熱研生物資源室よりトピックスをお届けします

ワクチン接種の勧め

==== 海外で活動される場合は,ワクチン接種をおすすめ ====

海外でのフィールド・ワークをおこなうのでしたら,予防接種をうけておくことを

おすすめします.予防接種の中でも,狂犬病ワクチンと破傷風ワクチンは大切でしょう.

一般に,狂犬病ウィルス保有動物は飼い犬・野良犬やオオカミなどのイヌの仲間だけと思われている節がありますが,そうではありません.都会から離れたフィールドでは,いつ何時どのような野生動物に傷つけられるか分かりません.

一方,外傷ですが,いくら気をつけていましても,フィールドでは外傷がつきものです.中でも,思わぬときに足底をけがすることがあります.

咬傷や外傷を受けたあと,フィールドで不安にならないためにも,都会から離れたところで仕事をするのでしたら,これらのワクチン接種は大事でしょう.

さて,ここで,狂犬病ワクチン接種後に接種部位に痛みを伴う腫脹があった例をお示ししましょう.接種部位は肘頭上部で,腫れがもっとも大きくなったのは,接種後3日でした.その画像を添付しています.





今から
50年くらい前には国内でも児童生徒たちは腸チフスワクチン接種を受けていました.そのときにも接種部位が熱をもち発赤腫脹しましたが,それに似ています.狂犬病ワクチン接種は合計3回で,第2回目は,1ヶ月後,第3回目は半年後でしたが,接種部位に腫脹があったのは,第1回目だけでした.今回の狂犬病ワクチン接種と同時に,破傷風ワクチンとA型肝炎ワクチンも受けています.なお,当人は,狂犬病ワクチンの接種を一度,約30年前に受けています.

イヌなどの咬傷を受けてからのワクチン接種や,上の例のように,接種部位が腫脹したご経験談をお持ちの方は,当室までご連絡ください.

protozoatm.nagasaki-u.ac.jp の○を@にかえてお送りください.