長崎大学熱帯医学研究所ケニア拠点

長崎大学熱帯医学研究所ケニア・ナイロビ研究拠点
長崎大学熱帯医学研究所ケニアプロジェクト拠点

マラリアベクターチーム
2013.03.29
在ケニア高田大使を迎えケニア中央医学研究所(KEMRI)第3回年次総会が開催されました。
  2013年2月6日にケニア中央医学研究所(Kenya Medical Research Institute:以下KEMRI)年次総会が開催されました。総会には在ケニア日本国大使・高田稔久氏が主賓として招待され、開会式に出席すると共に、KEMRI内を視察しました。 KEMRIは東アフリカにおける主導的な医学研究機関で、日本の長崎大学を初めとする様々な国際的な研究機関と共同研究を行うなど、ケニアそして世界の感染症等を減らすために、たゆまぬ研究を続けています。
 KEMRIは、1979年に国際協力機構(JICA)から、施設・機材の整備などの無償資金協力を受け、設立されました。また、これを皮切りに2006年までの27年間、JICAによる5期の技術協力プロジェクトで長崎大学熱帯医学研究所はじめ、多くの専門家(320名以上)がKEMRIに派遣され、またKEMRI研究員が日本での研修のために派遣されました(約90名)。またJICAによる協力はハード面でも継続的に行われています。その結果、現在のKEMRIはプロジェクト関係者を含めて4,000人以上を擁する一大組織となり、ケニアの保健状況の向上を支えています。
 2005年、長崎大学熱帯医学研究所のケニア拠点設立後はKEMRIと多くの研究分野で共同研究を行い、昨年からはSATREPSプロジェクト(黄熱やリフトバレー熱などの迅速診断キットの開発とそのキットを用いた早期警戒システムの構築)を開始し、更なる共同研究を行っています。
2013.03.18
JICA草の根技術協力事業「学童支援プロジェクト」のキックオフミーティングを開催しました。
 2月21日、JICA草の根技術協力事業による「健康な地域社会をつくる学童支援プロジェクト」のキックオフミーティングをケニア、ビタにて開催しました。 2011年に終了した「西ケニアにおける貧困層を対象とした保健医療サービス支援と保健医療状況の改善を目指す地域・人材育成事業」に引き続き、2012年9月から「健康な地域社会をつくる学童支援プロジェクト」を同地域で行っています。当プロジェクトは、発育不足が見られる小学児童の保健環境改善はもとより、児童を通じて保健教育を学校から家庭、さらに地域社会へと広げながら保健衛生状況の改善を目指すものです。
 ビタのICIPEを会場にして開催したキックオフミーティングには、JICAから江口ケニア事務所長、公衆衛生省本省および教育省本省から学校保健の専門家、ニャンザ州公衆衛生局、ビタ県の公衆衛生局および教育局の担当者、さらに小学校長・チーフ・NGOなど総勢120人を超える関係者に参加していただくことができました。 嶋田プロジェクトマネージャーの開会の挨拶で始まり、続いてJICA江口所長よりJICAに関する説明、風間プロジェクト調整員によるプロジェクトの概要と活動内容の紹介、教育省と公衆衛生省の担当者によるケニアの学校保健のポリシーとガイドライン並びにプロジェクトから期待される成果に関するプレゼンがありました。その後の質疑応答では、プロジェクトに期待するさまざまな意見が述べられ、当プロジェクトへの関心が非常に高いことがわかりました。最後にビタ県開発局長より公式の開始宣言が行われ、閉会しました。
当プロジェクトの今後の活動状況については専用ウェブサイトで発信していく予定です。下記URLにてご覧ください。
JICA草の根技術協力事業「学童支援プロジェクト」ウェブサイト:
http://www.tm.nagasaki-u.ac.jp/nuitm/


江口所長によるJICAの紹介

Mrs. Walema Barnett
(教育省ナイロビ本省)


Mr. Mathew Ajwala
(公衆衛生省ビタ県保健局)

