的予防法の究明
  3. 「人間の安全保障」に関する栄養,経済コスト,教育,環境の視点からの尺度,標準化
  4. 地域医療および国際保健事業の実施面からみた感染症対策に関する研究
  5. 日本政府ODAにおける医療サービス事業の量的,質的特徴に関する研究
  6. 熱帯医学に関する情報集積システムの開発(地域別,疾病別,行政形態別)
  7. 危機管理を含む熱帯地域派遣者のための医学研修プログラムの改善に関する調査・検討
  8. 熱帯アジアにおける感染症の疫学と行政対応の比較研究(SARSおよび鳥インフルエンザを例として)

なお,平成19年度において当分野が担う全国共同利用研究所としての「共同研究」テーマの名称は以下のとおりである。

共同研究

a)「予防・危機管理」からとらえた感染症対策の研究 b)リモートセンシングおよびGISを用いた社会環境要因に帰する感染症対策への適用研究 上記共同研究の結果を勘案し,時宜をえて,学際領域の課題のもとにセミナーあるいはシンポジウムを開催する。 研究集会に対しては,国内および国外で行われるに係わらず分野の壁を越えて参加している。

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