熱研生物資源室よりトピックスをお届けします

皮膚リーシュマニア症マウス・モデル

==== 潰瘍病巣部の転移 ====

マウス(Balb/c)の臀部背側皮内もしくは皮下に,26C in vitro 培養中のLeishmania amazonensisLV78 strain)原虫を接種しますと,約2ヶ月から3ヶ月後に,接種部が脱毛して潰瘍が生じます.その後,1年ぐらい経過しますと,原発部位とは異なる部位の皮膚,主に耳介あるいは四肢末端の毛のないところが腫脹し,そこに潰瘍が生じて,原発部位とは違うところに病巣部が転移するのが分かります.なお,潰瘍部の体液を他の未感染マウスへ接種しましても,リーシュマニア原虫の継代は可能です.

皮膚リーシュマニア症のマウスを用いた実験モデルを計画されていて,その方法がご不明の方は,当室へお問い合わせください.protozoatm.nagasaki-u.ac.jp の○を@にかえて,お送りください.