ビタの青空のもと参加者全員で

2013.03.15
JICA広報誌にマラウイプロジェクトの前川専門家が紹介されました。
 JICA広報誌「JICA’s World」3月号に、本学がマラウイで実施している感染症プロジェクトの前川芳秀専門家が紹介されました。JICAの「なんとかしなきゃ!プロジェクト」の一環として、人気ロックバンド、アンダーグラフの真戸原直人さんが1月にマラウイを訪問し、プロジェクトのラボを視察されたときのレポートが掲載されています。訪問時には、前川専門家がマラウイ国内における感染症の実情、フィールドやラボでの活動を紹介し、実際にマラウイ国内で採集した蚊を顕微鏡で観察していただきました。レポートの一部に、その様子の写真が掲載されています。掲載ページは下記URLでご覧いただけます。
JICA’s World 2013年3月号(P. 26-27):
http://www.jica.go.jp/publication/j-world/1303/ku57pq000014rr36-att/06.pdf
2013.03.14
長崎大工学部・医学部保健学科チームがキスムとビタを視察しました。
 2月11日から4日間に亘って、工学部と医学部保健学科チームがキスムとビタを訪問しました。
今回の訪問は、水環境プロジェクトの立ち上げのための情報収集、コラボレーターとなるマセノ大学の施設見学及び研究フィールドとしてのビタ地区の視察をおもな目的として行われました。キスムではProvincial Office(州行政の役所)の公衆衛生省を訪問し、地域の水環境と保健に関するデータなどの情報収集を行い、マセノ大学では医学および化学分野の研究施設を見学し、今後の共同研究の可能性について模索しました。一方、ビタ地区では、県の保健局や病院、小学校などへの訪問をはじめ、地域住民の家庭訪問や水汲み場を視察し、飲用水や生活用水について調査しました。


ニャンザ州公衆衛生局長を訪問
(Provincial Office)

家庭訪問のようす(ビタ地区)


ビタ地区での調査のようす
2013.03.14
ロボコン・ナイロビ地区大会において長崎大学工学部講師陣がレクチャーを行いました。
 ケニア・ナイロビで開催された工学部学生や高専学生を対象としたロボットコンテスト地区大会(ケニア高等教育省、JICAケニア事務所の共催)に長崎大学工学部講師陣が参加し、レクチャーと現場での実地指導にあたりました。
 今年で5年目になり、ますます盛り上がりを見せるケニアロボコン。ナイロビ地区予選大会が2月5日から3日間に亘って開催されました。賞品提供による昨年の参加に引き続いて、今回は工学部の柴田准教授、諸麦助教、原口職員が実際に現地を訪問して実現したものです。 柴田准教授は「プログラミングツール」について、諸麦助教は「ロボット製作とハードウェア」についてのレクチャーを行い、その後活発な質疑応答がありました。学んだことを早速活かそうとロボットをその場で解体するチームまでいるほど、集まった学生たちは熱心に聞き入っていました。 柴田准教授らは、後日ケニア高等教育省やケニア工業大学を訪問し、高等教育省から学術交流協定締結の提案や今後の協力の要請がありました。
このようなロボコンの取り組みを通じた技術移転や指導による、今後の交流が期待されます。


レクチャーを行う諸麦助教

ロボットについてさまざまな質問が飛び交いました


柴田准教授による説明に
熱心に聞き入る学生ら

訪問した環境省にて
今後に向けた協議のようす
2013.03.13
水産・工学部チームがケニア環境省にて「水環境プロジェクト」に関するプレゼンテーションを行いました。
2013年2月7日
本学の水産学部と工学部チームが共同で進めている「水環境プロジェクト」のケニア側のコラボレーター(国立の研究機関)として、マセノ大学(キスム)に決定し、新規プロジェクトを提案すべく、両機関によるプレゼンテーションをケニアの環境省にて行いました。本学の工学部から板山教授、水産学部から松下准教授、マセノ大学からは学長のDominic Makawiti教授、 Jondiko教授、Ouma教授、Otieno 教授(RESTECH:NGO)、Ms. Francisca(LVEMPⅡ)、アフリカ拠点から一瀬拠点長と齊藤事務官が参加し、ビクトリア湖を中心とした総合的な水環境改善プロジェクトの概要について説明を行いました。プレゼンテーション後には、Ali Mohamed環境省事務次官から前向きな回答を得ることができ、今後の進展が期待されます。

