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臨床感染症学分野

臨床感染症学分野本分野は、熱研における唯一の臨床教室である。熱帯地の臨床現場で最も問題となる呼吸器感染症、 結核、HIV・エイズやその他の熱帯感染症に関する臨床疫学研究を核とし、基礎医科学や公衆衛生学と連結した学際的研究を推進している。

スタッフ

  • 教授 有吉紅也
  • 准教授 森本浩之輔
  • 講師 田中健之(大学病院感染症内科)
  • 助教 鈴木基
  • 助教 山下嘉郎
  • 助教(有期) 佐藤光(熱帯医学教育室)
  • 助教(有期) 高木理博(大学病院感染症内科)
  • 助教(有期) 北庄司絵美(大学病院感染症内科)
  • 助教(有期) 山梨啓友(離島・へき地医療学講座))
  • 助教(有期) 高橋健介(大学病院救命救急センター)
  • 客員教授 安波道郎(佐賀好生館)
  • 客員教授 パリー クリストファー(リバプール大学)
  • 非常勤講師 古本朗嗣(長崎労災病院)
  • 客員研究員 森正彦(オックスフォード大学)
  • 客員研究員 ビム グッパル ドバデル(TMGH助教)
  • 客員研究員 泉田真生(大学病院感染症内科)
  • 協力研究員 中村泰右
  • 技能補佐員 白水里奈
  • 技能補佐員 内堀京子
  • 事務補佐員 荒木由美
  • 事務補佐員 工藤聖子(熱帯医学教育室)
  • 大学院生 小笠原徹
  • 大学院生 宮原麗子
  • 大学院生 齊藤信夫(TMGH戦略職員)
  • 大学院生 柿内聡志
  • 大学院生 ンゴ クオン チ
  • 大学院生 藤井宏
  • 大学院生 加藤隼悟
  • 大学院生 伊藤博之
  • 大学院生 延末謙一(寄生虫学分野)
  • 大学院生 池田恵理子(小児感染症学分野)
  • 大学院生 林健太郎
  • 大学院生 山藤栄一郎
  • 大学院生 平岡知子
  • 大学院生 安田一行
  • 大学院生 望月恒太(免疫遺伝学分野)

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研究活動

呼吸器感染症

当教室で開発した19種類の呼吸器病原体の包括的検査方法(Multiplex-PCR)および50種類の主要な肺炎球菌血清型を同時に同定できる分子生物学的検査法(nanofluidic real time PCR)を応用した臨床疫学研究を国内外で実施している。国内では、成人肺炎に関する全国多施設共同の疫学研究を行い、肺炎球菌やインフルエンザワクチンの効果に関する研究成果を発表している。海外では、ベトナム国立衛生疫学研究所や熱研小児感染症分野との共同研究として、ベトナム中部ニャチャン市において、小児の肺炎を対象に、臨床を核とし、病原体解析、宿主病態生理に至る学際的な臨床研究を実施している。特に肺炎球菌については、分子生物学的方法を用いた分析(MLST、ゲノムシーケンス)や血清型分類、薬剤耐性遺伝子の研究成果があがっている。 基礎医科学研究においては、肺胞マクロファージや血管内皮に着目し、呼吸器感染症の重症化・難治化要因を解明し、難治性肺炎の新たな治療戦略の確立をめざしている。

熱帯地の未診断熱性疾患

国立感染症研究所との共同研究により、北ベトナムバクマイ病院の感染症病棟、フィリピン国立感染症病院(サンラザロ病院)においては、未診断熱性患者から詳細な臨床情報と検体を収集した臨床研究を推進し、レプトスピラ症、各種リケッチア症などの検査を、新規ELISA法、LAMP法、PCR法等を用いて行い研究成果をあげている。また、サンラザロ病院では長崎大学熱帯医学・グローバルヘルス研究科の感染症診断ラボラトリー立ち上げに貢献し、新たな菌血症研究に着手している。これらの病棟へは、若手医師を派遣し、熱帯感染症ベットサイド実習を実施している。

結核

当教室では、世界の結核予防治療に貢献できる新たな結核検査法・診断系の確立を目指している。具体的には、結核患者において活動期に発現される結核抗原に加え、潜伏期の結核抗原に対する細胞性免疫反応を、国内の患者についてはフローサイトメトリーにて解析している。フィリピン国立感染症病院(サンラザロ病院)では、結核に合併した細菌性肺炎の病原体を同定し、死亡予後との相関を研究している。

HIV・エイズ

タイ国立衛生研究所との共同で開発した北タイのランパン病院におけるHIV感染者およびその配偶者を対象にしたコホート研究を活用し、HIV感染長期生存者の免疫不全進行遅延機序および日和見感染症発症に関する国際共同研究を継続推進している。また、ベトナムバクマイ病院やフィリピン大学、名古屋医療センターと共同で、日和見感染症の国際比較を行い研究成果を発表してきた。

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