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教員からのメッセージ

平山 謙二 教授
担当科目:保健医療倫理学:医学研究倫理国際研修
平山謙二教授
免疫遺伝学が専門ですが、現在主に興味を持っているのは、たくさんの人が罹患し高い死亡率をしめす熱帯感染症の予防や治療に寄与するような研究です。具体的には、マラリアや住血吸虫症、デング出血熱など一つ間違えば非常に重症化する病気のメカニズムの解明と、これら3つの感染症の予防ワクチンの開発をめざしています。ワクチンの開発など医薬品の開発はもともと医者を志したときからの夢ですが、なかなか基礎研究から製品開発へつなげることは一人の力では容易ではありません。研究所や大学、あるいは国全体、さらには国際ネットワークなどが力をあわせて取り組むべき事業であると思います。この10年ぐらい、そのような取り組みをWHOなど国際機関と連携して進めてきていますが、その経験の中で、勉強したのがこのような医薬品開発に必須な倫理問題です。私の取り上げる倫理はあくまで医学研究がなくてはならないものであるという認識を基礎としており、その研究の遂行に際して配慮すべき規範をいくつかの実例を挙げながら紹介したいと思います。
■ 略歴
昭和61年 九州大学生体防御医学研究所助手
昭和63年 聖マリアンナ医科大学医学部講師(病害動物学)
         米国ハーバード大学公衆衛生学部研究員(熱帯公衆衛生)併任
平成5年  埼玉医科大学医学部助教授(医動物学)
平成7年  埼玉医科大学医学部教授(医動物学)
平成13年 長崎大学熱帯医学研究所教授(免疫遺伝学分野)
平成16年 長崎大学学長補佐(国際貢献担当)
平成17年 長崎大学副学長(国際戦略担当)
平成18年 長崎大学国際連携研究戦略本部副本部長
平成19年 長崎大学熱帯医学研究所 所長(現在に至る)
WHO/TDRの人材育成部会(Empowerment, BL2)の教育コース委員会の座長で2008年に ジュネーブに出張した時の集合写真。
WHO/TDRの人材育成部会(Empowerment, BL2)の教育コース委員会の座長で2008年に ジュネーブに出張した時の集合写真。長崎では医薬品開発デイプロマコースを開催