2013.03.12
「JICA共催タイマヒドン皇太子賞会合(PMAC)」
1月27日から2月3日にかけて開催された「JICA共催タイマヒドン皇太子賞会合(PMAC)」の今年のテーマは「人畜共通感染症」。 世界中の行政、援助、学術機関から多数の参加者が集い、多角的な視点で人畜共通感染症について議論されました。その中で、長崎大学が実施しているSATREPSケニアプロジェクト専門家の井上真吾助教によるポスター発表、本学国際健康開発研究科一期生でありニカラグア国シャーガス病対策プロジェクト専門家の吉岡浩太氏による口頭発表が行われました。 長崎大学は、JICAが現在実施している7つの人畜共通感染症プロジェクトのうち、2つをケニアとマラウイで実施しています。
PMACについては下記URLをご覧ください。

JICAウェブサイト: http://www.jica.go.jp/topics/news/2012/20130225_01.html
2013.02.12
マラウィでのJICA-JSPSプロジェクトがJSPSのパンフレット2012-2013に掲載されました。
マラウィでのJICA-JSPSプロジェクト「マラウイ国再興感染症ウイルス及び媒介蚊の調査方法開発」の写真が、日本学術振興会(JSPS)の事業概要パンフレット2012-2013内において、科学技術研究員派遣支援システム調査(31ページ)の一例として掲載されました。

JSPSパンフレット2012-2013 PDF版(9.78MB)
http://www.jsps.go.jp/j-outline/data/brochure_2012-2013_j.pdf
JSPSウェブサイト
http://www.jsps.go.jp/index.html
2013.01.04
長崎大学広報誌CHOHOにケニア拠点特集第二弾が掲載されました!
前号に引き続き、長崎大学広報誌CHOHO(チョウホウ)第42号においてケニア拠点が特集されました。
今号では、拠点特集第二弾として多国間協力を進める拠点の動きに始まり、ケニアで活動をスタートした他学部(水産学部、工学部、歯学部)のプロジェクトが紹介されています。また、拠点事務スタッフのインタビューも必見です。詳しい内容はぜひCHOHO42号をご覧ください。
下記長大ウェブサイトからPDFでもご覧になれます。
http://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/about/info/publicity/042.html>
  
2012.12.07
水産学部とケニア国立海洋水産研究所(KMFRI)のジョイントセミナーが開催されました。
12月5日-7日の3日間にわたり、ケニア・キスムにて水産学部とKMFRIによるジョイントセミナーが開催されました。 詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/about/info/news/news1127.html




2012.12.07
JICA広報誌「JICA′s World」に掲載されました。
当拠点のマラウイでのプロジェクト「マラウイ国再興感染症ウィルス及び媒介蚊の調査方法開発」がJICA's World 2012年12月号に”ニッポンの知”として掲載されました。
JICA's World 2012年12月号「ニッポンの知」 PDF版(1.1MB):
http://www.jica.go.jp/publication/j-world/1212/ku57pq00000ya6kd-att/tokushu_05.pdf

また、同号にはケニア拠点のカウンターパートであるKEMRI設立の歴史とともに、長年にわたる長崎大学のKEMRIへの支援が紹介されています。
JICA's World 2012年12月号「History 次世代への財産」 PDF版(4.56MB):
http://www.jica.go.jp/publication/j-world/1212/ku57pq00000ya6kd-att/02.pdf




2012.12.05
日本赤十字社国際部ケニア代表部 五十嵐真希代表の特別講演会
 12月5日、当拠点ナイロビオフィスにて、日本赤十字社国際部ケニア代表部代表の五十嵐真希さんを迎えて講演会「Our World. Your Move. The Red Cross Movement & Community Health Project」を開催しました。
講演では、世界の赤十字組織の歴史、ミッション、活動内容が説明され、引き続き日本赤十字社によるケニアでの具体的な活動の紹介がありました。 拠点スタッフはじめ、長崎大学国際健康開発研究科OGなどが参加し、研究者の多くは普段接する機会が少ない国際貢献の話に大いに興味を持った様子で、活発な質問があり、大変貴重な時間となりました。
 今回、ご紹介いただいた日本赤十字社の活動と同様、長崎大学もJICA草の技術協力事業として地域保健活動をビタプロジェクトサイトで昨年まで実施してきました。どちらも地域保健強化のための活動ですが、両者の活動には以下のような違いがあり、其々の土地柄にあった工夫をしながら進めることが大変重要となります。
地域は異なりますが、同じケニアで、現地の人々に貢献したいという共通の願いがその原動力です。

