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実施体制

実施体制図

←本事業による経費支給期間終了時までに構築する国際研究協力ネットワークの概念図(クリックで拡大)


マラリアステーション


顕微鏡検査室


蚊の検査


保健局の会議

日本国内における研究協力体制の将来構想

本事業の3年間の期間で、サルマラリアの流行を理解しコントロールに向けた基盤情報を整えることを目的として事業を行う。そのため、環境、感染症、森林、野生生物、生物の多様性、行動、文化というきわめて古典的でありながら今日的なキーワードを持つ多分野に亘る研究者が糾合し、学際的なチーム編成で研究に取り組む予定である。各研究者は、本事業以外にも個々の研究テーマを持っており、また海外で研究を行う志向も共有する。ゆえに、本事業による経費支給期間が終了しても、研究拠点および研究ネットワークが消失することはない。また、経費支給期間終了後には、本事業で明らかにする基盤情報を基に、具体的に森林発生のサルマラリアの流行をコントロールするという次のステップが待っている。このステップにも同じチーム編成であたってゆく必要があり、必要とされる経費を積極的に申請・獲得してゆく努力をし、それに向けた定期的な集会を行う予定である。すでに、サルマラリアに関するシンポジウムを平成21 年度と平成22 年度に地球研において開催しており、将来の開催についても全く問題はない。

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