長崎大学熱帯医学研究所ケニア拠点

長崎大学熱帯医学研究所ケニア・ナイロビ研究拠点
長崎大学熱帯医学研究所ケニアプロジェクト拠点

拠点長からのメッセージ
前拠点長から  現拠点長から

皆様、こんにちは
2010年7月1日付で嶋田雅曉教授の後を引き継ぎ、ケニア・アフリカ拠点長を拝命いたしました。どうぞよろしくお願いいたします。
2005年から5年間に亘る文部科学省の連携融合事業(新興・再興感染症研究ネットワークの構築)に引き続き、2010年4月より全国共同利用(共同実施分)として、熱帯病・新興感染症臨床・疫学研究プログラム(アフリカと日本を結ぶ教育研究体制の構築)をテーマとする新たなプロジェクトが始まりました。ケニアプロジェクト拠点としては、これまでの研究基盤構築の時期から、本格的にフィールド研究を展開して実質的成果が問われる重要な時期に来ていると云えます。
「今しかできない、アフリカでなければできない熱帯医学研究」を深める努力とその環境つくりに努めて行きたいと思います。
現在、ケニア国内では国民の保健衛生増進のためのコミュニテイーヘルスストラテジーの推進が政府を挙げて全国展開されていますが、ケニア拠点としてもJICAの草の根プロジェクトとして、地域住民を対象とした保健活動を展開しております。これは我々の研究サイトである地域で、妊産婦や周産期の母子保健に焦点を当てて実施している地域保健活動の一つです。我々は今後も引き続き、地域住民の理解を得ながら、地域に密着した保健増進活動を行い、地域住民にも良くわかる研究活動を推進して行きたいと考えています。
一方、2010年から、長崎大学の歯学部と水産学部の研究チームがケニアでの研究活動を開始し、同年9月には、ケニアに長崎大学アフリカ拠点が併置されました。2011年度はさらに工学部と医学部保健学科の合同チームの参加も予定されており、これから益々、ケニアでの研究活動の枠が広がっていくことを期待しています。
長崎大学拠点が熱帯医学、歯学、水産学、工学、保健学の各分野の新たな参画の中で、意義のある研究活動を展開していくためには、ゆるぎないアフリカの研究活動拠点構築が不可欠です。周辺国(マラウイなど)へと活動の枠も拡がりつつあります。欧米各国が凌ぎを削っているアフリカにおいてはこれまで以上の困難に遭遇することも予想されます。アフリカ拠点の活動の足場を固め本格的に拡げていくために、将来を見据えた更なる基盤形成もいま必要です。これらを成功させるため、多くの方々のご支援とご協力は欠かせません。
共同研究を行っている他大学及び他機関の関係者の皆さま方を始め、現地のKEMRIなどの研究機関、大使館、JICA事務所並びに長崎大学の関係各方面の皆さまにはこれまで以上のお力添えをお願い申し上げます。
特に、拠点での研究活動に活力を与えてくれる源は、多くの若い研究者であると信じます。これから多くの研究者が拠点での研究活動に参画されることを切に期待しながら、微力ながら努力して参りたいと思いますので、今後共益々のご指導、ご鞭撻の程宜しくお願い申し上げます。
長崎大学アフリカ海外教育研究拠点
熱帯医学研究所ケニアプロジェクト拠点
一瀬 休生