<日本赤十字社、長崎大学によるケニアでの地域保健活動について>
 日本赤十字社長崎大学
活動対象州・県Eastern州Garba Tulla県Nyanza州Mbita県
ナイロビからの陸路距離約600km約400km
活動対象人口約35,000人約55,000人
主な民族ボラナ・ソマリルオ
主な生活様式遊牧(家畜業)定住型(漁業・農業)
主な宗教イスラム教キリスト教
気候乾燥熱帯



Dr. Karama, KEMRIより五十嵐氏の紹介

日本赤十字社国際部ケニア代表部代表
五十嵐真希さん


講演に聞き入る拠点スタッフら

2012.11.09
ニャムガ特別支援学校(Nyamuga Special School)へ文房具の寄付を行いました。
11月9日、ビタ地域にあるニャムガ特別支援学校のチャリティーデイが開催され、長崎大学から文房具の寄付を行いました。
今年2月、ケニアにおける身体障害者の自立支援の体制状況を視察するため、保健学科の松坂教授、大西教授、東教授らの訪問に続いて、 今回のJICA草の根技術協力事業の開始にあたり、草の根事業チームから風間コーディネーター、竹内学校保健専門家、秋山学校保健専門家、高東事務員に加えて現地スタッフのGabriel氏とLizさんが学校を訪問し、寄付が行われました。
このNyamuga Special Schoolという学校は身体に障害を持った子どもたちのための特別支援学校で、62人もの生徒が通っています。校舎は公立小学校の敷地内にあり、子どもたちが寝泊まりできるよう簡易ベッドも備えています。教師の他に、地域の女性がボランティアで子どもたちの給食を作ったり、世話を行ったり と地域に支えられながら運営されています。貧困地域のため学校の設備状況は決していいものではなく、特に障害を持つ子どもたちにとっては、デコボコの道を車いすで移動したり、パイプがむき出しのベッドに何人も寝なければならなかったりするのは、苦労が伴うことです。また、松葉杖や車いすは学校で共用してい るものなので、自分のサイズや障害に必ずしも合ったものではなく、不自由なことも多いと思いますが、子どもたちは助け合いながら学校生活を送っています。
そんな子どもたちへ今回寄付したのはノートや鉛筆、消しゴムなど毎日学校で使う文房具です。私達の草の根事業の学校保健活動を通じて、地域の人々へ還元ができるよう、貢献することが私たちの願いです。



式典で挨拶する長崎大学スタッフ

校長先生(ネクタイをしている方)に文房具を手渡す


女子寝室

式典で詩を披露する子どもたち


同じ敷地内にあるNyamuga Primary Schoolの子どもたちが式典で踊りを披露

2012.11.01
在ケニア日本国大使・高田稔久氏による特別講演を開催しました。

10月26日、ケニア共和国特命全権大使である高田稔久(たかた としひさ)大使を長崎大学に迎え、特別講演会「国際社会を生きる-ケニアの現状とその将来を見据えて-」を開催しました。片峰学長の挨拶、一瀬拠点長による大使の紹介に続いて、講演が行われました。 講演では、われわれ拠点研究者やスタッフと同じようにケニアで日本人として生活し、またケニアについての幅広い見識を通して見える大使ならではの視点から、著しく発展するケニアの今と未来を語っていただきました。 加えて、ケニアへの他学部の参加が始まり、ますます活発となっていく長崎大学アフリカ拠点への期待も述べられ、多くの参加者の方が興味深く話を聞く様子が見られました。
講演会終了後、大使は熱帯医学研究所を訪問、続いて所内の熱帯医学ミュージアム、P3レベル実験室の見学を行いました。



