子供の写真
教員からのメッセージ

神谷 保彦 教授
担当科目:国際保健(グローバルヘルス)総論、基礎人間生物学、小児保健、保健医療倫理学:基礎、国際保健医療プログラム論、緊急医療援助論、長期インターンシップ、国際保健学演習T、U
神谷保彦教授
開発援助では、介入の度合いや支援の仕方など自分の位置取りを問われ、緊急人道援助では難しい即断を迫られますが、やればやるほど国際協力の形骸化や限界、理想と現実とのギャップに、そして、現場の人たちから学ぶことが多いと、気が付くのは自明です。自身のキャリアアップに囚われず、現地の人々と共にケイパビリティ(潜在能力)を拡げるためには、学ぶだけでなく、un-learning学び捨てることも必要です。 教室で教え、学ぶ事と現場で実際に起こっている事、やっている事の間には常にズレがあります。自分たちの現場での失敗や反省を教員と学生が共有し合うことが、学生の資格や教員のポストのためでなく、援助を受ける人たちのためになると確信します。本コースが、教える、学ぶことの特権性を自覚し合い、複眼的思考をもつ自己批判精神の旺盛な人材へと常に生成する場の一つになればと思います。
■ 略歴
京都出身
1985年高知医科大学卒業 リバプール大学熱帯小児医学修士、
同大学院医学博士課程
滋賀医大、障害児施設で小児科勤務後、ガーナ野口研、ケニア医学研究所等でJICA専門家。
MSHやHANDS等のプロジェクトに参加。
旧ユーゴ(JEN)、ザイール(AMDA)、イラク(ピースウインズ)、東チモール(SHARE)、 パキスタン地震(ジャパンプラットフォーム)等で緊急援助に関与。
専門:小児科、熱帯医学、保健システム、緊急援助。