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臨床開発学分野

臨床開発学分野本分野は世界保健機関WHO決議事項(WHA61.21)である公衆衛生、イノベーションと知的財産権におけるグローバル戦略に応えるべく、2011年に新設されました。この決議は、公衆衛生上のニーズに見合った医薬品研究開発を促進することで、特に開発が遅れている発展途上国に偏ってみられる病気に対する医薬品開発を適正な規模で加速させる、という趣旨でなされました。また、当分野は設置にあたり、文部科学省の支援を受け、研究開発プロジェクトや人材育成プログラムが軌道に乗るまでその支援は継続されることとなりました。

スタッフ

  • 教授 ロサボーン チャントラ
  • 准教授(有期) グエン ティエン フイ
  • 助教(有期) 水上修作
  • 客員教授 ナーバンチャン ケセラ
  • 客員研究員 トゥンラヤコン プレンスリヤガーン
  • 技能補佐員 ディラーニー さゆり
  • 大学院生 クーンランセソンブーン ナット
  • 大学院生 サエヘン ティーラチャット

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研究活動

a)医薬品開発イノベーションのための人材育成

b)研究開発のためのインフラストラクチャーを含む、環境提供のための地域研究機関の能力強化

c)知識共有や交流、研究開発技術移転のための研究機関間のネットワーク強化。特に、健康における格差問題に関連した公衆衛生ニーズのための医薬品開発を重点的に行う

d)保健衛生に関する知識の地位間格差の是正

本分野の活動には、熱帯医学研究所内外を問わず長崎大学学内の関連する各部署、(免疫遺伝学、毒物学、臨床薬学、寄生虫学、臨床感染症学、小児感染症学、感染症学などの分野やアジア・アフリカ感染症研究施設)、および、発展途上国の大学や研究所などとの協力が不可欠です。我々の活動の目的は、研究機関で行われる研究の優先度を、国内に存在する諸々の保健問題の解決や途上国などの公衆衛生改善のための革新的研究に代表される公衆衛生ニーズに合致したものにしていくことにあります。

活動内容

a)トレーニング

  1. 公衆衛生ニーズに応える医薬品研究開発に関する2週間コース
  2. 医学研究倫理に関する3日間コース
  3. 責任ある研究を行うための3日間コース
  4. 皮膚リーシュマニア症治療薬としての紫雲膏や,胆管癌やマラリアのための漢方薬などの実践的な医薬品開発を通したPhDトレーニング
  5. 医薬品開発における倫理問題、臨床データ管理、優良試験所基準(GLP)などのPhDトレーニング
  6. EBM(Evidence Based Medicine)、二次的データ分析、ヘルスケア調査のための学部生と若手医師のためのオンライン学習コース

b)研究

  1. 皮膚リーシュマニア症治療薬としての紫雲膏の開発
  2. 胆管癌、マラリア治療薬としての生薬及び生薬由来化合物開発
  3. マラリア、胆管癌における生理学的薬物動態モデリング
  4. デング熱の治療法開発
  5. 保健向上のためのEBM(Evidence Based Medicine)、二次的データ分析、ヘルスケア調査の研究
  6. より良い医学生指導のための指導法開発
  7. 生物医学における方法論と倫理学的問題の検討
  8. 論文など研究に関連する刊行物における倫理的問題の検討

c)ネットワーク

  1. 製品研究開発Product Research and Development(PRD)ネットワークの構築
  2. 研究倫理に関するグローバルネットワークStrategic Initiative for Developing Capacity for Ethical Review (SIDCER)の運営
  3. オンラインリサーチ・クラブのスーパーバイザー:世界の若手臨床医および医学生に研究を指導

共同研究

  1. タマサート大学薬品開発センター
  2. アジア西太平洋地域倫理委員会フォーラム(FERCAP)
  3. エチオピア保健省アーマーハンセン研究所
  4. タイ保健省ヒト研究保護機関
  5. リバプール熱帯医学校
  6. タイ国家創薬局
  7. フィリピン大学伝承医薬研究所
  8. ホーチミン医科薬科大学
  9. トンドゥクタン大学
  10. ホーチミンパスツール研究所
  11. 熊本大学大学院生命科学研究部
  12. 富山大学和漢医薬学総合研究所

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