「国際社会を生きる-ケニアの現状とその将来を見据えて-」

在ケニア国 高田稔久大使


片峰学長による挨拶

ミュージアムにて堀尾教授、一瀬教授が熱研の研究活動を紹介

2012.10.01
「今、熱い!長崎大学とケニア」:長崎大学広報誌CHOHOにケニア拠点が特集されました!
長崎大学の広報誌CHOHO(チョウホウ)第41号にケニア拠点が特集されました。
長崎大学熱帯医学研究所とケニアのかかわり、2012年3月に始動したSATREPSの新プロジェクト、フィールドに根差したビタでの研究、クワレで研修を行う大学院生へのインタビューなど、ケニアで取られた鮮やかな写真とともに紹介されています。巻頭では学長のアフリカに対する思いも語られています。詳しい内容はぜひCHOHOをご覧ください。
長大ウェブサイトからPDFでもご覧になれます。
http://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/about/info/publicity/041.html>
次号(2013年1月発行)ではさまざまな研究でケニアに進出する他学部の活動のようすが紹介されます。どうぞお楽しみに!
2012.09.11
第6回P3セミナーが開催されました。
ケニア拠点ナイロビオフィスにて第6回P3セミナーが開催されました。
これからP3ラボで研究を行う研究者のために、P3に関する規定から、実際のP3ラボへの入室の仕方まで2日間にわたって12つものレクチャーを用意し、集中トレーニングを行います。2日目の最後にはテストを行い、今回は7名の方が合格しました。
2012.08.09
ビクトリア湖の水環境問題に関するフォーラムが開かれました。
ケニア、キスムにて「ビクトリア湖における生態系と水環境及び人間活動に関する総合研のためのフォーラム」が開催されました。このフォーラムは水質汚染問題や水産資源の減少など、ビクトリア湖を取り巻く様々な問題の解決策を探るための研究を発掘しようと、ケニア政府機関をはじめとして、地域の専門家などが参加し開催されたものです。
本学より工学部と水産学部のチームが参加し、環境保護と人間の生活が共存できるシステムを目指して、水質改善と継続的な漁業を行うプロジェクト案が紹介されました。
会場では活発的な討議が行われ、ビクトリア湖がもたらす恩恵の大きさとそれを継続していくことの重要性が改めて確認されました。また、最後に参加者は状況改善に向けて積極的に協力していくことに同意しました。
今後、問題解決に向けた活動の本格的な始動が期待されます。
2012.06.08
SATREPSキックオフミーティングを開催しました。
今年3月から開始された地球規模課題対応国際科学技術協力事業(SATREPS)の「ケニアにおける黄熱病およびリフトバレー熱に対する迅速診断法の開発とそのアウトブレイク警戒システムの構築」プロジェクトのキックオフミーティングがナイロビで開催されました。
詳しくはこちら:http://www.tm.nagasaki-u.ac.jp/virology/index.htm

2012.05.07
ケニアでロボットコンテストが開催されました!
今回で4回目になるケニアでのロボットコンテストが5日間にわたり開催されました。ケニアでのロボットコンテストは2008年にJICAの協力のもと初めて行われ、以来毎年ケニア各地のポリテクニックをはじめとする工業専門学校や大学の学生が参加し、年々盛り上がりを見せています。学生たちは毎年変更するルールに基づき、各校ごとのチームでロボットを作り上げ、指示されたパフォーマンスで競います。ちなみに今回のルールはボールを運びシリンダーの中に入れる、箱を持ち上げて指定場所へと運ぶ、などロボットの細かな動きの技術が必要。今回は準備期間が短かったなか、日々の勉強した成果を生かし、試行錯誤をしながら作成したロボットともに戦う学生たちはとても輝かしく見えました。
今回長崎大学が初めて協賛として参加し、入賞者のチームに記念品を贈呈しました。
詳しくはこちら→ http://www.jica.go.jp/kenya/office/information/event/120522.html


井上助教(熱帯医学研究所)が見事1位になったチームに記念品を贈呈

2012.03.01
SATREPSプロジェクトを開始しました。
JST-JICAプロジェクト「ケニアにおける黄熱病およびリフトバレー熱に対する迅速診断法の開発とそのアウトブレイク警戒システムの構築」が平成23年月日より開始されました。
このプロジェクトはケニアで深刻な黄熱病とリフトバレー熱の簡易診断キットの開発・実用化を目指しています。同時に、中央機関と地方を結ぶネットワークを作り、流行発生時に警戒情報を知らせるシステムを構築する計画です。
プロジェクト詳細はこちら:http://www.jst.go.jp/global/kadai/h2310_kenya.html

