★血を吸った蚊はどうするのか?

吸血した後、雌は卵を発育させるのに安全な場所で2〜3日間じっと休止しています。休止の場所は蚊によって好みがあり、家の中、茂み、一日だけ家の中でその後茂みで休止するといったように様々です。吸血後の雌蚊の行動は媒介蚊対策で重要視されています。吸血後の休止行動を利用し、家の壁にDDTなどの殺虫剤を散布しておくことで、吸血後、壁に休止する蚊を殺すことによりマラリアやフィラリアの伝搬を阻止する事がかつての日本でも行われていました。休止中、雌は、卵巣内において濾胞を一斉に発育させますが、このうち25%は途中で退化濾胞になってしまうといわれています。したがって、300個の濾胞を持っている場合、実際は、一回に75%、約220個の卵を産卵するということになります。

 

 

 

ケージのネットを介して吸血 中の Anopheles balabacensis