子供の写真
大学院GP
  • トップページ>
  • 入試情報・研究科の教育理念・目標及び各ポリシー等

人材養成に関する目的,教育研究上の目的

理 念:精深な専門的知識及び技能を授けることにより、国際協力の分野、特に地球規模の健康課題に対処する分野で活躍できる高度な知識及び技能を有する実践的な人材を養成し、もって国際社会の健全な開発に資することを目的とします。

目 標:地球規模での健康課題、特に開発途上国を中心とした保健医療問題の解決に総合的に取り組み、国際的に活躍できる、専門性の高い実践能力を備えた人材として、公衆衛生学修士(MPH:Master of Public Health)の育成を目指します。

アドミッション・ポリシー

○ 求 め る 学 生 像

 求められる資質:
主に海外において様々な分野の専門家と協働するため、国際協力や国際保健の分野への強い関心と意欲を持ち、多文化共生能力、協調性、リーダーシップ、専門分野での外国語運用能力を含めたコミュニケーション能力などの資質を有することが求められる。

 望まれる経験:
実務経験(国内外、職種を問わない)、社会貢献(ボランティア)活動などの経験を有する人材の応募を歓迎する。大学及び看護学校等の専門職学校卒業後、青年海外協力隊(Japan Overseas Cooperation Volunteers、JOCV)、NGO、政府機関、民間企業などで数年間の実務経験(国内外及び職種等は問わない)を有する者、又はこれに相当する経験を有する者が望ましい。


○ 求 め る 学 生 像 の 具 体 例
      1.専門分野での外国語運用能力を含めたコミュニケーション能力を有する(技能・表現)
      2.学士として一般的に身につけていると考えられる国際協力・国際保健の基礎知識を有する(知識・理解)
      3.多文化共生能力、協調性、リーダーシップなどの資質を有する(技能・表現)
      4.JOCV、NGOや政府機関、民間企業(国内外、職種を問わない)などで数年間の実務経験を有する(技能・知識・理解)
      5.社会貢献(ボランティア)活動などの経験を有する(技能・知識・理解)
      6.国際協力・国際保健分野への強い関心と意欲がある(態度・指向性)
○ 入 学 者 選 抜 の 基 本 方 針

 入学者の選抜は、求める学生像に示した資質、能力、経験等を評価するため、学力検査(専門科目・小論文の筆記試験)、面接試験を実施し、それらの成績及び出願書類(TOEIC又はTOEFLスコアの写しを含む)を総合的に判断して行う。

 選抜方法
【一般入試】

    @外国語(英語)学力検査:出願時に提出されたTOEIC又はTOEFLスコアを利用する<上記項目の1に対応>
    A筆記試験:専門科目(国際協力・国際保健)・小論文を課す。学士として一般的に身につけていると考えられる国際協力及び国際保健の基礎知識や、専門分野の英語運用に関する基礎力を問うほか、国際協力・国際保健における課題を自らの知識や実務経験の活用を含む具体的な事例に関連づけて論じる能力を問う<上記項目の1〜5に対応>
    B面接試験(出願書類の内容審査を含む):国際保健の実践の場で必要とされるコミュニケーション能力、多文化共生能力、協調性、リーダーシップなどの資質や、勉学への関心・意欲などについて日本語および英語で問い、総合的に判断する<上記項目の1及び3〜6に対応>

カリキュラム・ポリシー

特   徴

教育目標を達成するために不可欠な、幅広い学問領域の知識と技術を学生が学際的かつ体系的に身につけ、また現場でそれらを応用できる実務能力を見につけるために、下記の2つの方針を設定している。

方針1.国際保健、熱帯医学、社会科学、開発政策、マネジメント分野を網羅した学際的アプローチによる講義、実習、演習を行う。学生は開発途上国における健康問題の現状を理解し、保健医療問題の改善に資する文化的・社会的・経済的知識を習得し、さらに政策立案、事業運営、評価に関する知識も習得する。

方針2.開発途上国の現場における短期研修や長期インターンシップを効果的に組み合わせることで、現場、地域レベルにおける課題の克服から政策立案にわたる幅広い実践能力の養成をはかる。学生は国際協力現場における実務能力を身に付け、課題研究報告書の作成をとおして研究能力も身につける。

本研究科の最大の特徴である短期フィールド研究と長期インターンシップについて付記する。

特 色 あ る 科 目

1. 短期フィールド研修

1年次の夏期、約1ヶ月間、途上国におけるモデル的な健康改善対策、あるいは関連研究プロジェクト地域(感染症、母子保健、地域保健医療システム強化など)の視察を通して洞察を深め、基礎知識の実践的重要性についての理解度と実践への意欲を高める。