2012.02.11
工学部・保健学科チームがケニアを訪問しました。
今回、工学部と保健学科のチームが初めてケニアを訪問しました。2週間の滞在では、さまざまな大学・機関を訪問し、ケニアでの研究の可能性を探ることができました。
水産学部、歯学部に続き、他学部のケニアへの参入は3学部1学科となります。
工学部、保健学科のおもな訪問先は以下のとおり。

工学部
・ナイロビ大学
・モイ大学
・ジョモケニヤッタ大学
・ビタ水処理場

保健学科
・ナイロビ大学
・モイ大学
・Kenya Medical Technical College - KMTC(ナイロビ校、ホマベイ校)
・保健省
・ビタ地域


保健学科のKMTC訪問(左から東教授、松坂保健学科長、作業療法コース長、理学療法コース長、大西教授、一瀬ケニア拠点長)

保健省にて大西教授による保健学科の紹介


KMTCホマベイ校にて校長から学校の説明を受ける(保健学科)

工学部のナイロビ大学訪問


モイ大で工学部長、各コース長らと面会(工学部)

ビタ地域での水道事情を視察(工学部)

2011.10.31
「大学だってNGO」JICA草の根技術協力事業の市民報告会を開催しました!
熱帯医学研究所ケニア拠点が2008年からケニア西部のビタ地域において行ってきた「JICA草の根技術協力事業」の市民報告会を長崎と東京の会場で開催しました。
講演者としてケニアからプロジェクトマネージャーの嶋田教授、風間コーディネーターに加え、カウンターパートであるケニア公衆衛生省ビタ県保健局公衆衛生部長のAjwala氏を迎え、市民の多数のご参加を頂き長崎大学のNGOとしての活動を発信できた良い機会となりました。
講演に先立ち、長崎会場にて、この事業の支援者であるJICAより本田市民参加協力課課長(JICA九州)に、東京会場ではJICA本部より大金次長にご挨拶いただきました。また今事業の担当者である北澤調査役(JICA九州)には両会場に参加いただき、本学からは片峰学長(長崎会場)、熱帯医学研究所の堀尾教授(東京会場)からケニア拠点について紹介が行われました。
講演内容については、はじめに嶋田教授から「長崎大学がなぜケニアで草の根事業を行うのか」ということについて熱帯医学研究所ケニア拠点設立の歴史や経緯を交えて説明が行われました。続いて風間コーディネーターより、地域の医療施設の整備、地域主体の健康教育の展開、マイクロクレジット事業(少額資金貸付事業)などの活動内容についての説明とその成果を報告しました。最後に、Ajwala氏が支援を受ける立場からの視点で、本事業が地域にどのような影響を与えたか、また成果の維持継続への期待などについて講演していただきました。
講演終了後には質疑応答を設け、参加者からは専門的な質問からざっくばらんな質問まで多数の質問・感想を頂き、この事業活動への関心の高さを伺うことができました。
長崎、東京会場ともに多くの市民の皆様にご来場いただき誠にありがとうございました。

草の根事業、講演会の詳細についてはこちら
http://www.tm.nagasaki-u.ac.jp/nuitm/report2011.html


ニア拠点から嶋田教授(プロジェクトマネージャー)

