熱帯医学ミュージアム

熱帯医学ミュージアム熱帯医学ミュージアム・IT付属施設は1974年に設置された熱帯医学資料室を前身とし、1997年に熱帯病資料情報センター、2001年に熱帯感染症研究センターの任務の一部として改組され、2008年より付属施設として新設された。当施設は以下の3つの任務を備えている。

一つは熱帯病に関する「博物館・資料館」としての機能である。現在、熱帯病に関する概説パネル、寄生虫・細菌・ウイルス、病原媒介昆虫、危険動物などの標本、貴重図書、映像資料を熱帯医学研究所1Fの熱帯医学資料館(ミュージアム)に展示し、少人数に対する視聴覚コーナーを設けている。 収集された資料は数千点にもおよび、熱帯医学の歴史と哲学、感染症に対するリスクコミュニケーションや市民科学にも寄与する体制を整備中である。 今後、熱帯医学研究所と市民への開かれた窓口として、熱帯病に関する研究や成果が学校教育、社会教育に活用されるよう、近い将来に日本で唯一つの「熱帯医学ミュージアム」に発展させることを目指している。 また、2009年3月には上野の山発、旬の情報発信シリーズ「アフリカの自然・開発・そこに住む人々」として、国立科学博物館で展示を行う予定である。

二番目に、熱帯医学情報の発信、収集、整理、分析という情報センターとしての機能である。これは、熱帯医学に関わる日々の研究活動、対策活動にとって必須なものとなっている。2007年度には基盤整備によってネットワーク機器の更新を行い、仮想化技術と冗長性を持った安全で各種の要求に答えることができる設備になった。 各種データベースの整備も行い、研究評価システムと熱帯医学ミュージアムのデータベースを運用している。また、VPNによって海外拠点の研究者に大学と同等の環境を提供するとともに、本年度よりビデオ会議システムを導入して国際会議やe-ラーニングを行う計画が進行している。

三番目はケニア拠点の後方支援としての役割である。拠点との連絡や調整、実験機器の調達、調査結果のデータベースの運用もネットワークを介して行っている。

スタッフ

  • 教授 兼 館長 皆川 昇
  • 教授(有期) 堀尾 政博
  • 研究支援推進員 荒木 一生
  • 実験助手 須田 清美
  • 事務補佐員 秋田 亜希子

附属施設トップへ戻る»