★日本の家屋周辺にみられる一般的な蚊の種類とその特徴

私たちの身近で見られる代表的な蚊といえば、薄明薄暮に庭先や藪などで刺しに来る体長5ミリほどの黒くて白い縞模様のあるヒトスジシマカです。背中に白いすじが1本あることからこの名がついています。ヒトスジシマカのボウフラは庭先のバケツや空き缶などの小容器や林縁部の竹切り株や樹洞などから広範囲に発生します。ヒトスジシマカよりも大きくて黒く、薄明薄暮にしつこく刺しに来るのはオオクロヤブカです。ヒトスジシマカと違って、家の中にも侵入してきます。ボウフラは汚水槽などの汚い有機物に富んだ水域から発生しています。夜、耳元にプーンと飛んできて、私たちを寝苦しくさせるのは体長7ミリほどのアカイエカです。その名のとおり赤っぽい体色をしているので先ほどのヒトスジシマカオオクロヤブカと容易に区別する事ができます。ボウフラは家の周辺の溝など比較的汚れた水から発生しています。その他、水田地帯では体色が赤っぽく、アカイエカより小さいコガタアカイエカや翅にまだら模様のある体長10ミリほどのシナハマダラカなどが見られます。