風間プロジェクトコーディネーターの講演


Ajwala氏(ケニア公衆衛生省ビタ県保健局公衆衛生部長)が
カウンターパートの立場から語る

両会場とも活発に行われた質疑応答

2011.10.07
KEMRIより所長Dr. MpokeとDr. Songokが長崎大学を初訪問しました!
 2011年10月7日KEMRI(Kenya Research Medical Institute: ケニア中央医学研究所)から所長のDr.Solomon S. R. Mpokeと研究者のDr. Elijah M. Songokが長崎大学を初めて訪問されました。
Dr. Mpoke所長によるセミナー "Role of KEMRI in Health Research in Africa" を開催し、片峰学長、竹内熱研所長、林歯学部長、国際連携研究戦略本部青木教授、熱研森田教授を含む多くの参加者がいらっしゃいました。 セミナー終了後には片峰学長からKEMRIのお二人に記念品が贈られました。セミナーに先駆けて行われた研究打ち合わせでは調漸理事を代表者とする科学技術戦略推進費、森田公一教授代表者とするSATREPS (JST- JICA)による2つのケニアでのプロジェクトについての説明が行われました。 同時に、今後ともKEMRIと長崎大学双方が引き続き協力していくことを確認しました。
また、長崎視察として、浦上天主堂、原爆資料館、平和公園、爆心地を訪問されました。
セミナーポスターはこちら

KEMRI所長Dr. Mpoke セミナーにて

記念品贈呈


セミナー終了後

平和公園にて

2011.09
ニュース雑誌「Diplomat」9月号にケニア拠点・一瀬拠点長が掲載されました。
東アフリカのニュース雑誌「Diplomat」2011年9月号17刊KEMRI特集冊子にケニア拠点が掲載されました。
2011.09.13-14
第5回P3セミナーの開催!
 2011年9月13日・14日、ケニアナイロビ拠点で2011年P3セミナーが開催されました。
このセミナーはP3研究室のための研究者トレーニングセミナーであり、2007年から今年で第5回目の開催となりました。今回10名の方が参加し、見事全員合格しました。 セミナー内容についてはこちらのPDF(100KB)をご覧ください。


防護服装着の実習

防護服装着の実習

講義の様子

今回の参加者たち
合格証書授与のようす

2011.08
平成23年度科学技術戦略推進費が採択されました。
プロジェクト名:
「貧困層を中心とする複数感染症の一括・同時診断技術開発のアフリカ拠点整備とその技術を用いた多種感染症の広域的監視網と統合的感染症対策基盤の構築」
詳しくはこちらをご覧ください。(文部科学省ホームページへ)
http://www.mext.go.jp/a_menu/sonotaichiran/senryakusuisin/1310685.htm
2011.08
SATREPS詳細計画策定調査団(JST JICA)のケニア訪問!
 8月23日から牛尾光宏JICA技術審議役を団長とする6名のJST JICA一行がケニアを訪問しました。
今回はSATREPS(地球規模課題に対応する科学技術協力事業)の採択課題「ケニアにおける黄熱病およびリフトバレー熱に対する迅速診断法の開発とそのアウトブレイク警戒システムの構築」(英名:Development of rapid diagnostics and the extablishment of an alert system for outbreaks of Yellow Fever and Rift Valley Fever in Kenya)のRD調印に向けた覚書作成のための訪問でした。構成メンバーは牛尾光宏団長、北 潔東京大学教授、発 正浩JSTオブザーバー、森田公一熱研教授、井上洋一コンサルタント、菊地太郎担当JICA職員の6名。ブシアのKEMRI-Alupe支所のフィールドラボの調査をはじめ、ケニア中央医学研究所(製造部門、ウイルス研究センター、P3実験施設)、ケニア公衆衛生省(疾病予防対策部-疾病調査対応課、公衆衛生ラボサービス)、WHOケニア事務所、米国CDC-KEMRI等の関係機関との協議など、予定されたすべての活動を終了し、9月2日、ケニア公衆衛生省にてJICA、KEMRIおよび公衆衛生省の三者による覚書の調印を行いました。 覚書は一旦日本に持ち帰り、日本政府による確認の後、本年12月末までに正式なRD調印が日本政府(JICAケニア事務所長)とケニア政府間においてなされる予定です。本プロジェクトの開始時期は2012年1月を予定しており5年間の活動となります。

