熱帯医学研究コース(JICA集団研修コース)

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開発途上国に対する日本政府の技術協力の一環として,熱帯性疾患に関する研究,医療水準の向上および当該諸国と日本との友好,親善の促進に貢献するため,昭和58年度に開設された。本コースは,国際協力事業団(JICA)が関係機関の協力を得て実施している。

本コースの目的は,熱帯地域にはびこる熱帯病や,各種感染症の撲滅に資する最新の医学知識や医療技術を習得し,各研修員が帰国後自国における当該分野の進歩に指導的立場で貢献できることをめざしている。

毎年10名前後が受け入れられて,個々の研修員は所内の各分野に原則として1名ずつ配属され,1年間,その領域での研究に従事し,知識・技術の習得を行っている。研修終了時に熱帯医学に関し,当研究所の定める規準に照らして一定の水準に到達したとみなされた者にはDiplomaが授与される。

平成12年度(13年1月入所)で18回目となり,これまでにアジア,アフリカ中南米地域から35か国,131名の研修生を迎い入れた。

12年度 入所式