2. 長期インターンシップ

2年次の8ヶ月にわたり実施する長期インターンシップは、本研究科の教育目的を達成する上で最も重要な役割を担う授業科目で、本学海外拠点フィールド、本学と連携ネットワークを持つ国際的健康科学研究所、JICA、NGO等において、1年次に学んだ知識を実践で活かしながら実務能力を身につける。8ヶ月の研修期間のうち、前半の5ヶ月は派遣先で実務研修を行い、後半の3ヶ月は派遣先のプロジェクト地域または学生が選択する地域で研究活動を行う。


カリキュラム・マップ
(PDFページへ)


ディプロマ・ポリシー

全般的なディプロマ・ポリシー

下記の2つの方針に沿った能力を習得したとの判定を受けた人にMPHを授与する。

1. 地球規模での健康課題、特に開発途上国を中心とした保健医療問題の改善・解決に不可欠な国際保健と開発協力の学問分野に関連する学際的知識と、それに関連する技術を講義、演習、実習、研究により習得すること。

2. 上記の知識と技術をもとに、異文化理解、コミュニケーション能力、リーダーシップ、協調性を発揮し、国際協力の現場における問題把握、対策の実施を行える実践能力を身につけること。

     個別のディプロマ・ポリシー項目

     <知識・理解>、<技能・表現>、<態度・志向性>に分類

A グローバルな健康課題、特に開発途上国において種々の保健医療問題を
引き起こしている要因を洞察できる
<知識・理解>
B 多様な解決策を模索できる専門的知識と複眼的思考力を有する <知識・理解>
C 自然主義的(科学的)な観察力及び研究実施能力を備えている <知識・理解>
<技能・表現>
D 異なる文化、社会への理解を深める社会科学的な能力を持っている <知識・理解>
<技能・表現>
E コミュニケーション能力と語学力を有する <技能・表現>
<態度・志向性>
F リーダーシップを発揮でき、協調性がある <態度・志向性>
G 開発途上国で実務を遂行することができる <技能・表現>
<態度・志向性>
H 多様な文化的背景を持つ国際的チームの中で発揮できる
組織マネジメント能力、プロジェクト立案/運営能力を有する
<技能・表現>
<態度・志向性>
I 国際保健関連の各ドナーや国際機関との連携促進、 調整、交渉に
関わる能力を備えている
<技能・表現>
<態度・志向性>

学位論文審査基準等

修了と評価:
30単位の科目修得かつ、課題研究報告書または修士論文の審査、口頭試問に合格すること。


『 課題研究報告書 』
字数:20,000字程度 (A4、40字×30行で16.7枚程度)(英語では6,000語程度)
特徴:論文としての総合性を要求するものではなく、以下のような方法による個別のテーマについての報告やレビューでよい。

      (例)
        ・統計分析、アンケート分析など
        ・事例研究
        ・課題・問題解決など
        ・文献研究(文献サーベイ、仮説分析など)

報告書についての審査項目:

      1. 課題の妥当性(取り上げた課題は本研究科の趣旨から見て適当)
      2. 方法の適切性(調査方法、データ解析、提示方法が適切)
      3. 論理性(文章が論理的に構成され、記述されている。結論に至るまでの道筋において論理性が確保されている。)
      4.論文としての形式(全体の構成、注、文献引用など論文としての形式を備えている。)
      5.視点の明確性(課題解決、まとめに向けた方向性が適切に示されている。)
      6.知識の応用度(課題の解決、取り纏めにおいて、十分な知識・ノウハウ等が用いられている。)

『 修士論文 』

字数:20,000字程度(A4、40字×30行で16.7枚程度)(英語では6,000語程度)

特徴:論文としての総合性が要求される。すなわち、主題に即した自らの論旨の展開に基づいた一貫した視点のもとでの総合的内容が要求される。

論文についての審査項目:

      1.課題の妥当性(取り上げた課題は本研究科の趣旨から見て適当)
      2.方法の適切性(調査方法、データ解析、提示方法が適切)
      3.論理性(文章が論理的に構成され、記述されている。結論に至るまでの道筋において論理性が確保されている。)
      4.論文としての形式(全体の構成、注、文献引用など論文としての形式を備えている。)
      5.文献探索 (先行研究レビュー)の質と量
      ・先行研究が踏まえられている。
      ・その範囲が十分である。
      6.独創性(単なる文献、研究のまとめに終わらず、以下のどれか自らのオリジナリティーが示されている。)
      ・選択された課題の未解決性とその解決
      ・新しい方法論、知見、解釈、関連付けのどれか