プロジェクト概要はこちら


KEMRIでの会議の様子

SATREPSの調印

2011.8.30
ビタプロジェクトサイト事務棟オープニング&第一回ビタでの地域報告会開催!
 長崎大学ケニア拠点のビタプロジェクトサイトの会議室を含めた新たな事務棟の開所式と共に、地元に向けたビタにおける拠点の研究活動報告会を8月30日に開催しました。拠点は2006年から当地での研究活動を展開してきましたが、事実上今回が第1回目の開催となりました。
この報告会は「Nagasaki University - KEMRI Community Dissemination Seminar - In search of better health-」と題し、ビタの住民代表、ニアンザ州、ビタ県の地元公衆衛生担当者および行政担当者を対象としたものであり、研究活動への地元の理解と支援を求めることを目的としたものです。
報告会では、地元住民や公衆衛生担当者からのビタのJICA草の根活動へのエールはもちろん、長崎大学が地元住民と直接意見交換する場を作ることの意義、また広報セミナーを継続的に開催する様、要望されるなど、活発な討論が行われました。
参加者:竹内勤 熱帯医学研究所所長、ICIPE所長、KEMRI所長、ICIPEビタキャンパス所長をはじめ、キスム州関係者6名、ビタ県関係者11名、地元代表者9名、ナイロビオフィスから日本人スタッフ22名、ケニア人スタッフ13名、計64名が参加。


ICIPE所長 Christian Borgemeister

リボンカット


参加者の集合写真

報告会のようす


左:KEMRI所長 Dr. Mpoke 中央:一瀬ケニア拠点長
2011.08.29
水産学部がケニア国立海洋水産研究所と学術交流協定を締結しました。
詳しくはこちらをご覧ください。
2011.07.01
ジョモ・ケニヤッタ空港での一次入国ビザ申請料値上がりのお知らせ。(25ドルから50ドルに)
詳しくはこちらをご覧ください。
2011.05
長崎拠点長室事務職員を採用しました。
詳しくはこちらをご覧ください。
2011.03
SATREPS (JST-JICA) 研究課題が採択されました。
SATREPS(地球規模課題に対応する科学技術協力事業)研究課題が採択されました。 課題日本名:「ケニアにおける黄熱病およびリフトバレー熱に対する迅速診断法の開発とそのアウトブレイク警戒システムの構築」 英名:Development of rapid diagnostics and the extablishment of an alert system for outbreaks of Yellow Fever and Rift Valley Fever in Kenya 詳しくはこちらをご覧ください。
2011.03
水産学部(二次隊)一行がケニア拠点を訪問しました。
 中田英昭長崎大学水産学部、生産科学研究科長を団長とする、武田重信教授、サトイト・シリル・グレン准教授、高谷智裕准教授、松下吉樹准教授の一行がケニヤッタ大学(オブドー教授)やケニア海洋水産研究所との共同研究の立ち上げのために、モンバサを中心としたコースト地域の水産資源の現地視察のために訪問されました。
2011.02.07-12
千葉大学真菌研究センター一行がケニア拠点を訪問しました。
 五ノ井透千葉大学真菌医学研究センター教授を団長する、横山耕治准教授、矢口貴志准教授の一行が、KEMRI、CMR(真菌研究部門、Dr Cristine Bii)との今後の共同研究立ち上げのために、ウガンダ国境近くのブシア地区の現地調査と視察を目的として訪問しました。
2011.02.19-20
歯学部のフィールドでの調査活動が開始されました。
林善彦歯学部長、福田講師、藤原助教一行はケニア国内のビタ県の無歯科医地区における口腔健康調査を開始しました。
詳しくはこちらをご覧ください。
2011.02.18-22
大久保潔重参議院議員が林善彦歯学部長一行と共にケニア拠点を訪問されました。
 日本大使館の出迎えの後、高田全権日本大使主催のブリーフィングを受けられ、翌日には歯学部一行と共にサウスニャンザ、ビタ県の歯科検診活動を視察され、ナイロビに戻った後は公衆衛生省、JICA、KEMRI、ナイロビ大学を精力的に訪問され種々の意見交換をされました。
2011.01.06-12
水産学部一行(一次隊)がケニア拠点を訪問しました。
 萩原篤志長崎大学水産学部教授、山口敦子教授、サトイト・シリル・グレン准教授、古谷佳男(長崎大学国際連携本部)の水産学部の一行がケニア拠点を訪問し、ケニアッタ大学(オブドー教授)やケニア海洋水産研究所との共同研究立ち上げのためにビタ県含めたビクトリア湖方面の水産学分野の現地視察のために訪問されました。
ナイロビ地区
ビタ地区
クワレ地区